-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
- 2006年
-
-
極悪同盟。
2008.05.08
中1の頃、所属していた某運動部は有名な強豪チームで、夏の全国大会を目前に控えていた。ボクといえばやる気のない幽霊部員で、相変わらず部活をサボってゲームセンターに入り浸っていた。それを見かけた2年の先輩から3年の先輩へチクリが入り、ボクは近所の空き地へと呼び出された。始めから多勢に無勢という格好は覚悟していたが、さすがに11人からの袋叩きはキツかった。
次の日、どうやら早くも昨夜の件が学校に知れ騒ぎになっていた。顔中傷だらけのボクは職員室に呼び出されると、部活の顧問にこう言われた。
「大事なレギュラーになにさすんじゃ、このどチンピラが」
そしてまた張り手と蹴りを4、5発、、、カオスな時代である。
さらに顧問は言う。
「明日までに鬼刈りね」
部員は普段から坊主であるため、この場合バリカンのアタッチメントなし、つまりスーパー坊主のことを言う。
そして次の日、ボクは言われたとおりアタッチメントなしで頭を剃り上げた。真ん中の髪を幅1センチだけ残して。
これがボクの長い長いモヒカン人生の始まりである。色気づいてモテようとした時期(アシスタント時代含め)を除けば、かれこれ15年。スタイリストを始めた直後からもずっとモヒカンだ。金髪だったり、リーゼントだったり、エクステンションだったり、ドレッドだったり、、、髪の毛の部分のアレンジこそあれ、基本サイドは刈り上げ続けている。
最近は伸ばしっぱなし。このまま腰下あたりまで伸ばしてみようかと。ただ、最近息子を抱いて歩くとすれ違う人は完全に誘拐犯を見る目だ。
ちなみにブル中野は地元の先輩(キューティ鈴木はオナチュー(同じ中学)の先輩)だが、言われてみればブル中野スタイル。the極悪同盟。
※コメントは承認されるまで公開されません。