休暇。 - シックスセンス（シガ アキオ）

　どーも。すっかり夏休み気分でなんだかんだと過ごしておりました。まあ、なんだかんだとオリンピックも夢中で見たり。当初はいまいち盛り上がらん、とか言いつつ日を追うごとに、、、当然か。

先日はいつもの連中で葉山の海でバーベキューなど。都合で参加できなかった友人がわざわざ差し入れてくれたイベリコ豚をソテーして、それをまた別の友人が前の晩から仕込んできたサルサソースで食したり。

美味しゅうございました。

あとは実家に戻って家族でゆっくりオリンピック観戦など。つか、結局それっきゃないし。でも実家だと、何はともあれ真っ先にする楽しみもある。それは自分の部屋（現倉庫）に置かれたギターコレクションを愛でること。独身時代は自宅にあったギター達（それでも全て置ききれなかった）。現在の家に引っ越す際にほとんどを実家に送った。
以前は部屋の壁にずらりと吊るしディスプレイしておいた（諸説あるが経験上それが最良の保存方法だと思う）のだが、子供もでき、それらが地震などで落下した時の危険性や、あとは単純にイジられて壊されたくないとか、イジる暇もないとかで。
なので、現在は実家に中学時代からのギターが全てが置いてある。それらをまじまじと見渡してみると走馬灯のように経てきた音楽のルーツとか、そーゆーものが浮かんできて面白い。パンクス時代のファイヤーバードとか、サイケなペイントしたSGとか、もっとぐちゃぐちゃにカスタムしたエレキから安物のアコギまで、どれひとつ取ってもそれぞれ思い出があるものばかりだ。

そんなわけで所持品の一部を紹介（自慢できるレベルのもの）。

１０年くらい前、当時グッドイナフから特別仕様のグレッチが出た（確か限定３０本位？）。シルバージェット風“6120”は当然グレッチオフィシャルではなく某ギターショップのオリジナル仕様だった。某編集部より噂を聞き早速見に行ったのだが期待したモデルじゃなかった。形は“6120”でも、そいつは廉価版ちゅーか椎名林檎氏が愛用してたデューセンベルグみたいな小ぶりなセミアコで。残り最後一本でもやっぱいらなくて、だったらその仕様のまま6120で作ってくれないかって我がまま言って特別に一本作ってもらった。6120を持ち込みで作ってもらった為、グッドイナフ製より遥かに高いウン十万もかかった恐らく持ってるギターの中で一番高価なもの。まあ世界で一本てことで良し。

グレッチ・テネシアン（1968）、状態はそこそこ。

グレッチ・ラリー（たしか1967）、稀少？かな。

ギブソン・L-50（1948)、一番のオールド。

ギブソン・レスポールデラックス（199?）、ゴールドトップのデラックスってとこがミソ。

ゴールドトップ・レスポールが一番エロく見えるのってこれかしら。

ロンドン・コーリングな息子の遊び道具、70s林楽器のハミングバード。
しかし、コレクションの中にフェンダー製のギターは一本も無い。若い頃毛嫌いしてたのもあるが、さすがに今はそーゆうのでなく、USA製ヴィンテージのストラトとか高くてなかなか手が出せないだけ。

で、そんな実家からの帰り道。偶然、実家にバイクを置きっぱなしでいたので、奥さん息子は電車、ボクはバイクで帰ることにした。ちょうどテレビのニュースで、その日の夕方がＵターンラッシュのピークと聞いて都内を車で抜けるのは危険と予測したからだ。
自宅までは環七を真っ直ぐ一本だが、案の定、すぐに渋滞が始まった。しかしそれがUターンの渋滞などで無いことに気づく。ちょうど環七と方南通りの交差点手前でパトカー軍団が道を塞ぎ、全ての車が迂回させられている。上りも下りも環七が全面通行止めなんて只事ではない。

数十台のパトカー、消防車、救急車にクレーン車。それが重大な事故であるのはわかるが、詳しくは帰ってからニュースで知った。
にしても、事故は恐ろしい。幾ら気をつけても、こちらが悪くなくても向こうから襲ってくる。遺族の方には大変申し訳ないが、本当にそこに居合わせたことが運が悪かったと言う他ない。
じゃあ、ボクらはどうだ？やっぱバイクでなく家族で車で帰ろうと言ったら？あと１５分前に出発したら？そう考えると、、やはりね。

そんなわけで、お盆休みも最後の今日。気をつけてお過ごし下さい。

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出てきても世界中に居るファンの誰かにソッコーで殺されそうだから、でしょ。