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あ、よけた。
2008.12.16
パパ、ママ、マンマ、チャチャ、チュチュ、ネンネ、ワンワン。1歳5ヶ月の息子がこの頃おしゃべりを始め、よく耳にするのはそんな言葉だ。
一般的に女子より発育が遅いといわれる男子。にしては早くも喋る方なのかもしれないが、そのわずかな単語と、アー、ウー、といった接続語(?)を駆使して彼はボクらとコミュニケーションを図る。まるで異なる言語の異国の人同士みたいだ。
しかしそんなカタコトと、表情やジェスチャーだけでも一生懸命何かを伝えようとする、その「何か」は不思議と伝わるもんで、それは大人が見知らぬ国でも何とかなるのと似ているのではないか。つまり、赤ちゃんと対峙するような気持ちでいれば何とか相手の気持ちを理解する事ができるってもんだ。ところが言葉というのは覚えれば覚えるほど、使えば使うほど、逆にそういう簡単な事を難しくさせてしまう。男と女の関係にも似てますな。
んで、その言葉の意味とは。パパとママはそのまま、マンマはごはん、チャチャは飲み物、チュチュはおしゃぶり、ネンネは寝る、ワンワンは犬(だけど4つ足の動物は全てそう呼んでしまう)。中でも頻繁に口にするのは、上位がダントツでママとマンマ。逆に下位はパパとワンワン。お腹が空いたり機嫌が悪ければ、上位から順に連呼し下位が呼ばれることは無い。ほとんど欲望のまま生きててわかりやすい。
さらに、純真無垢に見える赤ちゃんだが、生まれて間もなく愛想笑いを覚えるなんて話も読んだことがある。父親であるボクに向けてくる、あのクソかわいらしい笑顔が実は計算だったりしたら恐ろしい。
先日、息子は風邪をひいた。インフルエンザの予防接種に行ったその晩からだ。恐らく人が大勢いる病院で貰ってきたのだろう。ミイラ取りがミイラになる、とはちと違うが、とにかく約一週間もの長い病になってしまった。目やに鼻水、咳、発熱、下痢、嘔吐。薬の箱に書いてあるような風邪の諸症状をバッチリのクリアして見たこと無いくらい酷い顔、足はフラフラ、意識朦朧といった感じだった。
そこで奥さんもボクも必死の看病をするのだが、そんな極限の状態でやはり彼が一番必要としたのは母親だったのである。食欲も無いから「マンマ」は無い。ずっと「ママ、ママ」。ボクが抱いてあげても何をしてもダメ。ついに病気の間「パパ」という言葉は一言もなかった。改めて父親の無力さを知る。
今週になり息子は元気になった。食欲モリモリでいつもの怪獣オウタだ。朝7時に目を覚まし、枕元にやって来て「パパ、パパ」と言いながらボクの顔面を笑顔でビシビシぶっ叩く。うるせえ、もう騙されねえよ、と思いながら、やっぱり抱きしめちゃうんだな。嗚呼、次は女の子がいい。
「29年前に描いた東京スカイツリー」
まるでタイタニック号とタイタン号の話みたいだ。とはいえそんな不吉な物語りでない、ことを祈ろう。墨田タワーってネーミングが泣かせる。
今年一番の爆笑スクープ映像賞間違いないでしょう。最後にやってくれた感じ。にしてもスウェーが意外と俊敏で驚く(一つくらい当てろよ)。まだまだやれんじゃん、やられても困るか、あーウケた。
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