モブログくん。 - シックスセンス（シガ アキオ）

　先日、とある資格試験を受けた。とーぜん、ボクらの仕事に資格も免許も必要ないのだが、以前、とある施設を訪れた際、何気なく応募用紙が目に止まり、何気なく必要事項を記入し、そのまま何気なく書類を提出した。いくらか手数料を払って。

なんだかそーゆーの記入するのが好きみたいだ。例えば、デパートやガソリンスタンドのメンバーの入会用紙、レストランのアンケートなど１００％記入する。もう、ボクの個人情報なんて、そこらじゅう垂れ流しまくりの大安売りだ。

で、しばらくして忘れた頃、家に受験票が届いた。つってもノリで書いただけだし、そんなもんに気持ちも萎えたが、迷ったすえ、行ってみることにした。

それが一昨日の話。もちろん仕事だったがアシスタントには用事だと言った。どんなヨージかツッコまれそうだが、とにかくポケットにシャーペンと消しゴムだけツッコんで、受験会場のあるビルへ向かった。眠い目こすって朝９時に。

会場はすでに大勢の人がいて、参考書を開き予習に励んでいた。試験の分野はかなり専門的なもので、午前中は筆記試験、それに合格すると午後は技能試験らしい。そーいえば、しっかり勉強しておいて下さいね、と書類を出すとき係りの人に言われたっけ。

もちろん１ミリも勉強などしていない。参考書も知らなかった。辺りをキョロキョロすると、受験番号１４４番のボクの席はちょうど会場のド真ん中にあって、てことは約３００人くらいの受験者が居るはず。そんな真面目に受験に来た人たちに大変申し訳ない気持ちで席に着いた。

席には一つ一つモニターが備えてあり近頃ハイテクだなぁ、なんて思ってるうちにテストが始まった。４択のマークシート式。入試を思い出す。これなら最悪「えんぴつコロコロ作戦」で答えは出る。つーかほとんどだが。試験の時間は８０分。でも３０分経つと終わった人から退室できる。

とーぜんボクはキッチリ３０分で退室し、メシを食いに外に出た。見込みはないが、どーせならと一応、正午に張り出される合格発表を待つことにした。

まぁ、ここまで書くくらいだからもはやご想像の通り、合格していた。１４４番を確認して驚愕。いや、オレやっぱ天才かも。いやいや、受験もなんもかんも努力せず、のらりくらりしてきた人生が、ボクをこんなダメ人間にしてる。そんなことを改めて感じた。

で、辺りで喜んでる人や落ち込んでる人を横目に、午後の技能試験はまた今度にしますと伝えて帰ってきた。筆記でほぼ決まると言われる試験、ボクの中ではすでにコンプリート。なにも始めから資格欲しいわけじゃないし。


さて、昨日はあまりに暑い１日だった。さっそく屋上にプールでも出そうと思ったが、さすがに止めておいた。でもデッキの上で仲間らとワイン飲みながら過ごして気持ちよかった。今日も同じくらい暑くなりそう。

ところで、先日のブログで携帯から書いてると言って、それは可能なのかと聞かれた。

このブログはMovableType(以下、MT)というフリーソフトが使われている。これはタレントさん達が１日何十件も更新する某ブログサイトのようなモバイルブログ(以下、モブログ)には対応していない。つまり、基本PCからでないと投稿できない。それはケータイでフルブラウザを使おうが同じことだ。

言葉が足りなかったが、このMTにケータイからブログを投稿するにはある方法を使う。方法はいくつかあるが、一番簡単なのが「モブログくん」というサイトに自分のMTを登録する。

ここに登録すると自動で作成された専用アドレスが届き、あとはそのアドレス宛てにケータイメールを送るだけで面倒な作業なしでブログがアップされる。メールの件名がタイトルで、本文や添付写真がそのまま記事として反映される。

この方法はPCで書くよりむしろ簡単だ。例えば写メった画像をそのままメールに添付するだけでアップされるから、やろうと思えば１日何十件だって更新可能。最近のチェルマグブログなんてずっとそれでやってる。

ただフイナムのMTはバージョンが違うのか写メが反映されない。まあこっちはいつも文章メインだから問題ないが、もうちょっと調べて解決したら報告します。

そんなわけで、「モブログくん」ググってみて下さい。試しにこの記事何処で書いてるのか、チェルマグに写メってみようかな。それでは。