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シガアキオスタイリスト97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

シックスセンス

シガアキオ
スタイリスト

97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

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キホンのキ。

2009.05.28

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 本日二度目の更新。てゆーか昨日書いたのがアップされてなかっただけ。

 むかしよくお世話になっていたM社のP誌にはA氏という名物編集者がいて、その人がもうデタラメな人だった。締め切りを守らないとか、すぐ行方をくらますとか、そーゆー担当編集者泣かせの作家さんってのはよく聞くのだけど、その人はまったく逆で、すぐに行方不明になっちゃう作家やスタイリスト泣かせのダメ社員だった。駅の階段から転げ落ちて気を失ってたとか、公園で寝てたら原稿無くしたとか、つくならもっとマシな嘘つけよってみんなが思ってた。あまりにも酷いからシャブ喰ってんじゃないかって噂したほどだ。ところが深く付き合ってみると、完全なノン気だしすごく生真面目なひとだった。だからこそ、そのボケっぷりと深刻な睡眠障害が恐ろしくもあったのだが。

 今朝のニュースを見て何故だかその人のことを思い出した。でもこれは編集者のせいじゃないと思いますが。

ユニ隠し」なるものが流行してるらしい。ホントはどーか知らないが、まあ良いことだと思う。

 お金をかけずにおしゃれする方法は幾つかある。例えば誰も持ってない古着を探すとか、何処でも手に入る既製品をカスタムするとか。どちらかといえばボクも後の方だ。以前はミシン踏んで作ったアイテムをスタイリングにミックスしたし、今でも着る服は何処かしら手を加えるクセがある。学生時代は学ランにスタッズ(というか尖った鋲)を革ジャンみたく打ちまくって、ズボンはピタピタに改造して七部丈切っぱで履いてた。もち足元はマーチン。あとモヒカンにスケボーで登校。

 パンクファッションなんてイギリスの大不況でこそ生まれたんだし、いま日本も同なじ状況なのだから、DIY精神、大いに結構。むしろそれが基本だと思う。着こなし上手な人の勝ち。事務所のアシスタントもそう。金などないから切ったり貼ったり工夫して楽しんでる。むしろ彼らが全身ブランド着てたってそれがおしゃれなどと誰も認めない。「基本、金ない」が最大のイニシアチブじゃなかろーか。

 『13年か17年で大発生するセミ:謎を日本の研究者らが分析
すごく興味深い記事です。

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