HOME  >  BLOG

Creator Blog

シガアキオスタイリスト97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

シックスセンス

シガアキオ
スタイリスト

97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

Blog Menu

カラメル。

2009.10.07

このエントリーをはてなブックマークに追加

 子供のころからのがやっと解けた。ありがとう。
くだらなくってすみません。台風すごそうすね。 

 リンク切れするのでコピペしときます↓ あープリン食いて。

 『プリンのカラメルはなぜ下にあるのか』

子どもの頃、プリンをぐちゃぐちゃに混ぜて食べたことのある人は多いだろう。

「何でもぐちゃぐちゃに混ぜたがる」という子どもの習性に加え、原点には「大好きなカラメルをプリン全体に混ぜて存分に味わいたい」という、強く深いカラメル愛がある気がする。

思えば、カラメルは常に、プリン部分の「下」にある。ゆえに、自ら積極的にカラメル部分に分け入っていかないと、出合えない。カラメルを最初にとりすぎても、大事にとっておきすぎても、バランスは崩れてしまう。

家で手作りする場合、カラメルを先に作っておいて、プリンの上からかける、あるいは先にカラメルを敷いておいてそっとプリン液を流しいれるレシピなどが多いようだが、市販のプリンはどうだ?
お皿に移して食べれば、カラメルが上からとろーりと流れてくれるが、「お皿にうつすのはめんどうくさい」と容器のまま食べる人も多いだろう。
今はカラメルだけ別添えになった商品もあるくらい、カラメルファンは多いはず。
ではなぜ、もともとカラメルを下にしているのか。重さの違いだったりする? 森永乳業に聞いた。

「プリンの製法を人に話すとき、少しびっくりされるのが、充填順序が『プリン→カラメル』だということです」(広報IR部・越さん)

なんと容器に入れる際、プリンを先に入れ、その後に上からカラメルを入れるのだという。なぜ?
「カラメルを先に充填すると、その後に充填するプリンによって、カラメルとプリン部分が混じってしまいます。カラメルが後であれば、カラメルとプリンは、比重に差があり、カラメルは沈みます」

つまり、プリンの大海の中を突き抜けて、カラメルがぐいぐい深みに向かって進んでいくということ? マーブルプリンみたいになっちゃいそうだけど......
「表面張力の差により、境界面も綺麗に分離するんですよ。当社の場合、液状のプリン液を充填した後、直後にカラメルを充填しています。カラメルの充填は細めのノズルからある程度の速度で充填される為、プリン部分を一気につきぬけ、底面で広がります。速度が早すぎたり、カラメルの粘度がなさすぎたりすると、底面で広がるだけでなく、プリン部分に巻き上がったり、プリン部分を巻き込んだりします。結構微妙なバランスで成立っているんですよ」

あのプリンとカラメルとの魅惑的な境界線は、「比重の差」と「表面張力」という理科的な計算によって作り上げられたものだったとは!
「さらに工業製品のことを言えば、カラメルが上にあると、そのカラメルを結構しっかり固めないと、製品のヘッドスペースのところで輸送中にびちゃびちゃになり、蓋を開けるときに飛び散る危険があります。下に敷いておいた方が輸送の都合からも安定するんです」

あのプルプルでやわらかなプリンと、とろとろのカラメルの二層が、二者の関係性を崩さず、美しさを損なわずに運ばれてくるというのは、考えてみればスゴイこと。
そこにはプリン・カラメルの二層の緻密に計算された上下関係が大きくかかわっていたようです。
(田幸和歌子)

※コメントは承認されるまで公開されません。