見るひとが見たら、「あれ?」ってなるはず。
ーシャツの話にまた戻りますが、アメリカ製のものは枯渇しているけど、そうじゃないアイテムはまだ結構出てくるんですか?
Upstream: 出てくると思います。ユニフォームとしてまだつくられているから。だけど、やっぱりアメリカ製がいいですよね。


ー数量はどれくらいあるんですか?
Upstream: たぶん100着くらいかな。もともとは古着だから、サイズ感とか色柄はバラバラです。細かな話をすると、今回のコラボレーションでは、〈ツータックス〉が初期の頃、マップジャケットを切ってネームタグとして使用していたアイディアを再現しています。
Honma: 贅沢だよね。
Upstream: すごくうれしいですね。わかってもらえたらいいな。見るひとが見たら、「あれ?」ってなるはずなんですよ。
Honma: アラフォー、アラフィフのひとは反応するかもね。
Upstream: 30代後半までいけると思います。女性用のサイズもあるし、可愛く着られると思います。あと、ぼくは本間さんのスタイリングがすごく好きなんですよ。だからこれを使って組んでもらうっていうところまでやりたくて。それがいちばんの旨味になると思うんです。
ーすごく豪華な企画ですね。
Honma: 最初はモデルに出てもらおうと思ったんだけど、もう自分が出ようかなって思って。トータル6ポーズ、全部私服でスタイリングしてます。

ー久しぶりに今回やりとりをされて、振り返ってみていかがでしたか?
Upstream: 楽しかったですね。自分なりに緊張感を感じつつ、昔を思い出しながらやりました。いまだからこそできることだし、良さもちゃんと理解できるなって思うんです。お客さんにも楽しんでもらいたいです。
Honma: 自分の中では消化されたものだったんですけど、淳也がこうやってフックアップしてくれて、形にできたのがよかったですね。実際にものを見てみると、いいなって思うし。当時よりクオリティもすごく上がったと思うので(笑)。
Upstream: 刺繍はチェーンステッチだから、洗ったら縮んで風合いが変わってくるのも楽しそうですよね。それによって雰囲気が出てくると思います。タフに着られるのもいいですよね。いろんなひとに手に取ってもらいたいです。