機能価値、情緒価値、未来価値、3つの価値を軸にしたコンテンツ。
―今回の世界陸上に関連して最も注力している取り組みを教えてください。
Fukuda: 昨今〈アシックス〉はブランド体験価値の向上を目指しています。製品の機能性、快適性を示す機能価値、体験を通して共感したり感じたりする情緒価値、社会貢献的な未来価値といった3つの価値を軸にコンテンツを設計することが多いです。
今回の世界陸上では国立競技場の外周で「ASICS METASPEED EXPERIENCE」というコンテンツを提供しております。こちらでは、METASPEEDシリーズの歴史や進化の過程を紹介するとともに、最新モデルの「METASPEED RAY」の軽さを実際に体感できるコンテンツをご用意しました。〈アシックス〉が誇る「アシックススポーツ工学研究所」のテクノロジーを搭載したシューズを通じて、機能価値を体験していただける内容となっています。
また国立競技場内では「OneASICS」のメンバーの方を対象に、マラソンランナーの川内優輝選手、卓球元日本代表の石川佳純さん、フェンシング日本代表の江村美咲選手、車いすバスケットボールの鳥海連志選手といった方々をお呼びして、一般の皆さんと言葉や経験、文化、障がいの有無を違いを超えて、ひとつのバトンをつなぐ「Move with athletes」を開催しました。
こちらは先々の自分のカラダを動かす環境など未来価値を考えていただける設計のコンテンツとなっています。



「ASICS METASPEED EXPERIENCE」ではMETASPEED シリーズの歴史や進化過程を確認できることに加えて最新モデルのMETASPEED RAYの軽さを体感できました。