Shot01_「NEW CLASSIC」No.1
時代を超えた洗練と上質を宿して。
ーみなみかわさんと言えばメガネの印象が強いですが、実際は視力はよくて伊達メガネとのこと。かけ始めたきっかけはあったんですか?
South Kaw: これはもう明確で、芸人になったときですね。漫才を始めるときに、相方もメガネをかけていてヒゲを生やしていたんです。じゃあぼくもヒゲを生やしてメガネをかけて、ダブルメガネでキャラ付けをして、顔を覚えてもらうために始めたのが最初だったと思います。あと、舞台だとすごく緊張するんですけど、先輩から「メガネをかけると緊張が和らぐよ」とアドバイスをもらったのも大きいですね。客前に立つハードルが高かった当時の自分にとって、目の前に一枚レンズがあるだけでだいぶ気持ちが和らぎました。
ー駆け出しの頃から現在に至るまで、メガネの選び方にも変遷はありましたか?
South Kaw: めちゃくちゃありましたね。昔は1,000円くらいの黒縁ばかりかけていたんです。でも、段々とみんなと同じになるなと。最初はファッションとしてかっこいいメガネをつけていたんですが、途中から怪しさを出すためにダブルブリッジを選び出したあたりから、ありがたいことに仕事が増え始めたんですよね。そこで「(芸人は)変にカッコつけるのって良くないな」と気づかされました。その後、「ここで勝負するためにめっちゃいいものを買おう」と妻と一緒に渋谷のショップへ行って、ハイブランドのメガネを買ったのも覚えています。
ーここぞという勝負どころで、メガネを使い分けることも?
South Kaw: そうですね。『ゴッドタン』や『明石家さんまの向上委員会』のような、“お笑い濃度”の高い現場では、少し大きめなゴールドのダブルブリッジを選びます。ここぞっていう、頑張らなあかんなというときは、チャラつかずにそれでいくっていうのはありますね。YouTubeやラジオだとブロウタイプをかけることもありますが、勝負の場ではデカい金のダブルブリッジと決めてます。駆け出しの頃、業者さんが「メガネ30個で3,000円」みたいに出しているのをネットで買って、使い捨て感覚で体を張るロケに持っていっていました(笑)。「トークでは高いメガネ、ロケではレンズも入れてない安いメガネ」と使い分けていたら、バレて「高価なメガネを壊すからオモロいんやろ!」と怒られたりしてね(笑)。
ー本日着用いただいた〈ジンズ(JINS)〉の「NEW CLASSIC」コレクションは、「上質で普遍的な定番とは何か」という問いを着想源に、クラシカルなフレームシェイプの良さを残しつつ、いまの空気感を纏っているのが特徴的なコレクションなんです。
South Kaw: このメタルフレームの「No.1」は、とにかく軽くてかけやすくて……、これはどんな服にも合うなあって。いまっぽい洗練された雰囲気もあるし、古き良きクラシックな味わいも残っていて、このくすんだ金属パーツの質感がすごく高級感があっていいなと思います。
ーみなみかわさんは服もお好きですよね。眼鏡を含めたファッション全般で、「NEW CLASSIC」のような世界観のアイテムはお好きですか?
South Kaw: そうですね。古着も好きなんですけど、年齢もあって、汚く見えちゃうこともあって。でも、クラシックなスタイルやシルエットはやっぱりかっこよくて好きなので、そんな古き良きデザインをベースにしつつ、この10年くらいでつくられた服は、そんなにダサくはならへんやろうという感じで、買っちゃいますね。これだけ長く愛されてる形ってことは、自分の年齢でもしっくりくるものがあるだろうと。