食事は毎日するからこそ、器やカトラリーにもこだわりたい。

撮影を終えて勝さんがやってきたのは中目黒にある「SML」というお店。食器やカトラリーが充実していて、近くで撮影があったときは仕事のあとにフラッと立ち寄るのだとか。

「ここにはいろんな作家さんの作品を置いていて、その中にはぼくの好きなひとも何名かいるんです。それで気になって足を運ぶようになりました。ぼくは気に入った場所ができると、そこにとことん通うタイプで、買い物をするお店もあまり多くないんです。そうすることで、お店との関係がより密になると思うんですよ」


「SML」では国内で活躍する作家のお皿を中心に、一部では海外の古い焼き物も展開。お店には常時20名近い作家の作品を販売しているのだとか。商品の入れ替わりも早く、足繁く通いたいお店なのです。


「これは石黒雄大さんっていう方のお皿なんですが、木を彫って、そこに鉄媒染と拭き漆を施しているんです。前にも展示会を見に行ったことがあって、ぼくの好きな作家さんのひとりですね」

お皿にこだわりを持つ勝さんは料理にもこだわりがあり、お気に入りの食器で自分でつくった料理を食べるのが幸せだと話します。
「やっぱりいいお皿に料理を盛り付けると、美味しそうに見えるんですよ。だからお皿もそうだし、キッチン雑貨もいいものがあると手が伸びちゃいますね。食事は毎日するものだからこそ、美味しく調理するのはもちろん、器やカトラリーにもこだわりたい。そうすることで、毎日の満足度が変わってくると思うんです」
