運転もコミュニケーションのひとつ。

「SML」での買い物を終えた勝さん。自宅へと帰路につく道すがら、「もうひとつおすすめのお店がある」とのこと。それは気になるということで再び「カングー」に乗り込み、次の目的地を目指します。

「ぼくは運転するのが好きなんです」と話す勝さん。撮影の仕事をしていると、ロケバスに乗る機会も多いはず。だけど、「余程遠くへ行かない限りは、大体『カングー』に乗って移動する」といいます。
「運転していると無心になれるんですよ。音楽やラジオを聴きながら、なにか考え事をするわけでもなく、ただひたすら運転に集中しています。そうすることで頭が空っぽになって、いいリフレッシュになるんです」

運転は心を整える効果があるのかもしれない。勝さんの話を聞いていると、そんなことを思わされます。続けてこんなことを話していたのも印象的でした。
「運転もコミュニケーションのひとつだと思うんです。たとえば高速道路で渋滞になるときに、ハザードを点けて後続車に知らせるのもそうじゃないですか。そうやって周りのクルマを見ながらスムーズな運転できると、なんだかうれしくなるんです。ちょっとした肯定感が生まれているのかもしれないですね(笑)」

そんな話をしながら着々と目的地に近づく「カングー」。勝さん曰く「クルマは移動型の部屋」だといいます。その心は?
「自分だけのパーソナルスペースだと思うんですよ、クルマって。コーヒーを飲みながら、誰にも邪魔されることなく好きな音楽、好きなラジオ番組を聴いて、心を落ち着かせることができる。そういう空間って自分の部屋かクルマしかないですよね。だから運転するのが好きなのかもしれないですね」
