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和歌山で狙う、マグロとカツオとブラックバス。フイナム フィッシング クラブの夏合宿 2025。
Offshore to deep mountains in WAKAYAMA

和歌山で狙う、マグロとカツオとブラックバス。フイナム フィッシング クラブの夏合宿 2025。

今年の夏も暑すぎる。だからと言って、夏を無駄にしたくない。そんなフイナム フィッシング クラブは、2泊3日の旅を企てました。行き先は、本州最南端に位置する和歌山。ターゲットは、なんとマグロとカツオ! そして、せっかく行くなら雄大な自然をまるごと満喫しちゃおうと、山奥まで足を伸ばしブラックバスも釣ることに。気まぐれな天気に振り回されながら、どデカい魚を夢見て試行錯誤したロマンたっぷりの旅でした。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Yosuke Ishii

心地いい風景のなかで。

次のポイントを探していると、流れが穏やかな場所を見つけたので、気を取り直して再スタート。

石井と村田さんと小松は、ストレートワームをチョイス。サイズを問わず、とにかく一匹を釣ろうという算段です。池本はこの日も高比重ワームやクランクを使い、手に入れたばかりのロッドに理想的な入魂をしようと試みます。

石井: ここも景色が気持ちいいですね。こんな場所なら、あくせく竿を振るのも嫌だから、マイペースにやってみようと思います。イスに座ってコーヒーでも飲みながら、ゆったりしたいくらいです。

すっかり雨は止み、暑すぎない気温とセミの鳴き声に心地よさを覚えますが、肝心のバスの反応はありません。

村山: バスが小魚を食おうと跳ねているけど、なかなか口を使ってくれないですね。釣れそうな雰囲気はあるのに、タイミングが合わない。

小松: 岸際に30cmオーバーのバスが2匹泳いでいたけど、ルアーを追いかける仕草はありません。厳しい時間帯かもしれないです。

村田さんと石井は、あまりにも反応がないので、ストレートワームからバイブレーションにチェンジしていました。

石井: ストレートワームで反応がないから、アピール力の強いルアーで。アタリがあったわけじゃないけど、なんとなくいい感じ。久しぶりにバイブレーションを投げているので、巻いているだけで楽しいです。

村田: バイブレーションにアタリがあった気がするけど、気のせいかも。小魚が多いから、可能性はあると思うんですけどね。

ルアーを変えてバスのご機嫌をうかがいますが、どうも取り合ってくれません。そして、あえなくタイムアップ。バス釣りは終了です。

村山: 初めての場所は、ポイントもルアーも情報がなさすぎて難しいですね。天候に恵まれず、もう1日やりたいくらい不完全燃焼です。

石井: 初めて来たわりに、いろんなポイントを巡れて楽しかったです。コンディションがよかったら、もっと釣れたんじゃないかな。七川ダムのポテンシャルは高そうです。もっといろいろ回ってみたいですね。

村田: みんな泥だらけになりながら釣りをしたけど、大自然のなかだと汚れに感じないですね。ポイントまでのアプローチが過酷でしたけど、気持ちよく釣りができました。釣果がよかったら、もっとよかったけど。

池本: ひとが少ないなか、大自然のなかで釣りができただけで気持ちよかったです。でも、その大自然に応えられなかった自分がちっぽけでしたね。

小松: 初めてバックウォーターで釣りをした2日間で、あれこれ考えるのは楽しかった。でも、釣果に繋がらない知識と技術で惨敗です。また来たいですね。

最終日は待ちに待った海。天気は回復し晴れの予報です。2日間で疲れた体を労い、万全の状態で挑みます。

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