心地いい風景のなかで。

次のポイントを探していると、流れが穏やかな場所を見つけたので、気を取り直して再スタート。
石井と村田さんと小松は、ストレートワームをチョイス。サイズを問わず、とにかく一匹を釣ろうという算段です。池本はこの日も高比重ワームやクランクを使い、手に入れたばかりのロッドに理想的な入魂をしようと試みます。

Ishii: ここも景色が気持ちいいですね。こんな場所なら、あくせく竿を振るのも嫌だから、マイペースにやってみようと思います。イスに座ってコーヒーでも飲みながら、ゆったりしたいくらいです。
すっかり雨は止み、暑すぎない気温とセミの鳴き声に心地よさを覚えますが、肝心のバスの反応はありません。

Murayama: バスが小魚を食おうと跳ねているけど、なかなか口を使ってくれないですね。釣れそうな雰囲気はあるのに、タイミングが合わない。
Komatsu: 岸際に30cmオーバーのバスが2匹泳いでいたけど、ルアーを追いかける仕草はありません。厳しい時間帯かもしれないです。


村田さんと石井は、あまりにも反応がないので、ストレートワームからバイブレーションにチェンジしていました。
Ishii: ストレートワームで反応がないから、アピール力の強いルアーで。アタリがあったわけじゃないけど、なんとなくいい感じ。久しぶりにバイブレーションを投げているので、巻いているだけで楽しいです。
Murata: バイブレーションにアタリがあった気がするけど、気のせいかも。小魚が多いから、可能性はあると思うんですけどね。
ルアーを変えてバスのご機嫌をうかがいますが、どうも取り合ってくれません。そして、あえなくタイムアップ。バス釣りは終了です。

Murayama: 初めての場所は、ポイントもルアーも情報がなさすぎて難しいですね。天候に恵まれず、もう1日やりたいくらい不完全燃焼です。
Ishii: 初めて来たわりに、いろんなポイントを巡れて楽しかったです。コンディションがよかったら、もっと釣れたんじゃないかな。七川ダムのポテンシャルは高そうです。もっといろいろ回ってみたいですね。

Murata: みんな泥だらけになりながら釣りをしたけど、大自然のなかだと汚れに感じないですね。ポイントまでのアプローチが過酷でしたけど、気持ちよく釣りができました。釣果がよかったら、もっとよかったけど。
Ikemoto: ひとが少ないなか、大自然のなかで釣りができただけで気持ちよかったです。でも、その大自然に応えられなかった自分がちっぽけでしたね。
Komatsu: 初めてバックウォーターで釣りをした2日間で、あれこれ考えるのは楽しかった。でも、釣果に繋がらない知識と技術で惨敗です。また来たいですね。
最終日は待ちに待った海。天気は回復し晴れの予報です。2日間で疲れた体を労い、万全の状態で挑みます。