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パタゴニアのレトロXがリニューアル。過去と未来をつなぐ、新たな魅力。Vol.01 甲斐一彦(BAMBOO SHOOTS ディレクター)
Reborn Patagonia Retro-X

パタゴニアのレトロXがリニューアル。過去と未来をつなぐ、新たな魅力。
Vol.01 甲斐一彦(BAMBOO SHOOTS ディレクター)

アウトドアシーンのみならず普段着としても浸透しているフリースを生み出した〈パタゴニア(Patagonia)〉。原型を含めると30年以上の歴史を持つフリース「レトロX」が今季リニューアルを果たしましたが、それは〈パタゴニア〉にとって重大な意義があるんです。これまでも、これからも、ずっと愛され続ける「レトロX」の魅力を2人に紐解いてもらいます。ひとりめは、「BAMBOO SHOOTS」ディレクターの甲斐一彦さん。

山でも街でも着られる1着。

―コーディネートしたパンツは「BAMBOO SHOOTS」のオリジナルなんですね。

甲斐: 軍のチノパンとクライミングパンツを掛け合わせたデザインです。股のガゼットを付けずに、足を動きやすくしようと考えて、腰回りにゆとりを持たせてシルエットを大きくしました。

―「レトロX」のゆったりとしたシルエットと合っています。

甲斐: 〈パタゴニア〉を着てきたから、自然と〈パタゴニア〉に合うものを作っているのかも(笑)。

―「クラシック・レトロX・ベスト」はいかがですか?

甲斐: ベストも柔らかくなって、着やすくなりましたね。前までは肩が張っていて自分は似合わないと思っていたけど、これは肩にフィットして全然違和感なく着られます。

―〈パタゴニア〉にはさまざまなフリースがありますが、甲斐さんにとって「レトロX」はどんな存在ですか?

甲斐: 「レトロ・カーディガン」とか「グリセード」とか、この厚みのフリースが好きなんですよ。この「レトロX」は自分にとっても馴染みがあるから気に入っています。

―どんなシチュエーションで「レトロX」を着たいですか?

甲斐: 近年の東京の気候なら、「レトロX」で冬を過ごせそう。山だったら、レストしているときにぴったり。フリースだけどアウターとして、山でも街でも着たいです。

―いろんな場所で必ず活躍すると思います。

甲斐: 〈パタゴニア〉はアウトドアで信頼されているブランドとして街でも人気だけど、ファッションとは違う文脈にあると思います。山で着るものは、街でも快適に着られますからね。

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