パトリックが生み出したかった、コミュニティ。
今年オープンしたばかりの新施設「SHARE GREEN MINAMI AOYAMA」で開かれたアフターパーティ。主にファッションの世界で普段接している人たちが、スポーツという別のフィールドで言葉を交わす機会はとても貴重で、存分に楽しんだ本大会、フットボールのこと、近況報告などなど、思い思いの時間を過ごします。
会場には協賛として、そしてチーム参加もした〈ルノー・ジャポン〉の車種「メガーヌ」もドドンと登場。フランスというキーワードで繋がったエスプリを感じさせるメーカー同士のコネクションが、フットボールで繋がっているというのが気持ちいいところ。
スペシャルライブゲストとして登場したのは、東京を拠点に活動する4人組ヒップホップ・グループJABBA DA FOOTBALL CLUB!
〈パトリック〉が「PATRICK REBORN PROJECT」の一貫としてはじめた「Le Ballon PATRICK」。一連の催しはこうして幕を閉じました。正直、日本のフットボールシーンにおいて、現状先陣をきっているとは言えない〈パトリック〉がアイテムのセールスに直結しないこのようなイベントを開催する意図は、どこにあったのか。それは、「ル バロン」との協業の過程でも再確認したであろう “クリエイティビティの可能性” なのかもしれません。
純粋にフットボールを楽しんだ者同士に自然と繋がりが生まれ、これまでなかった新しい動きが生まれる “場” を提供すること。エスプリ薫るフランスメーカーらしいなんとも清々しくて、ある意味ニクい取り組みです。「PATRICK REBORN PROJECT」は、これからも周りを巻き込みながら歩みを続けることでしょう。