
15:12
懐かしさを讃えたジオラマラジオが会場をオレンジに
染める。


日が傾き始めた15時過ぎにスタートしたのは、len、さかきばらみなの2人によるデュオ・ジオラマラジオ。今回はドラムレスでアコースティック編成で臨みました。物憂げな表情で、日本語フォークやくるり、スーパーカーといったバンドに影響を受けたであろうどこか懐かさを讃えたフォーキーな楽曲を披露。「薄荷」という楽曲では、『ここにはなにもないな まだ残るキャンディーの匂い』という青さの残る印象的なサビで来場者をセンチメンタルな気持ちにさせました。
「仲間を呼びたいと思います」という言葉の後に紹介されたバンドメンバーを交えて演奏した『telephone card』では、バンドバージョンとは異なるアレンジに。一層2人のメロディセンスや気持ちよく交わるハーモニーが際立っていました。

息の合ったハーモニーで夕暮れ時の会場を
センチメンタルなムードに染めていった。
