藤井隆行の
最新シューズコレクション。
「ものづくりの思想は必ず買い物にも表れてくる」とは藤井さんの持論。それは普段愛用している靴が物語っています。自慢のベージュコレクションから、葉山に移住してから “歩く”という感覚を変えた最新モデルまで、今の藤井隆行がわかる愛用靴を紹介します。

「〈アーツ&サイエンス〉のサイドゴアブーツです。ベージュのサイドゴアって、なかなか見つからないんです。この木型の感じと履き口の細さはすごく好み。色もディテールも、さすがだなと。新しいベージュコレクションの一足です」

「〈クラークス〉はスポーティーなスタイリングに合わせます。僕にとって、短パンとスポーティーなパンツに合う靴は〈クラークス〉のデザートブーツなんですよね。しかもこの色だけ。スニーカー感覚で履けるし、パンツの太さに合わせて靴の高さを選んでいます」

「わりと上品目なシチュエーションに合わせつつ、コンバースっぽい感覚でカジュアルに履ける2足です。左の〈セリーヌ〉のハラコ素材のスリッポンは、鎌倉に行くときとかに履いていますね」

「この3足は散歩用ですね。特に(左の)〈ナイキ〉の『ズームフライ3』はNIKEiDで作りました。最近、トムという保護犬の里親になって、彼の散歩用の靴として名前と誕生日を刻印しました。色もトムに似せてつくりました(笑)」

「このトレランシューズは〈アシックス〉と、〈ノンネイティブ〉が〈イノベイト〉に別注を依頼したものです。色々履きましたが、この2足はグリップがとくにいい。裏山を歩くときに履いています」