キャラを決定づけるキャップという小物。


ー 今回の企画でも、キャップといえば西野さんの顔が真っ先に思い浮かびました。
西野:実際、西野くんといえばキャップだよねって言われますよ。〈ニューバランス〉やめがねのイメージと一緒。飲み屋とかでも目にいくのは、そういう小物だったりしますからね。そういう重要なアイテムです。だから、〈フォーティーセブン〉みたいにずっと変わらないモデルを作ってくれるのはいいですね。リモデルとかしてしまうケースもありますから。いちファンとしては、この「CLEAN UP」は、ずっと続けてほしい。この形は、〈ブルックス ブラザーズ〉のボタンダウンシャツのような、いわゆるザ・定番ものだと思うので。

CLEAN UP ¥3,850 in TAX
ー ロゴもいろいろとあります。
西野:〈ニート〉別注でも、刺繍糸の色を変えてやってもらいました。色だけでなくて、厚盛りとか、薄いののとか、なんでもできるんですよ。今度〈ドレス〉で、NYのプラザホテルのホテルマンの制服をテーマにしたコレクションをやるんですが、そのロゴの刺繍もやってくれました。


「キャップのこのてっぺんの色を変えられるってのは知らなかった。これはかわいいすね」
ー ファンとして〈フォーティーセブン〉への期待はどうですか?
西野:要望としては、もうすこし日本で知名度があがってもいいと思うんですけどね。そうなれば、なぜぼくが〈フォーティーセブン〉とコラボしたかが、お客さんにも伝わりやすいと思います。さっきもいった“アメリカのおじさん”じゃないけど、もともとファッション文脈じゃないっていうが、逆にいいなとは思うんですが、今より広まるとファッションアイテムとしての〈フォーティーセブン〉の可能性もまた一段と大きくなっていくんじゃないですかね。