Piguさんの仲間たちの声。
Piguさんの呼びかけで「10匣祭」に参加し、〈10匣〉とコラボレーションしたブランドのデザイナーは友達のような関係。そこで、今回のアイテムについてお話を伺ってみました。アメリカ、日本、シンガポールと幅広い交友関係を持つPiguさん。いまの時代に合致した、ブランドたちが作る新たなムードを感じ取れるはず!
アテリエ ヒストリック インストゥルメント ATELIER HISTORIC INSTRUMENTS

ATELIER HISTORIC INSTRUMENTS × 10匣 18金ネックレス ¥99,000 in TAX
Q:Piguさんとはどのような話しをされるのでしょうか?
A:何年か前からよくロサンゼルスで会っているんですが、服の話は一切せず、好きなオネエチャンの話ばかりですね。昨年夏にも朝まで飲んでたんですが、その日もやっぱりオネエチャンの話なんだよね。
Q:今回のコラボアイテムはどのようなアイテムですか?
A:服以外がやりたかったんで、アクセサリーにしました。ずっと身に付けられるような御守りのようなデザインで。誰も見たことないようなここにしかないモノ、というのが僕は最近苦手なので、伝統的なモチーフを腕の立つ職人さんに手作りしてもらいました。
PROFILE

セレクトショップatelier103を立ち上げた後、現在はATELIER HISTORIC INSTRUMENTS、High and Seek、HUMAN HANGERの3店舗を運営するオーナー。厳選されたハイクオリティなアイテムを予約制で販売するなど、個性的なお店づくりも話題になっている。
ヴァージル・ノーマル Virgil Normal
Q:来日経験もありますが、日本の夏祭りに行ったことはありますか?
A:日本の夏はすごく暑いって妻のシャーリーから聞いています。家族と会うために日本を訪れたみたいなんですが、暑いしベタベタしているから夏は控えた方がいいって言われました(笑)。夏祭りには行ったことないけど、『テラスハウス』で見たことがあります!すごく楽しそうだったから、ぜひいつか行ってみたいな。
Q:今回のコラボアイテムはどのようなアイテムですか?
A:10匣祭のために、3つのアイテムをPiguとデザインしました。ハンディファンは回すとLEDライトで文字が出るようになっていて、Tシャツとトートは以前〈10匣〉のために描いたタコの絵に。Piguと2人で大阪へ行った時に、これでもかってくらいたこ焼きを食べていたのが印象的でした。そのほかにも、伊勢丹限定色のTシャツや、ブランドのキャッチフレーズを刺繍したキャップも販売しています。
PROFILE

スタイリストである妻のシャーリーと、2015年にセレクトショップ「Virgil Normal」をスタート。ブランド名はヴァージル通りとノーマル通りの交差する場所ということから取られている。獅子座生まれのアウトドアな性格で、特にスケートボードやサーフィン、ハイキングを好む。
オフィスアンドギャラリー Office and Gallery

Office and Gallery × 10匣 Tシャツ ¥7,150 in TAX、Office and Gallery × 10匣 定規 ¥550 in TAX
Q:複数のプロジェクトを展開していますが、〈Office and Gallery〉で大切にしていることはありますか?
A:〈Office and Gallery〉というブランドを表現する上で、ナイジェリアにルーツを持つ人間として、僕のバックグラウンドをあらゆる面からアプローチして、いろんな方法で表現することを大切にしています。
Q:今回のコラボアイテムはどのようなアイテムですか?
A:仕事をする上で大切にしていることの1つとして、正確に仕事をするということがあります。正確さの象徴といえば定規ですよね?それで毎日使っている定規をつくりました。
PROFILE

ナイジェリアにルーツを持つマルチアーティスト。幼少期にはスティーヴン・スピルバーグの映画『アミスタッド』に出演。ヒップホップアーティストとしても活躍し、2009年にはドレイクのオープニングアクトを務める。2015年に〈Good Posture〉を、2017年には〈Cereal & Such〉を設立。現在も多岐に渡り活躍を続けている。
コロニークロージング COLONY CLOTHING
Q:Piguさんとは東京時代に出会われたのでしょうか?
A:はい、以前同じ会社で働いてました。仕事での絡みはあまりありませんでしたが、サーフィンという共通の趣味を通じて仲良くなり、いまにいたります。私は2013年にシンガポールに移住し、代表の河村とともにシンガポールでセレクトショップをはじめました。
Q:今回のコラボアイテムはどのようなアイテムですか?
A:1つは〈パラブーツ〉とのトリプルコラボです。2018年の夏にPiguさんが遊びに来てくれた時にたまたま履かれていて、何かしたいですねという雑談から始まりました。その場でお世話になっている〈パラブーツ〉の方へ電話して話を進め、昨年、第1弾としてグルカサンダル「Pacific」を別注し、今回が第2弾です。コンセプトは共通して黒と茶色の混合シューズをつくること。靴とベルトの色は揃えるというルールからの解放と、1足で2足あるように使える、旅にもってこいの仕様です。
もう1つは、半袖しかないドラッグディーラーシャツの長袖が欲しかったのでつくりました。海外では夏でも朝晩は冷えたり、飛行機が寒かったりと、年中長袖が重宝します。生地には去年同様、リネン100%を使用。リネンはシワが入っているくらいの方がかっこいいですし、気にしなくていいところもお気に入りです。
PROFILE

日本の大手セレクトショップに勤務後、渡星。ニューコロニアルをテーマに、2014年に誕生した シンガポール発のスペシャリティストア兼ラグジュアリーブランド「COLONY CLOTHING」の設立に参画。休日は趣味のサーフィンに勤しむ。