“真っ白”が箱根駅伝で話題に
ー 鮮やかな色合いも印象的です。カラーリングのコンセプトは?
鷲見:ブルーは〈ミズノ〉のコーポレートカラー。鮮やかなピンクは今季のテーマカラーです。〈ミズノ〉というブランドをより多くの人たちに知ってもらいたいという思いを込めて、このようなヴィヴィッドなカラーリングを採用しました。
ー このシューズはオールホワイトのモデルもありますよね。今年の箱根駅伝の10区で区間新を出した創価大の嶋津雄⼤選手が着用し、「あの真っ白いシューズはなんだ!?」と話題を呼びました。
鷲見:反響はとても大きかったです。真っ白なランニングシューズってなかなかないですからね。実際に履いたアスリートの方からは「WAVE DUEL NEO」の履き心地に関して「ミズノだけど、ミズノじゃない」というコメントをいただきました。〈ミズノ〉らしさのコアな部分は変わらないのに、フィーリングがいままでの〈ミズノ〉とは違う、と。これは私たちにとって大変ありがたい言葉です。また、一般のランナーを対象にしたテストでも、「いままでと同じ感覚でスムーズに走れるのに、反発感が増している」「ミズノらしさが残りながら、従来のミズノのシューズとはなにかが違う」など、非常に良い評価をいただいています。
アンダー1万円のリーズナブルなモデルも。
ー 「MIZUNO ENERZY」を搭載したシューズは他にどのようなモデルが展開されるのでしょうか?
鷲見:いろいろありますが、おすすめのモデルをふたつご紹介します。まずは「WAVE SHADOW 4」。
鷲見:このシューズのターゲットは、それなりにランニングの経験を積み、次のステージを目指してステップアップしたいと考えているランナーや、フルマラソンで4時間切りを目指すランナーです。
ランニングでスピードを求めたり、身体に負担をかけずに走ったりしようと思うと、着地の位置がかかとから中足部へと変わっていくケースが多く見られます。この「WAVE SHADOW 4」は意識的にミッドフット着地を実践したいと考えている人にぜひ履いていただきたいシューズです。
このシューズの特徴は、従来はかかと側に入っていた「MIZUNO WAVE」を中足部に搭載していること。ミッドフットで着地したときにグラつきを抑えて、安定感のある走りを可能にします。また、ミッドソール全面に「MIZUNO ENERZY」を搭載しているので、足裏のどこで着地しても、この素材の柔らかさや反発性を感じていただけます。レース用の勝負シューズとしてはもちろん、2足目、3足目の練習用シューズとしてもおすすめです。
ー 続いて、「WAVE REVOLT」。
鷲見:このシューズも「MIZUNO ENERZY」と「MIZUNO WAVE」の両方を搭載しています。これからランニングを始めたいと考えている方や、ランニングを始めたばかりの初心者の方にも、〈ミズノ〉が誇るコアテクノロジーをぜひ体感いただきたい。そんな思いから開発したシューズです。
ー 「MIZUNO ENERZY」と「MIZUNO WAVE」を搭載していながら8,500円はお手頃ですね。
鷲見:お求めやすい価格ですが、つくりは一切妥協していません。いままで〈ミズノ〉のランニングシューズを履いたことのない人にもぜひ一度履いていただき、〈ミズノ〉のテクノロジーを体感してもらえればと思います。
ほかにも「MIZUNO ENERZY」を搭載したシューズが続々と登場予定です。今後も〈ミズノ〉のランニングシューズにぜひご期待ください。
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