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働く人ならどう遊ぶ? 渋谷PARCOのB面スナップ。〜10月編〜
Another Side, Another Story

働く人ならどう遊ぶ? 渋谷PARCOのB面スナップ。
〜10月編〜

町中華の壁に貼ってないメニューがおいしかったり、テレビよりもラジオ向きのお笑い芸人がいたり、近寄りがたかったひとの些細なほころびを見つけたり。普段は表に出てこないことにこそ、そのものの本質が隠れていたりします。渋谷PARCOはオープンして1年経つけれど、まだまだ未知なる可能性が眠っているはず。大きな櫓を支えているのは幾多のテナント、ひいてはそこで働くひとたちです。ということで、今月よりフイナムとガールフイナムでは、そんな“人”=店員さんを介して渋谷PARCOの魅力を探っていきます。10月はアパレルブランドで働く男性スタッフ3人の、知られざるB面をご紹介。きっと、会いにいきたくなります♡

 

SIDE-A

藤村拓実/2F THE NORTH FACE LAB

屈託ない笑顔が素敵。お店ではSNS担当で、日々新作の情報をお店のInstagramで発信している。ちなみにアカウントで投稿されているイメージムービーは、映画監督志望の方が作っているとか。2月にお子さんが生まれる。

SIDE-B 「おにやんま」で週3啜る。

〈ザ ノース フェイス〉ジャケット ¥18,000+TAX、パンツ ¥18,000+TAX(ザ ノース フェイス 03-6455-0586)その他すべて私物

うどんも自分好みにカスタマイズ。

ー ザ ノースフェイス ラボ 渋谷パルコ店はいつから働いていますか?

藤村:昨年のオープンからです。〈ザ ノースフェイス〉で働きはじめたのは高校のころ、地元の長野でアルバイトをしていました。それから大学を卒業後、いちど旅行会社の添乗員になり、その後、長野の〈ノースフェイス〉、原宿の〈ザ ノースフェイス スタンダード〉を経て、いまに至ります。

ー あらゆる店舗を経験されてきたなかで、長野はどんなお客さんが多かったですか?

藤村:土地柄か、野菜を持ってきてくれる方が多かったです(笑)。毎日お話ししに来てくれる人なんかもいて、そのまま退勤後に飲みに行ったりも。

ー かなり親密だったんですね。

藤村:そうですね。〈ラボ〉も、ウェアのカスタマイズサービスなどがあるので、ある意味、距離は近いです。一着をいっしょに作り上げていくので、できあがっているものを売るのとは違う楽しさがあるというか、コミュニケーションや想像力が鍛えられます。客層は幅が広くて、パルコらしいですしおもしろいですね。

ー お店では白衣を着られていますが、プライベートではどんな格好をされていますか?

藤村:好きなものを好きなときに着ています。ブランドは絶対ここだというのが特になく、でもTPOは抑えようと心がけています。

ー 最近パルコのなかで買ったものはありますか?

藤村:3Fの〈プエブコ〉さんで友人の誕生日プレゼントを買ったり、あとは2Fの〈イッセイ ミヤケ〉ではプリーツのジャケットを買いました。仕事で扱っているアウトドアウェアの機能性とは真逆なものも好きだったりします。

ー 藤村さんも手元にクロムハーツを付けていたりと、ラボの店員さんは白衣の指定がありつつ、それ以外で個性が出ていますね。

藤村:たしかに。他の店舗は髪の毛や身につけるものに指定があったりするんですが、ここはパルコっていうのもあって自由ですね。

ー スタッフさん同士は仲良いですか?

藤村:仲良いです! 先日も真鶴にキャンプに行ってきました。みんなベースでアウトドアが好きなので、クライミングをやるひとがいたり、山を登るひともいますよ。

ー なるほど。そんな藤村さんはお昼はどこに行かれることが多いんですか?

藤村:地下1階のうどん屋「おにやんま」です。週に2,3回行っているので、店員さんとはやっと「お疲れ様」と言い合う仲になりました(笑)。いつも一択、「とり天おろし醤油」を頼みます。実はいつもやってる食べ方があって…

ー 何ですか…?

藤村:醤油をたらしたあとに、この七味を大量にかけます! 途中まで食べたら、倍の量をかけるのがポイントです。

ー すごい量…辛いのがお好きなんですね。

藤村:長野出身っていうのもあって、善光寺で作っている「八幡屋礒五郎」の唐辛子が好きで。東京にいると余計恋しくなっちゃって、うどんを食べるたびに故郷を思い出しますね。

ー 裏にはそんなストーリーが。

ー 最後に、藤村さんの今季のおすすめアイテムを教えてください。

藤村:ふたつあります! まずは「バルトロライトジャケット(¥55,000+TAX ※カスタム価格は異なります)」ですね。なんと今年からカスタムができるようになりまして、すでに予約が殺到しています。色もサイズも自由に決められますし、お客様に合わせてカスタムすることを考えると、決して高くないと思います。

ー 他のアイテムと同様、ウェブサイトから予約できるんですか?

藤村:はい。もうひとつは、いま僕が着ているこのジャケットです。ばさっと羽織れて軽いですし、ひとつ持っていると便利です。総裏の2枚なので、仕立て映えもするんですよ。

ー 微妙ないまの時期にいいですね。と、そろそろおにやんまも混み合ってきたので、おひらきにしましょうか! ありがとうございました。

THE NORTH FACE LAB

極地対応のプロダクトで構成される「SUMMIT SERIES」、“自然”をキーワードに〈ナナミカ〉と手を組んで作る限定コレクション「PURPLE LABEL」、世界にひとつだけのアウトドアウェアを作る「141CUSTOMS」などを取り扱う。ユーザーとの距離感の近い販売スタイルで、まさに工房のよう。
場所:渋谷PARCO 2F
電話:03-6455-0586
www.goldwin.co.jp/

うどん おにやんま

うどんを“日本が誇る最強のファーストフード”と謳い、日夜ひとびとの胃袋を満たす讃岐うどんをつくりつづけている。五反田に一号店を構え、青物横丁、新橋、中目黒と徐々に勢力を拡大中。同店舗は休みなく営業しているので、お昼休憩や飲み会後などにも利用できる。
場所:渋谷PARCO B1F
shibuya.parco.jp/shop/detail/

INFORMATION

渋谷PARCO

住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
電話:03-3464-5111
時間:11:00~21:00(物販)、11:30~22:00 (飲食)
※一部店舗は営業時間が異なります。詳しくはHPをご覧ください。
shibuya.parco.jp

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