PROFILE

1971年生まれ。英会話学校の講師やフェアトレード・開発援助コンサルタントを経て、マウンテンバイクやバイクパッキング等に関するギアの輸入販売やイベント企画をおこなう「オルタナティブ バイシクルズ」を設立。そうした活動に付随して、SSWC(シングルスピード世界選手権)を開催したり、奥武蔵マウンテンバイク友の会副会長も務める。2017年には山と渓谷社より『バイクパッキングBOOK』を出版。〈KEEN〉のアンバサダーを務めるほか、〈Patagonia〉のサポートも受けている。
カングーは自分にフィットした
クルマだと思う。


残暑も過ぎ去り、気候はすっかりと秋らしく穏やかになった10月のとある日。「カングー」に自転車を積み込む人物がいます。

海外のコアなバイシクルブランドの輸入代理店であり、マウンテンバイクのパーツなどを中心に取り扱う「オルタナティブ・バイシクルズ」。そのオーナーの北澤肯さんは、バイクパッキングと呼ばれる自転車とキャンプをドッキングさせたアクティビティに精通する人物です。

今回はバイクパッキングの旅とはならずとも、北澤さんと一緒に「カングー」に乗って、森の中でマウンテンバイクのコース走行とキャンプをしに小田原を目指しました。
「『カングー』って荷物がたくさん積めるから、ぼくのように自転車を持ってコースへ行くようなスタイルの人にはもってこいのクルマだと思いますね」

普段から自転車をクルマに積み込み、週に3回ほど、国内にあるコースへでかけることが多いという北澤さん。おのずと長時間の運転が多くなると話します。
「運転、好きなんですよ。長い距離を走るとリフレッシュできますよね。クルマはすごく自由な乗り物だと思うんです。行きたいときに、行きたい場所へいけるじゃないですか。その自由さというか、独立したところがぼくは好きなんです」



「輪行といって、自転車を折りたたんで電車で山へ行く手段もありますけど、朝早く、しかも平日の場合はとくに乗客の方々に迷惑をかけたりしちゃうんです。だからもう、クルマは自分の生活に必須なんですよ。自然の中へ行くとなると乗っている時間も長いですし、運転していて気持ちがいいクルマに乗りたいですね。それはもちろん、デザインも含めてのことです」


目的地であるキャンプ場へ着々と近づく「カングー」。都会のビル群の眺めから徐々に緑が豊かになり、景色が移り変わってゆきます。
「荷物が多いとはいえ、やっぱり大きいクルマを運転するのは少しの経験と慣れが必要です。その点で『カングー』はすごく自分にフィットしていると思います。先ほど話したように積載力が高いし、サイドミラーが大きくて後続車の確認もしやすい。天井が高くて圧迫感もなく、居住性がいいです。運転していて変なクセもないですし、乗りやすいクルマですよ」

