CLOSE
FEATURE | TIE UP
ドクターマーチンの代名詞1460。  8ホールブーツが歩んだ60年とカルチャー。
DR.MARTENS 60YEARS ONLINE FESTIVAL

ドクターマーチンの代名詞1460。
8ホールブーツが歩んだ60年とカルチャー。

1960年4月1日、イギリスで一足の靴が生まれました。それは「1460 8ホールブーツ」という名のもとに、〈ドクターマーチン(Dr.Martens)〉、さらにはロンドンのストリートファッションを形づくるものにまで成長。社会システムに疑問を持ち、自分のスタンスを貫く若者たちに定着しました。そんな歴史的シューズの誕生60周年を祝うため、先日開催されたのが「DR.MARTENS 60YEARS ONLINE FESTIVAL」です。バンドのライブやDJをはじめ、アートの展示、ライブペインティングなど、多角的なコンテンツを通じて〈ドクターマーチン〉を取り巻くカルチャーや世界観を表現。8ホールブーツが持つアイデンティティを浮かび上がらせました。

進化する “1460” のこれまでとこれから。

ライブの興奮冷めやらぬまま、会場は「渋谷WWW」から原宿の「CASE B」へと移ります。1階、2階とフロアに分かれるこの場所では、「1460 8ホールブーツ」の展示や、注目のアーティストによるアートピースのお披露目、そしてDJやライブ、トークショーの配信が10月13日と14日に行われました。

こちらは1階の「1460 8ホールブーツ」の展示。改めて紹介すると、〈ドクターマーチン〉の代名詞であるエアクッションソールは、1945年にドイツ軍医学博士だったクラウス・マルテンスが、負傷した自身の足のリハビリ用に開発したもの。そこから研究・改良が加えられ、8ホールブーツが生まれました。なんと最初の価格はたったの2ポンドというから驚きです。

2階では、製造工程を追いかけたムービー「MAKING OF AN ICON」が公開。動画を見ていると、意外にも人の手が加わる工程が多いことに気付かされます。60年経っても色褪せない定番たる所以は、こうした丁寧な作業から生まれるのでしょう。それによって品質が確保され、履く人との信頼関係が生まれるからです。

足馴染みが良く、耐久性も抜群、なおかつベーシックなデザイン。8ホールブーツは多くの人たちに愛される一方、ファッションアイコンとしても広く認知されています。定番中の定番としての確固たるポジションをキープしながら、進化を止めないところも魅力。というのも、このアニバーサリーイヤーを祝して「THE 1460 REMASTERED」と銘打った企画が行われているからです。

これは〈ドクターマーチン〉と関わりの深いブランドとのコラボレーションモデルを今年1年掛けて12ヵ月連続でリリースするというもの。会場では、これまで発表された9足が一堂に介しました。

〈アンダーカバー〉や〈ヨウジヤマモト〉、〈ラフ シモンズ〉といった誰もが知るブランドはもちろん、〈ア コールド ウォール〉や〈プレジャーズ〉など、新進ブランドに至るまで多様性に富んだコラボレーションを展開。

このイベントには展示されませんでしたが、10月には「メディコム・トイ」とのモデルを発表。お馴染みのベアブリックをエンボス加工で描いた一足はなんとも斬新な仕上がりで、もちろんブーツだけでなくフィギュアも展開。両者の世界観を余すことなく表現しています。

INFORMATION

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン

オフィシャルサイト
YouTube: DrMartensOfficial
※イベントのダイジェスト版を〈ドクターマーチン〉のYouTubeチャンネルで公開中

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事#Dr.Martens

もっと見る