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ドクターマーチンの代名詞1460。  8ホールブーツが歩んだ60年とカルチャー。
DR.MARTENS 60YEARS ONLINE FESTIVAL

ドクターマーチンの代名詞1460。
8ホールブーツが歩んだ60年とカルチャー。

1960年4月1日、イギリスで一足の靴が生まれました。それは「1460 8ホールブーツ」という名のもとに、〈ドクターマーチン(Dr.Martens)〉、さらにはロンドンのストリートファッションを形づくるものにまで成長。社会システムに疑問を持ち、自分のスタンスを貫く若者たちに定着しました。そんな歴史的シューズの誕生60周年を祝うため、先日開催されたのが「DR.MARTENS 60YEARS ONLINE FESTIVAL」です。バンドのライブやDJをはじめ、アートの展示、ライブペインティングなど、多角的なコンテンツを通じて〈ドクターマーチン〉を取り巻くカルチャーや世界観を表現。8ホールブーツが持つアイデンティティを浮かび上がらせました。

くっきー!さん&小峠英二さんによる爆笑パンクトーク。

この会場でイベントを彩ったのはアートや展示だけではありません。お笑い芸人のくっきー!さん(野性爆弾)と、小峠英二さん(バイきんぐ)によるトークセッションも目玉コンテンツでした。

インスタグラムのライブ配信を通して行われた今回のセッション。実はふたりとも根っからのパンク好きとして知られていて、ライダースジャケットを羽織り、足元には私物の「1460 8ホールブーツ」をコーディネート! 小峠さんが履いていたのは昨年リリースされたセックス・ピストルズとのコラボモデル。ご本人からはこんなコメントがありました。

「これは好きでずっと履いているんです。〈ドクターマーチン〉がついに最高傑作を出したんじゃないかと思って。つま先に “GOD Save THE QUEEN” って書いてあって、かかとのほうには “ANARCHY” っていう文字もあるんですよ。ステッチも白でかっこいいですよね」

一方、くっきー!さんのブーツは、相当履き込んでいる様子。「高校卒業してすぐくらいに買ったやつだったと思います。もう20年くらい履いてるんちゃいますかね。ズタボロですけど(笑)。パンクはね、紐を横に通すんですよ。これで好きか嫌いか分かりますよね。それで余分な紐は足首のところで巻いてね」

冒頭からふたりの “マーチン愛” が伝わる話からスタート。その後も〈ドクターマーチン〉にまつわる話は続きます。ふたりがはじめてブーツを履いたときの思い出について語ってくれました。

「学生の頃、憧れていたんですけど、当時はお金がなくて買えなくて。だから安全靴で代用してましたね。ニューロティカの修豚さんが安全靴履いてて、あえてそれを真似してました。それでやっと高校卒業してはじめて〈マーチン〉買ったんやないかな。チェリー色の10ホールやったんですけど。ぼくはOi!が好きやったんで、Oi!は基本10ホールなんですよ」(くっきー!)

「ぼくは同級生のやつに売ってもらいましたね。黒の10ホールでした。紐は白にして。でも、好きな色は紫なんですよ。いま履いているので3足目くらいかなぁ? 履き潰しては買ってというのを繰り返して。紫は意外となんでも合うんです。2年くらい前、店員さんが『紫はもうすぐなくなっちゃいますよ』って教えてくれて。それで家には1足ストックあるくらいなんです」(小峠)

その後はおふたりのパンク論について話題が変わり、「The Exploitedはジャケ買いしてましたね(小峠)」「初期パンで影響を受けたのはThe Damnd。でもコピーするのムズいんですよ(くっきー!)」など、知ってる人じゃないとついていけない相当マニアックなバンド名やエピソードを放ちつつも、芸人らしい軽快なトークでスマホ越しの視聴者を引き込み、あっという間に1時間のトークセッションは終了しました。

INFORMATION

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン

オフィシャルサイト
YouTube: DrMartensOfficial
※イベントのダイジェスト版を〈ドクターマーチン〉のYouTubeチャンネルで公開中

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