Pacifica Collectives
“インテリアとアートの融合”を標榜するインテリアグッズブランド〈パシフィカ コレクティブス〉。その総本山ともいえるのが、このショップです。ラグやクッション、時計などをキャンバスにアーティストの作品が落とし込んだ数々は、どれもこれもコレクションしたくなるものばかりが揃っています。そんなオリジナルものだけでなく、セレクトしたアート作品やアンティーク雑貨もいちいちセンスが良くて財布の紐が緩んでしまうのです。

サンディー ヤンのコラージュアート
ロサンゼルスを拠点に活動しているコラージュアーティスト、サンディー ヤンの作品。彼女のアートは、色紙やルーズリーフノートの切れ端、テープといった身近にあるものを組み合わせて構成されています。ありふれたものなのに、奥行きや配置、色のバランスなど、どこかリズミカルで心地がいい。それは彼女がアートと音楽に精通しているからかもしれない。どんなインテリアにもすんなりと馴染むようなシンプルな作品は、アートビギナーにも最適です。

ストマックエイク×パシフィカコレクティブスのラグ
帰宅して真っ先に迎えてくれるのが、こんなハッピーなラグだったら、それだけで充実した気分で一日が終えられそうな気がします。そんなこちらは、イラストレーター姉妹のブランド〈ストマックエイク〉とショップのコラボラグ。モチーフは“THE昭和”なブラウン菅テレビだけれど、ビビッドな色味と合わさることでどこか現代的に。もちろん風合いはフッカフカ。デスクの下に置いておくのもいいかもしれない。

メアリー エリザベス ヤーボローのウォールクロック
カリフォルニアを拠点に活動するメアリー エリザベス ヤーボローが手がけたウェールクロックは、アクリルならではの発色の良さが部屋を明るくしてくれます。しかも、ブラックとホワイトの2色展開のうち、こちらのホワイトは秒針が逆回り仕様という一風変わったもの。バーや美容室みたく鏡越しで見るのが正解。友達を家に招いたときの会話のタネにもなってくれるし、時間逆行映画『テネット』気分も味わえる。それがこのウォールクロックです。

モーガン ペックのガラスベース
鏡、ランプ、彫刻、さらには花瓶などを自宅の裏庭で制作したのをきっかけにキャリアをスタートさせたロサンゼルス在住の陶芸家、モーガン スペック。メフィスグループやバウハウス、アートデコをはじめ、先人のスタジオ陶芸家から多大な影響を受けた彼女の作品は、ベネチアングラスや19世紀のスポンジウェアという表面に斑点をもたらす技法を参照しながら、控えめでかつ熟考した現代的なタッチに仕上げられています。

ヴィンテージのマルガリータマグ
立派な口ひげを蓄え、間抜けな表情を浮かべるステレオタイプなメキシコのおじさん。こちらは、アメリカにある老舗レストラン「MACAYO’S MEXICAN KITCHEN」で、マルガリータやサルサソース、チップスなどを入れるために使われていたマグ。タコスパーティをするときはもちろん、普段は彼の帽子の中にたんまりとキャンディやチョコレートを入れておくのに良さそう。

サンディーヤン×パシフィカコレクティブスのラグ
先述のコラージュアートでも紹介したサンディーヤンとパシフィカコレクティブスによるコラボレーションラグ。こちらも先ほどの作品と同じようになんとも言えない抽象的な柄を組み合わせて、オリジナリティあふれる世界観が表現されています。見る人によってはモチーフの捉え方が変わるだろうし、見たときの気分によっても変わりそう。眺めれば眺めるほどに惹きこまれていく魅力が、800×600mmの長方形に詰まっています。

パシフィカ コレクティブス
住所:東京都千代田区九段南2-2-8 松岡九段ビル 208
電話:03-6272-3710
時間:12:00〜19:00 日祝定休
オフィシャルサイト
Instagram:@pacifica_collectives