Koji Fukumoto / Ron Herman
カリフォルニアのライフスタイルを日本に届けるスペシャルティストア「ロンハーマン」。ここでプレスを務めるのが福本宏二さんです。二児の父でもある彼の趣味はサーフィンやバスフィッシング。週末は子育てをしつつ、タイミングを見つけては海や湖へと繰り出しているそう。父親の影響で小さい頃から釣りを趣味のひとつにしていますが、最近は特にフィッシングシーンの盛り上がりを感じているそう。そんな福本さんが見せてくれたのは、“バナナ・ウォッチ” がアクセントになった、ソリッドなオールブラックのコーディネートでした。
ー 普段はどんな時計をつけていますか?
福本: ぼくはスマートウォッチを使っています。もともと時計をつけてなかったんですけど、スマホと連動できるので実用性を重視してつけるようになりました。興味ないわけではなくて、身軽でいたいという気持ちのほうが強かったですね。だからアクセサリーもほぼつけないんです。
ー 福本さんはスポーツもするんですよね。
福本: そうなんです。サーフィンとかバス釣りをよくするので、それも時計やアクセサリーをつけてこなかった理由のひとつです。
ー そんな福本さんから見て、“バナナ・ウォッチ” はいかがですか?
福本: デザインがすごくシンプルで魅力的ですよね。このミラネーゼブレスレットもいい感じです。昔からぼくはシンプルなものが好きで、装飾性の強いものが苦手なんです。服もそうなんですが、シーズン関係なしにいつまでも着られる強さがシンプルなものにはあると思うんですよ。だから時計もそうしたものを選びたいです。
あと “バナナ・ウォッチ” は、このカーブしたケースがすごいなと。腕にフィットしてすごくつけやすかったですね。普段ぼくがつけているスマートウォッチと比べても、ぜんぜん違う印象です。
ー 〈ティソ〉というブランドに対してはどんなイメージをお持ちですか?
福本: ぼくは「NBA」の印象が強いですね。テレビで「NBA」のゲームを見たときに、ゴールリングの上にあるタイムボードに〈ティソ〉のブランドネームを見つけて「こんなことをやっているんだ」と驚いたことがあります。
ー なるほど。〈ティソ〉は「NBA」のオフィシャル・タイムキーパーを務めているんです。
福本: 歴史のあるブランドがそうして新しい一面を見せてくれるのは、なんだか嬉しいですし、おもしろいですよね。
ー コーディネートはどんなことを意識しましたか?
福本: 先ほどもお話した通り、ぼくはシンプルな服が好きなので、とくに意識したことはないんです。ミリタリージャケットとデニムっていうカジュアルな格好に合うし、むしろそうしたカジュアルなスタイルだからこそ、この時計が引き立つかなと思いますね。
ー オールブラックのコーディネートの中で、シルバーの時計が光って見えます。
福本: そうかもしれません。オールブラックだとどうしても重たくなりがちなんですけど、どこかにこうした明るい色が入ることによって、それが軽減されるようには考えています。ぼくの場合、ソックスやシューズでそうした要素をプラスすることが多いんですが、今回は時計がその役割を担ってくれました。
PROFILE
1988年生まれ、神奈川出身。東京・恵比寿のショップで販売の経験を積んだのち、2017年より「ロンハーマン」にてプレスを務める。