SIDE-A
1999年生まれ。渋谷再開発によるムードと他店にはない新しい試みに賛同し、パルコ店に異動。22歳にして副店長を務める。クールでありながら、お調子者でムードメーカー的な一面も。店舗スタッフとして働きながらも、ラッパーとしてミュージシャン活動もしており、昨年12月にはアルバムをリリースした。
Instagram:@_9lea_
左 PANELED CREWNECK SWEAT ¥11,000+TAX
右 ARCH LOGO CREWNECK SWEAT ¥11,000+TAX
SIDE-B おとなりBAITにいる先輩とおしゃべり。

写真右は福島さんと仲が良いというBAITスタッフの田山さん。
ー おふたりは同世代ですか?
福島:年齢は5つ差ですかね。ぼくが22で、田山さんが27ですよね?
田山:そうだね。歳を感じるわ…。ぼく揚げ物めちゃ好きなんですけど、最近胃もたれがひどくて。夕飯マック食った日とか最悪だよ、グラコロとか。うまいんだけどね。福島くん、胃もたれとかまだないでしょ?
福島:まだないですね〜。それにぼく、マックはあんまり食わないです(笑)。
ー おふたりはどういう話をすることが多いですか?
田山:政治の話が多いかな…(笑)。ってのは半分冗談で「売れてんの?」とかお互いのお店のことを話しますね。あとは喫煙所でたばこ吸ってます。それがリアルな日常です。

田山:最近、家でなにしてんの?
福島:リリック書いたりとかですね。12月に新曲がでるんですよ。
ー ミュージシャン活動をされているんですか?
福島:はい、「ジェリー」という名前で、ラッパーのユニットを組んでいます。友達とふたりで三ヶ月前に結成したばっかりです。


ー ラッパーになりたいと思ったきっかけを教えてください。
福島:中学のときに音楽に興味をもちはじめて、その頃から海外だとリル・ウェインや日本だとKOHHを聴いてました。そして身近な先輩が音楽をやっていたこともあり、自分にもできるかなと興味本位で曲作りをはじめました。
いまの会社に入り、本気で音楽に取り組んでいるひとたちと接する機会が増え、自分も本腰を入れてやろうと思うようになり、いまに至ります。
有名人に憧れてはじめたというよりかは、自分に近い存在のひとたちの影響が大きかったですね。
ー 音楽制作をするうえで、なにを原動力にしているんでしょう?
福島:たくさんありますが、いちばんは僕を支えてくれるまわりのひとたちかもしれないです。あとはそのとき、そのときの感情やバイブスで曲を書いたりレコーディングしたり。常日頃、思ったことや浮かんだこともメモをするようにしています。
今月中に1st EPが出るんですが、それはスタートラインに立っている気分でつくった曲が多くなりましたね。
ー 日常に根づいた制作をされているんですね。できあがり、楽しみにしています!

ー ファッションはどういうスタイルが好きですか?
福島:仕事着はおおきめが多いんですけど、休みの日とかはタイトなパンツとか履いてます。気持ちの切り替えもできていいですよ。先日「NUBIAN」で買い物したときにスタッフさんと話していて、やっぱりワンシーズンだけじゃなくて、何年か通して着られるものを着るようにしたいなと思うようになりました。そういうものは価値はさがらないので。
ー 目覚めたのはいつ頃でしたか?
福島:服は小6のときからじぶんで買ってましたね。お年玉で兄がトミーヒルフィガーを買って着ていて、それを横目に見てかわいいなと…(笑)。そこから服に目覚めて調べるようになりました。憧れているひととかは特にいないんですけど、じぶんの好きなブランドの服をチェックするようにはしてますね。
ー 音楽もファッションも、幼い頃から触れていたんですね。髪型もすごく印象的だなと思ったんですが、ずっとこのスタイルですか? 遍歴を聞きたいです。
福島:高校卒業してすぐにドレッドにしました。その後、すごく短いドレッドにしたり、飽きてストレートにしてみたり。サラサラのロングヘアの男性ラッパーの音楽を聴いているときは、女の子ぐらいまでの長さに伸ばしてみたりも。あとはスパイラルパーマをかけた時期もありますね。いまは結局ドレッドに戻ってきました。振り返ってみると、ふつうの髪の毛にしたことないかもしれないです。
ー いろいろ経ての今なんですね。興味深いです!

ー 昨年はコロナウイルスが世界的に流行したりと大変な年でしたが、福島さんは個人的に振り返ってみて、どうでしたか?
福島:コロナでみんななにもできなかったっていう声をよく聞くんですが、むしろぼくは音楽に接する時間や考える時間が増えましたし、うれしい出会いもあって、充実した1年でした。このまま今年は音楽をがんばりたいですね。大きな目標とかはないんですけど、最終的にはまわりのひとたちに恩返しをしたいです。いままでひとりでやってきたわけではないので、それが伝わるぐらいまでアーティストとしてじぶんを大きくしたいです。
calif
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BAIT
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