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スニーカートップ会談。UGG®の新作Westsider Low Weatherを徹底フォーカス!
Talking About UGG® Wesrsider Low Weather

スニーカートップ会談。
UGG®の新作Westsider Low Weatherを徹底フォーカス!

〈アグ®(UGG®)〉と言えば、シープスキンブーツ。でもそれは、感度が高い人にとって、いまは昔の話。2019年にローンチされたスニーカー「CA805 MLT」は大ヒットを記録して、スニーカーシーンにおける認知度も確立しました。そんな〈アグ®〉から、待望のニューモデル「ウエストサイダー ロー ウェザー(Westsider Low Weather)」が登場します。ブランドらしいスタイリッシュなアッパーに、前作を踏襲したチャンキーなソールを組み合わせたデザインですが、目の肥えたスニーカー識者には、それがどのように映るのか。国内はもとより、世界のスニーカーシーンを牽引する2人に、〈アグ®〉の新作を見て履いてもらい、その感想をプロ目線で語ってもらいました。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Yosuke Ishii

1足でこんなに印象を変えられるモデルは珍しい。(国井)

Westsider Low Weather Violet / Desert Sage Nubuck(1月27日発売)

ー 「CA805」シリーズが、スニーカーフリークに受け入れられたんですね。そして、このたび発売される新モデル「ウエストサイダー ロー ウェザー(Westsider Low Weather)」がこちらです。

国井: 実物をはじめて見ました。

小島: 展示会では、まだデータの状態でしたので、はじめて手にします。「CA805」よりゴツくなった?

国井: 確かに。少しだけ、ずっしりしたかな。でも、軽量だからと言って、それが全部良い訳じゃないですからね。ある程度の重さがあると、歩いている時、振り子みたいに足が推進しますし。まだ履いてないから、何とも言えませんけど。

小島: そういえば、ダッドシューズって呼ぶ人も減りましたね。各ブランドで新しいスタイルとして定着したというか。

国井: ダッドシューズって呼び名にインパクトがあったからトレンド感が強いんですけど、チャンキーなソールユニットは、トレンドっていうより新定番になりましたね。ダッドシューズからはじまって、ウィメンズではプラットフォームタイプのソールも人気だったし、去年はサンダルもチャンキーなシルエットが人気でした。一旦、人気が落ち着くかと思ったけど、まだ店頭では動いているし、今年の春夏シーズンもたくさんのチャンキーなソールのモデルがリリースされるので、カテゴリーとして定着したと思います。

小島: これ、アッパーは防水レザーで、シュータンのナイロン部分は撥水加工を施しているんですよね? 機能性を気にするお客さんも多いので、良いと思います。

国井: そうですね。防水や撥水のスニーカーが、すごく増えました。タウンユースとしては、撥水素材とガゼットタンの採用で、十分に快適です。

小島: 〈アグ®〉は、シープスキンのブーツで認知されているから、スウェードとヌバックといったレザーを使っているところに、ブランドの背景を感じられます。そして、レザーだけど防水性っていうニーズにも応えていて。

国井: でも、素材を変えれば、違う見え方になりそう。スポーツブランドのスニーカーって、例えばランニングとかテニスとか、スポーツ別のカテゴリーで分けられますよね。〈アグ®〉のようなライフスタイルブランドには、そういう用途としてのカテゴライズがないので、素材やカラー次第で、アウトドアシューズに見えるし、ランニングシューズにも見える。スポーツブランドのスニーカーって、どうしても種目別のカテゴリーにとらわれてしまうので、どんなに色や素材を変えても、やっぱり枠に限界があるんです。でも、「ウエストサイダー ロー ウェザー」は、そもそもの起点が違うから、スポーツブランドとの違いがはっきりしています。1足でこんなに印象を変えられるモデルは珍しいですね。

小島: カラーリングも、独特で面白いですね。

ー 〈アグ®〉の2021年春夏シーズンのテーマは“感覚を呼び覚ます”です。カリフォルニアの大自然からインスパイアされたデザインソースやカラーパレットが使用されており「ウエストサイダー ロー ウェザー」はそれらのカラーをうまく取り入れながら90年代を彷彿とさせる配色にしています。

国井: 海のイメージが強かった〈アグ®〉ですけど、山を連想させるカラーリングがおもしろいですね。もちろん、ニュートラルなモノトーンのラインナップもあるし。

小島: ぼくは自転車通勤なので、パイピングのリフレクターも嬉しいです。

国井: このリフレクターの使い方、ラグジュアリーブランドのスニーカーみたいでいいですね。装飾美はラグジュアリーブランド、機能美はスポーツブランド、って感じのいいとこ取りですね。

INFORMATION

UGG® / デッカーズジャパン

電話:0120-710-844
Instagram:@uggjapan
公式HP:ugg.com
公式HP:スニーカーページ

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