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小牟田亮
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山本博史
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石井陽介
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村松諒
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木村圭佑
新しいフイナム。
1年ぶりの雑誌製作を終え、次のフェーズに向かっているフイナム。そのひとつがYoutubeなのですが、ほかにもいろいろ新しいことを始めたいなと思っています。村づくりとかいいなー、と思っていたら、「アミューズ」さんが先に村を作ると発表していました。うーむ、みんな考えることは一緒か。。
TANAKA
タナカのTシャツとパンツ
強く儚い服たち。
編集という仕事をしていて快感を覚える瞬間といえば、まだあまり知られてないだろう、素敵なヒト・モノ・コトを人知れず発見し、それを紹介できたときでしょう。〈タナカ〉を初めて知ったのは、「ミヤシタパーク」のなかにあるショップ、「ファーストハンド」でのポップアップでした。写真家の小浪次郎さんの素晴らしい写真とともに、店内に並べられていた服に強烈に興味を惹かれたのを覚えています。その勢いのままにブログも書きました。そのあと展示会にお邪魔してじっくりアイテムを拝見し、そして満を持して?「ショッピングアディクト」に初登場です。ジェンダーレス的なアプローチを取っているブランドなのですが、それでも圧倒的にウィメンズが強いブランドなので、男性が着るアイテムは限られるのですが、なかでも気に入ったアイテムがこの二点でした。タイダイ染めのビッグサイズTに、肉厚のヴィンテージナイロンツイル素材を使ったパンツ。至極カジュアルなアプローチなんですが、共通しているのは清潔感のある色気があること。強さと繊細さが同居したような雰囲気をまとっているんです。こういう服、自分はほかに知りません。
Tシャツ ¥29,000、ボトムス ¥42,700
BANG & OLUFSEN
バング&オルフセンのスピーカー
アウトドアなB&O。
ポータブルスピーカーはこの数年で、素晴らしいプロダクトが数多誕生しました。自分もたくさん試して、そしてそのうちのいくつかを実際に使っています。そしてこの度、マイスピーカーファミリーに加わったのが、この〈バング&オルフセン〉の「Beosound A1 2nd」です。〈バング&オルフセン〉といえば、北欧デザインの最高峰、ラグジュアリースピーカーの最右翼といった感じでしたが、そのイメージを軽やかにアップデートしているのを知っていますか? 今回ご紹介する「Beosound A1 2nd」は防水はもちろん砂やホコリもよせつけない、タフなポータブルBluetoothスピーカーです。室内で繊細で美しい音を奏でていた〈バング&オルフセン〉が、こんなにもアクティブに生まれ変わっていました。まずは海辺に持って行こうと思っています。
¥29,990
バング&オルフセン 楽天公式ストア
03-6455-4255
item.rakuten.co.jp/bang-olufsen/17340/
byH
バイエイチのシャツ
和洋折衷シャツ。
昨秋にアップした、スタイリスト兼〈バイエイチ〉デザイナーである、林道雄さんのインタビュー、読んでいただけましたか? 膨大なインプットに裏打ちされた、林さんのオルタナティヴなクリエイションの秘密が少しは解き明かせたのではないでしょうか。というわけで〈バイエイチ〉には個人的に注目し続けているのですが、今シーズンも素晴らしいアイテムがありました。前回の秋冬はショート丈のシャツをオーダーしたのですが、今季は白シャツにしてみました。一見ベーシックに見えますが、まず肩から袖口にかけての腕周りのボリューム感が普通ではありません。そして後ろ身頃のヨークから裾にかけてインバーテッドプリーツ(ひだ山が突き合わせになっているプリーツ)が施されており、サイドから見ても印象的なフォルムを描きます。付いた名前が「YAKKO SHIRT」。つまりは、やっこ凧のようなフォルムのシャツということなのでしょう。基本を知った上で崩す。守破離というやつですね、これは。
¥30,800
バイ エイチ
byh1969.com/
ENDOCA
エンドカのCBDアイテム
鎌倉発のウェルネス。
先月発売になった、雑誌 『フイナム・アンプラグド』の特集テーマは、つまるところ「健康」でした。コロナ禍にあってストレスがたまることが多いでしょう、心身ともにリフレッシュしましょうよ、というのが趣旨の号です。1年ぶりの製作というのも関係したのか、これがなかなかハードでした。で、笑い話にもならないのですが、「健康」をテーマにした雑誌を作りながら、どんどん不健康になっていきました。。なんとか校了し、ボロボロになった自分に入ってきたニュースが、CBDで有名なデンマークのブランド、〈エンドカ〉のショップが家の近くの鎌倉山にできるということ。それまで存在は知っていたものの、実際に試したことはありませんでした。それでも半ば必要に迫られて、お店を取材させていただきました(原稿鋭意制作中。。)。そして今の健康状態はどうかというと、いたって健やかです。寝る前にカプセルを放り込み、隙あらばガムを噛み、リップを塗り塗り。うーむ、CBDすごいかも。
左から:チューインガム ¥1,836、ヘンプオイルドロップス(15%)¥21,600、ヘンプオイルドロップス(3%)¥4,860、カプセルヘンプオイル(300mg)¥4,860、ヘンプサルヴ ¥11,000、ヘンプボディバター ¥15,400、リップ&スキン ¥1,650
葉山からの悪魔の誘い。
UTMFが中止になってしまい、今シーズンのロングレースはどうしようかと迷っていたら、葉山の方から悪魔の誘いが…。いやはや、ぜんぜん走り込んでいないのに大丈夫かな。とりあえず、楽しみます…。
SALOMON
サロモンのザック
進化を遂げた究極のザック。
これまでさまざまなザックを試してきたけれど、結局のところ行き着くのが〈サロモン〉です。現在愛用している「ADV SKIN 12 SET」やトップアスリートが開発に携わる「S/LAB SENSE ULTRA 8 SET」は、とにかく軽いし、伸縮性があるためフィット感も抜群。見た目以上の収納力もあるため、日頃の山業はもちろんのこと、50キロ前後のミドルから100キロを超えるロングレースまでカバーする汎用性の高さが魅力と言えます。そんな〈サロモン〉の最新作としてリリースされたのが、こちらの「SENSE PRO 10 SET」です。形状や素材は「S/LAB SENSE」を継承しながらも、背面には大きなコンパートメントを備え、容量は驚きの10リットルを実現。小物の収納に便利なフロントポケットや、サイドポケットも備え、物の出し入れや補給がスピーディに行えます。まさに究極のザックの進化版。カラバリも豊富に揃うので、どの色にするのか悩ましいところです。
各¥19,800
サロモン コールセンター
03-6631-0837
www.salomon.com
Vuori
ヴオリのクルースエット
ヘビロテ必須の気持ちよさ。
日頃から情報収集のひとつとして、個人的に気になるランニングショップのサイトをチェックしています。ぼくらもメディア向けの展示会で、発売前の製品は目にしてはいるんですけど、よりユーザーと近いショップが何を選ぶのかは、マーケットを占ううえでとても大事な指標になります。そんななか最近、目についたのが〈ヴオリ〉というブランドです。アメリカ・カリフォルニアのヨガとサーフィンの聖地・エンシニータスで2015年に生まれた〈ヴオリ〉。「多様性は美徳」というコンセプトで、スポーツから日常まであらゆるシーンに対応できるコレクションを展開しています。なかでも特徴的なのが、とにかく着心地がいいこと。実際に袖を通したこちらのクルースエットは、速乾ボディに4方向のストレッチを備えたテクニカルな素材でありながら、肌触りはソフトで滑らか。それでいてデザインはプレーンでミニマム。ついついヘビロテしちゃう新時代のパフォーマンスアパレル。いまのうちにチェックしてみてはいかがでしょう。
¥12,100
アルコインターナショナル
03-6416-4108
www.alco-group.com
BAMBOO SHOOTS
バンブーシュートのショートパンツ
アクティブ仕様のグルカショーツ。
スポーツ及びランニングに傾倒し過ぎて、ときたまファッション的なフィーリングを欲するときがあります。とはいえあくまでスポーツ視点ではあるので、走りたいと思ったその瞬間に走り出せるものが望ましい。そこでチョイスしたのが中目黒の名店「バンブーシュート」のオリジナルレーベルからリリースされているショートパンツです。イギリス軍のグルカショーツをモチーフに、その特徴であるサイドベルトをクライミングパンツで使われるウェビングベルトにアレンジ。素材には肌離れのよいナイロンタッサーを合わせ、ポケット内部もナイロンメッシュを採用。ワイドなシルエットに2タックを配したグルカショーツならではのトラディショナルなシルエットを、快適かつスポーティに楽しむことができます。ありそうでなかった〈バンブーシュート〉ならではの、アクティブショーツ。加賀美さんのイラストをプラスした、〈カブー〉とのコラボのキャップとセットでゲットしたいなと。
LIGHT WEIGHT GURKHA SHORTS ¥14,300、STRAP CAP ¥7,920
バンブーシュート
www.bambooshoots.co.jp
inov-8×VAINL ARCHIVE
イノヴェイト×ヴァイナル アーカイブのトレランシューズ
山を走るきっかけに。
最近、トレイルランニングシューズが街でもてはやされています。いわゆるファッションスニーカーが溢れかえっているいま、ファッションと機能を両立したトレイルランニングシューズが、足もとの新たな選択肢に躍り出てきたのは自然な成り行きかもしれません。実際、イギリス発のシューズメーカー〈イノヴェイト〉からは、〈ヴァイナルアーカイブ〉のコラボレーションモデルがリリース。「ROCLITE G 315」をベースに、アッパーは防水透湿性に優れたゴアテックス仕様となり、ブラック×カーキという渋めのカラーコンビネーションを採用。トゥ部分にはモデル名に加え、同じ書体でブランド名をさり気なくプラス。コラボレーションらしからぬ控え目なデザインには、〈ヴァイナルアーカイブ〉ならではの美学が垣間見られます。それでいてアウトソールにはノーベル賞を受賞した素材グラフェンを合わせ、フィールドにおけるパフォーマンス性はキープしているのも見逃せないポイント。ファッション的なトレンドとして消費するだけではなく、フィールドに足を運ぶきっかけに、1足いかがでしょう。
¥23,100
SALT AND PEPPER
www.sandp.tokyo
音楽はマジックを呼ぶ。
愛してやまないフィッシュマンズが今年でデビュー30周年。夏にはドキュメンタリー映画もあるし、ライブも期待しちゃうってば。カモン ロッカーズ! フジロックも…って欲張りすぎか!?
NEEDLES
ニードルズの蝶小紋シリーズ
小紋、カモン!
昔から小紋柄が好きです。古着にどっぷりだった頃は、先輩の影響で〈キャンパス〉や〈ヴァンヒューゼン〉あたりの60sのシャツを買い漁っていたし、アイビーに傾倒していたときは『絵本アイビーボーイ図鑑』に倣い、小紋柄のB.D.シャツやネクタイをよく身につけていました。その時々でスタイルこそ違えど、定期的に訪れる小紋柄のマイブームですが、いまの気分で着るなら、ご覧のようなトラックスーツが心地良い。クラシカルな雰囲気を醸す小紋柄を、あえてスポーティなアイテムにミックスさせる〈ニードルズ〉のセンスよ! この辺りのハズし具合に、いち〈ニードルズ〉ファンの自分は毎度やられてしまうわけでして。取り急ぎパンツをゲトって穿きまくってます。いつものトラックパンツに比べて生地も薄手で軽いので、これからの季節に◎。夏に向けて半袖トラックジャケットも買っちゃおっか!
トップス ¥26,400、パンツ ¥23,100
ネペンテス
nepenthes.co.jp
Mountain Research
マウンテンリサーチのベルトポケット
足し算派です。
“大人のオシャレは引き算”なんてよく聞くけれど、自分はいくつになっても派手なものに惹かれるし、重ね着もすればアクセサリーもたくさん付ける。とにかく盛り盛りが好み。“引き算”よりも“足し算”の方が性に合うようです。そんな自分の“盛り癖”にピタッとはまったのが、ご覧の〈マウンテンリサーチ〉で見つけたポケット付きベルト。フィッシングウェアに見られるポケットディテールをプラバックルのベルトに装着したトンデモアイテムなわけですが、パンツの上に重ねることで、まったく新しい表情を引き出してくれます。その刺激的な見た目もさることながら、大小様々のポケットを備えているのでアウトドアユースでも重宝すること間違いなし。この春からバスフィッシングをはじめる予定なので、そこでも活躍してくれそう!
各¥28,600
*ブラックは「…..リサーチ ジェネラル ストア」限定カラー
…..リサーチ ジェネラル ストア
sett.co.jp
Sillage
シアージのスエット セットアップ
脱・部屋着なスエット。
家で過ごす時間が増えて、着心地の良い服、着ていてラクな服の注目が高まる昨今。それまで部屋着のイメージが強かったスエットのセットアップですら、いまでは街で着てても“アリ”な格好になりました。で、何を選ぶかが問題なわけですが、おなじみのブランドやオーソドックスなデザインじゃ物足りない欲しがりな自分としは、〈シアージ〉のセットアップを推したい! パーカはドロップショルダーで後ろ身頃を長めに採ったゆったりシルエット、パンツも同じくタックの入った超ワイドシルエットで、部屋着な雰囲気は皆無。完全に“ファッション”なスエットのセットアップなんですね。肝心のスエット生地はというと、吊り編み機でじっくり時間をかけて編み上げたフレンチテリーでクオリティも申し分なし。派手な帽子やシューズ、んでアクセをふんだんに使ってコーディネイトしたいな。
パーカ ¥20,350、パンツ¥24,200
シアージ
www.sillage.online
UGG®
アグのウエストサイダー スライド
レベチな履き心地。
スニーカーシーンで確固たるポジションを築いた〈アグ®〉が、待望の新作「ウエストサイダー ロー ウェザー」をリリースしたのが今年の1月。いわゆる厚底スニーカーの部類に入る1足なんですが、〈アグ®〉が新たに開発したソールユニット「Treadlite by UGG™」がまあ履き心地が良くてどハマりしまして。厚底ソール由来のクッショ二ングの良さはもちろん、地面との接地面を広くとっているから安定感&歩行性も抜群。正直、ソールの履き心地でここまで虜になったのははじめてです。写真の「ウエストサイダー スライド」は、その感動ソールユニットを搭載したスライドサンダル。しかもインソールにはシープスキンをあしらうとうありがたさ。足にとって至れり尽くせりなわけです。間違いなく、自分史上、最高の履き心地のサンダルかと。ブラック、チェスナットどちらの色も良いし、2色買いかな!?
各¥17,600
アグ® / デッカーズジャパン
www.ugg.com/jp
どうなる2030年。
AI、アバター、ブロックチェーン、3Dプリンティング、空飛ぶクルマ…。ぼくの知らない世界では加速度的にテクノロジーが進化、融合し、日々新しい動きが起こっているみたい。iPhoneが登場して14年、Amazonが誕生して27年…、いまから9年後にはどんな景色が見れるのか。取り残されないようにしなければ。
is not available
イズ ノット アヴェイラブルのジャケット
これが噂の “JOHN” のオリジナル?
なんの前触れもなくはじまった「趣味の店通信」。一枚のブツ写真に一言二言のコメントが添えられただけの簡素な構成は、情報が少なすぎて、逆になんか気になっちゃう。それでお店のサイトやインスタをチェックするんだけど、そこにも的確なことが載ってない。で、もっと気になって、今度はお店で確かめたくなっちゃう。なんのことかというと東京・代々木上原の名店「JOHN」のオーナー、檀上佑一さんが書く「フイナム」のブログのことです。ファッション好きの心をくすぐる連載なので未読の方はぜひご覧下さい。そんな檀上さんが「JOHNのオリジナルのようで曖昧な謎めいた企画」と語るブランド〈イズ ノット アヴェイラブル〉をスタートさせました。写真はそのファーストリリースとなるジャケット。檀上さんが数年前にイギリスのローカルマーケットで手に入れた服をベースに、アウトドアでも都会的でもない仕上がりを狙って完成させたという一着です。「着用したときのサイズ感もいい意味でほどほどにこだわり、でき過ぎないシルエットに調整。どこかにありそうでどこにもないジャケットに仕上がりました」と言う通り、決まりすぎず、野暮ったくなくもない、ギリギリのラインを攻めたデザインになってます。黒じゃない、このなんともいえないブルーグレーの色も◎。檀上さんの思いが詰まった一着、店頭で試してみる価値ありです。
¥42,900
JOHN
03-6407-0177
aiamjohn.com
PS Paul Smith
PS ポール・スミスの迷彩アイテム
新鮮な気持ち。
昨年、〈ポール・スミス〉の日本のウェブサイトではじまった連載「New Daily Life」。さまざまなクリエーターが登場し、いまの時代を過ごすのに相応しいファッションを彼らのポートレートとインタビューで紹介するという内容です。実は今年3月からスタートしたセカンドシーズンをぼくがお手伝い。すでに担当した3名の記事が公開されています。元アナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀さん、音楽プロデューサーでDJのtofubeats、建築家の中山英之さんです。普段、「フイナム」一本で他社のオウンドメディアに携わる機会がほぼないから、なんだかとっても新鮮な気持ち。4月から5月にかけて、他の記事も公開されるのでぜひチェックしてみて下さい。で、写真はこの企画の打ち合わせに行ったとき、ショールームで一目惚れした〈PS ポール・スミス〉のカモフラ柄のジャケットとショーツ。生地全体を激しく洗い、オーバーダイを施すことで生まれた、古着っぽさというか、こなれた感じがいいんです。このカモフラだったら目立たないし、久しぶりに挑戦してもいいかもって思いました。ちなみに、ジャケットはリバーシブル仕様。裏返せば無地になる優れものです。
ジャケット ¥39,600、ショーツ ¥17,600
ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp
NO BRAND
スタイリスト小林新さんがつくるウォレットチェーン
渾身の一本、ついに完成。
「フイナム」に入ってから仕事させて頂くようになったスタイリストの小林新さん。ファッションに対する造詣の深さはもちろんですが、新さんには兄貴分的なところがあって、いざというとき頼りたくなっちゃうんです。先日も雑誌『フイナム・アンプラグド』のファッションシュートを依頼。細かく話さずともこちらの意向をすぐ汲んで、素敵なスタイリングを組んでくれました。“SHOPPING CLUB” のビジュアル(142、144、146ページ)です。まだチェックしてない方はぜひご覧ください。ここで紹介するのは新さんがはじめたものづくり。最近完成したばかりのウォレットチェーンです。原型は海外の骨董市やアンティークモールで買い集めたというシルバーパーツ。バラバラのものを自分で繋いで使っていたところ、それを見たアンティークディーラーの方から提案され、つくってみることに。経年変化が楽しめるシルバー925を素材に選び、わざわざオリジナルのスタンプまでつくってフックやトライアングルのパーツに文字を刻印するなど、こだわりは半端じゃありません。懐中時計につけるチェーンをイメージしたという通り、性別問わずつけられる繊細さと品のよさを備えた仕上がり。財布をつけてもよし、カギをつけてもよし、構想から約1年かけて完成させた渾身のウォレットチェーンです。受注販売するとのことなので、気になる方は新さんのインスタにDMを。
¥71,500
Instagram:@arata0719
Melvita
メルヴィータのハンドジェル
消毒戦国時代の救世主。
ニューノーマルのひとつとして定着した手指の消毒。どの店入るにも必ず求められ、休みの日とか店をはしごすると心のなかで「さっきやったばっかりだよ!」って叫んじゃう。コロナ疲れの要因のひとつは消毒疲れにあるのかもって思うんです。でもとにかくいまは用心、やならいよりやったほうがいいに決まってます。そんなご時世なので、いざというときのために小型の除菌スプレーは常に携帯しておきたいところ。ぼくの一押しは植物由来のアルコールを70パーセント配合した〈メルヴィータ〉の「エッセンスBIO グリーン ハンドジェル」です。何がいいってまず香り。ユーカリのエッセンシャルオイルを配合しているからとにかく爽やか、一滴垂らすだけでこの香りに癒されます。そしてもうひとつのポイントは、すぐ手に馴染んでベタつかないところ。ヒアルロン酸配合だから手も荒れにくいんです。ハンドジェルをお探しの方はぜひ一度試してみて下さい。しかも、オーガニック認証取得済みですよ。
¥1,210(42ml入り)
メルヴィータジャポン カスタマーサービス
03-5210-5723
jp.melvita.com
FUJI & SUN
久しぶりに入ったフェスの予定。遠くで鳴っている音楽を聴きながら食べるBBQって、なんて贅沢なんでしょう。
NICATA
ニカタの出汁
お出汁のチカラ。
最近、500gという、大量の牛すじを買いました。牛すじって調理がとても面倒なイメージだったんですけど、意外と簡単。血合いの掃除だったり茹でて洗う工程が少しだけ面倒なだけで、それさえクリアすればもう煮るだけ。あれだけグニグニのスジ肉が、2時間煮込めばトロトロです、圧力鍋じゃなくてもね。そこから調理スタート。レシピは牛スジ煮込み。こんにゃくさんと大根さんをいれて、出汁、しょうゆ、みりん、酒などいろいろいれて、ひらすた煮る。結果、すんごくおいしくできた。 たぶん、出汁としょうゆがよかったんだと思うんです。使ったのが〈ニカタ〉の出汁パックと、〈ニカタ〉のドライドボニート ソイソースキットでつくったしょうゆ(キットの詳細はウェブで)。これを作っている海瀬さん(フイナムブロガー)はレペゼン静岡なので、その繋がりで最高の素材を手に入れ、最高な出汁をつくっています。お味噌汁にもいいんです。
左:ドライドボニート ソイソースキット¥1,944(左から3つ)、中:IZU BLEND¥1,296、右:SURUGA-BAY BLEND¥1,296
BXB
BXBのバッグ
自転車をアップデート。
今号のアンプラグドで、バイクパッキングのページを担当しました。いま、自転車と言えばコミューターが全盛ですが、ヒッピー全開グラベルロードがやっぱりかっこいい。そして、雑誌に出演してくれた方のひとりが使っていた〈Bags By Bird〉、通称〈BXB〉のサドルバッグ。たまらんのです、年季の入った感じが。〈BXB〉はジョージア州アトランタのメーカーで、スタートは2018年。裏地にはしっかり防水生地がラミネートされていて、雨もしのげます。生地やストラップ、バックルなど、すべてがUSA製というのもいい。ちなみにこれはサドルバッグだけどハンドルにも取り付けができて、容量は15~20リットル。これだけ容量があれば、自転車通勤のときもカバンを背負わずでOK。ただ、すべてがハンドメイドなので、好みの色に巡り会うのが難しい。しかも日本での取り扱いも少ない。もし見つけたら、即買いでお願いします。本国のIGアカウントも抜群にかっこいいです。
¥42,900
クラムワークス
03−6338−0537
MOUNTAIN HARDWEAR
マウンテンハードウェアのバックパック
特にチャックが好きなのです。
テント泊のキャンプや、バックパッキングに使うザックは持っています。75リットルくらいのものを。そして、普段使いのバッグが20リットル。先日、日帰りで行ったアウトドアサウナ(フイナムのYouTubeで公開中)で痛感したのが、75と20の間の必要性。20じゃ足りない、75だと大げさすぎる。過不足ない容量のザックは大事だなと思ったわけです。 話は変わり、2年前くらいから〈マウンテンハードウェア〉の街用ザックを背負いはじめました。初〈マウンテンハードウェア〉だったのですが、ユーザーのことを考えているな〜と。荷室のパーテーション、タフさ、アクセスの容易さをはじめ、とにかく使いやすい。ということで、この33リットルのザックです。あと、これまでいろいろなチャックを開閉してきましたが、〈マウンテンハードウェア〉のチャックがマイベスト。
¥18,700
マウンテンハードウェア
www.mountainhardwear.jp
THE NORTH FACE PURPLE LABEL
ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのサンダル
「サンダルにダウンって」と思ったのですが。
寒いうちに夏物を買うことができないタイプです。でも、特にサンダルって、「欲しい」と思ったタイミングだと売り切れていたりする。なので今年は、ちょっと早めにあたりをつけておこうと思います。〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉 のサンダルです。 最初見たときに「サンダルにダウンって…」と思いました。でも履いてみるとあら不思議。もちろん暑くはないですし、ダウンがあることで、甲高が普通のサンダルよりもでるので、コーディネートのバランスが取りやすい。ポテッとしているフォルムがまたかわいいし、この色使いでちょっとした品性も感じられる。適度なクッショニングもいい感じ。撥水加工がされているので水辺もOK。
¥17,600
ナナミカ 代官山
03-5728-6550