Style 03_佐藤貴史

PROFILE
1987年生まれ、愛知県出身。新卒で「BEAMS」に入社後、都内を中心とした有力店舗でのショップスタッフの経験を経て、2017年より同社のTシャツとアートを結ぶレーベルである「BEAMS T」のバイヤーに就任。これまでスケートブランドやHIPHOPアーティスト、気鋭のアーティストや作家など、様々な分野の才能と幾多の企画展やコラボレーションアイテムの制作を担当する一方で、企業案件や若手アーティストの発掘なども積極的に行う。また90年代のストリートファッションにも深く傾倒し、その着こなしはもちろん、同社きってのB-BOYマナーを持つアイコン的スタッフとしても支持される。
Instagram:@tkcsato1002

ー 〈クラークス〉に対して、どんなイメージを持っていますか?
佐藤: イギリスらしい英国紳士な姿勢を感じる、由緒正しきブランド。ストリートで愛されるだけでなくて、幅広い層から支持されている数少ない存在だと思います。
ー 普段も愛用されている「ワラビー」の好きなところは?
佐藤: スニーカーのようにカジュアルにも履けるし、スーツなどの着こなしにも合わせやすい、幅広さがポイントですね。あとは今日も履いている「ビームス」別注の一足などGORE-TEX®︎製のモデルも最近は多く存在していて、雨の日でもストレスなく履けるのは嬉しいですよね。

ー 「ワラビー」を履くときのマイルールやこだわりがあれば教えてください。
佐藤: フォブはつけっぱなしにすること。〈ティンバーランド〉のハングタグなどもそうですが、ローカルのルールや傾倒する分野のマナーによっては外す・外さない論争もあるんですが、ぼく自身としては、こうしたアクセサリー類はあえて装備する美学に惹かれている部分もあるんです。
ー 「ワラビー」を着用したスタイリングで参考にしているスタイルはありますか?
佐藤: アーティストなどではないですが、「ビームス」の先輩たちにも「ワラビー」の愛用者が多くて、クールなスタイリングや個性のある履き方など、その先輩たちの着こなしから学ぶことが多いですね。

ー これまで印象に残っている別注やコラボレーションモデルはありますか?
佐藤: ぼく自身も企画に携わったのですが、「ビームスT 原宿」で2年前に開催した「レフジーマーケット」のワンデイイベントでリリースさせて頂いたレザーの「ワラビー」ですね。企画を受けてくださった〈クラークス〉さんをはじめ、関係者の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ー どんな「ワラビー」スタイルに挑戦したいですか?
佐藤: 無地のTシャツにチノパンがベストですね。これからの時期ならワイドショーツに合わせて、ソックスとの相性も楽しみつつ、合わせたいですね。

ー 最近ハマっていることは?
佐藤: 友人たちと参加している屋内フットサル。健康維持の一環でも収習慣化させたいのですが、最近は仕事が忙しかったり、家事の手伝いなどがあったりで、行けていませんが……。
ー いま一番気になっているファッションアイテムは?
佐藤: サングラス。夏っていうのもありますが、クルマに乗っている時などにかけたいですよね。
ー 好きな映画や音楽は?
佐藤: 音楽はHIPHOPが昔から好きで、最近だと『SauRas Being(ソーラス ビーイング)』のコンピレーションアルバムがめちゃくちゃ良かったです。
