いつか着たいと思う憧れのブランド。
ー そういった意味で〈ショット〉は、みなさんのスタイルに合うブランドだと感じたのですが、実際にどんなイメージがありましたか?
Arashi:やっぱりレザーのライダースジャケットの印象は強いですよね。アメリカらしい、サイクルカルチャーの中にあるブランドで、自分たちよりも上の世代の人からも長く愛されている印象が強いです。
Kazuho:そうだね。歴史と伝統があるレザーブランドの筆頭というイメージはやっぱり強いですよ。

〈エフエーエフ〉を同クルーのTsukasaと共にディレクションするKazuho。 Instagram:@1_sail
ー たしかに「ワンスター」など、「Perfecto」シリーズのライダースの印象が強いですよね。レザーアイテムはKazuhoさんが手掛けられている〈エフエーエフ〉のアイテムとも親和性が高そうですね。
Kei:(〈エフエーエフ〉で)別注、お願いする?
Kazuho:いや、お願いできるものならね(笑)。個人的に欲しいと思うアイテムも多いんで。
Kei:別注で言うと、〈ショット〉はシーズン毎に〈シュプリーム〉と別注のジャケットを製作するじゃないですか。サイクルカルチャーを落とし込んだアイテムが毎回、本当にカッコいいと思うし、定番のライダースジャケットもめっちゃ欲しいです。男らしさを強く感じるブランドですよね。
Tsukasa:Keiが言うように、いろんなブランドとの別注でリリースされる〈ショット〉のアイテムはすごく印象的ですね。それも定番としてファッションシーンに根付いたものだからこそ、カッコよく映るんだろうし、ファッションとしての説得力があるんだと思います。
Senan:ぼくにとっては、無骨なイメージを前提に、ちょっとグランジな印象がありましたね。
Bobby:みんなが言うようにぼくもレザーアイテムは〈ショット〉っていう感じです。いつか自分も買う日が来るんだろうなって思いながら、いままで生きてきました。
一同:(笑)。
Tsukasa:それぐらい憧れブランドってことだよね?
Bobby:うん。その日がいつなんだろうって。自分が〈ショット〉に向かっていくのか…。
ー 〈ショット〉が見つけてくれるのかみたいな?(笑)。
Bobby:そう、そんな感じですね(笑)。
Kei:今日はみんな、私服に織り交ぜて〈ショット〉のアイテムをスタイリングさせてもらったんですけど、いつも通りのスタイルって感じでしたね。普段から着ているような感じで合わせやすかったです。

Bobby Yamamotoは表現者として活動するアーティスト。シルクスクリーンなどを用いてキャンバスに絵を描く。 Instagram:@bobby.ymmt
ー なるほど。セルフスタイリングしてもらったアイテムは、〈ショット〉の中ではリーズナブルで、トレンドも感じさせるシルエットをしています。大人はもちろん、ユースにもぴったりかと思うのですが、実際に着てみていかがでしたか?
Bobby:レザーのオーバーオールを着ましたけど、しっかりとしたつくりでやっぱりいいなって思いました。普段の作業着としても着たいぐらいです。
Kei:Senanなんて、いつも通りの着こなし過ぎて安定感抜群だったよね。
Senan:そうだね、いつもと何ら変わらない(笑)。絵を描くときも〈ショット〉のオーバーオールを着続けてペンキだらけにしたいなって。それぐらい、本格的なワークウエア感がありました。
Arashi:タフな作りなのに生地が柔らかくて着心地がいいっていうのも驚きでしたね。アクティブに動くときにも、普段着としても合わせやすいんじゃないかな、と。
Tsukasa:あと、ディテールが想像以上に細かいっていうのも特徴だと感じましたね。普通のワークウエアって、もっと大づくりでラフなものが多いと思うんですけど、細部までこだわってつくっているんだなと。
Kazuho:純粋なファッションアイテムとしてのクオリティが高いよね。
Tsukasa:そうそう。
Kei:ぼくの場合、普段からワークウエアを着ているので肌馴染みがよかったですね。カラバリが豊富に展開されているのもいいと思います。好みに合わせてスタイルに取り入れられるし、着たくなる服だと思います。

昨年よりYouthQuakeに合流したペインターのSenanは、油絵やデジタルアートを描く。クルーが手掛けるブランドへの作品提供やクライアントワークとしてデザインを行っている。 Instagram:@shamugami
ー 最後に、YouthQuakeとして今後計画されていることなどがあったら教えてもらえますか?
Bobby:YouthQuakeを象徴するカレッジロゴがあるんですけど、このロゴTシャツをリリースできるようなポップアップストアを都内某所で9月下旬に行おうと思って準備を進めているところです。これまで販売してこなかったTシャツをようやく出そうと思って。
Kazuho:(ロゴTシャツの販売)そうとう溜めたよね。ちょっと出し惜しみもしつつ。
Kei:よきタイミングを探し続けてきて。
Kazuho:時勢的に盛大にやるわけにもいかなかったんで、延期に延期を重ねて。
Bobby:もう、ここは延期なしで次こそやりたい! と。
Kei:ちょうど適した場所も使わせてもらえそうなので、正式に発表できるタイミングがきたら告知したいと考えています。
Bobby:あと、まだ企画段階ではあるんですが、年末にYouthQuakeが表現していることを全方位的に伝えられるようなプロジェクトを実現できないか、みんなで考えているところです。これも形になったら、きっと来てくれる人に楽しんでもらえるものになると思うのでチェックしていただきたいです。
