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マルヒロがつくった公園という巨大なウツワ。
PLAY at HIROPPA

マルヒロがつくった公園という巨大なウツワ。

2年前、そこはまだ、ただの空き地でした。長崎県の波佐見町で焼き物の商社としてさまざまな商品の企画をおこなう「マルヒロ」。彼らがその空き地の手入れをおこないつくったのは、波佐見焼よりももっと大きなウツワ。「HIROPPA」と名付けられたそのウツワは、緑が豊かで居心地がよく、程よい刺激もあり、みんなが笑って時間を過ごせる公園なのです。伝統を大切にしながらも、それに縛られない発想力で波佐見焼の概念を塗り替えてきたのが、「マルヒロ」の3代目に当たる馬場匡平さん。10月1日、波佐見町内にオープンするという「HIROPPA」は、そんな彼が10年の構想を経てつくりあげた空間です。ではさっそく、公園内を案内してもらいながら、その見所やオープンに至るまでの想いを語ってもらいましょう。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Yosuke Ishii
  • Special Thanks:Satoru Arai(en one tokyo)、Tsuneki Namura(ITONAM Inc.)

家族みんなで買い物を楽しめる「マルヒロ」本店とカフェ。

さて、また入り口に戻りましょう。エントランスにある建物は、「マルヒロ」の本店として機能します。

ご覧のように、ここでは「マルヒロ」の波佐見焼がずらりと陳列され、日用的な食器から、たくさんのアーティストやブランドとコラボレートしたアートピースが販売されます。

「大人だけじゃなくて、子供たちにも楽しんで欲しいので、駄菓子や公園で遊べるおもちゃもここにあります。家族みんなで買い物をしていって欲しいですね」

またショップ内にはカフェも併設。週末に家族で来てもいいし、地元の人たちが仕事の合間にほっと一息休憩するための場所でもあるのです。

「カフェは、福岡の『manucoffee』から独立した、松尾敬介くんが運営しています。建物の中だけじゃなくて外でもコーヒーを楽しめるように、カウンターテーブルを公園に設置しているんです。それと、『マルヒロ』の社員がつくる特製のお弁当を販売したり、福岡からキッチンカーがやってきておいしい料理も提供します。だから、ここでご飯休憩するのもアリですね」

馬場さん曰く、「じつはこの公園は、松尾くんがディレクターとして参加して参加してDDAAと全体の構成を考えたんですよ」ということで、ここからは馬場さんと松尾さんの対談をお届けします。「HIROPPA」ができあがるまでのストーリーや、園内のこだわりのポイントについて、おふたりに語ってもらいましょう。

INFORMATION

HIROPPA

hiroppa.hasamiyaki.jp
電話:0955-42-2777
住所:〒859-3702 長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷682
Instagram:@maruhiro.hasami
※オープン日はコロナの状況や天候により変更する可能性がございます。
随時、マルヒロのInstagram、HPなどで情報を発信していきますのでご確認ください。

OPEN-END

カフェ(HIROPPA内)
www.openend.jp
Instagram:@open_end_jp

MARUHIRO

電話:0955-42-2777
hasamiyaki.jp
store.hasamiyaki.jp