PROFILE
「Dos Monos」のラッパーとして2018年にアメリカのレーベル「Deathbomb Arc」と契約。これまでに『Dos City』『Dos Siki』『LARDERELLO』の3枚のアルバムをリリース。ポッドキャスターとしては、Spotify独占配信中の番組『奇奇怪怪明解事典』にて、JAPAN PODCAST AWARDSのSpotify NEXT クリエイター賞を授賞。また、クリエイティブディレクターとしても¥0の雑誌『magazineⅱ』やテレ東停波帯ジャック作品『蓋』などを手がけた。
Instagram:@tai_____tan
PROFILE
「HUG inc.」代表。東京藝術大学在学中の2015年に『HIGH(er)magazine(ハイアーマガジン)』を創刊し、編集長を務める。その他、モデルとして活躍する山本奈衣瑠さんらとともに製作する「EA magazine(エアマガジン)」や商品のプロデュースなど、創作活動は多岐にわたる。
Instagram:@hahaharu777
変化していくギフトのかたち。


ー 素敵なお家ですね。引っ越してきたばかりだそうで?
haru.:昨日引っ越してきました。まだ実感が湧いていません。
TaiTan:結婚したのは去年の11月ですが、1年ほど別々に暮らしていて、ようやくいっしょに住みはじめたんですよ。
ー 昨日! バタついているときに押しかけちゃってすみません……。このお家にした決め手は?
haru.:たくさんの物件を内見して回ったんですけど、あまりピンとくる物件と出会えなくて。探し疲れてきたタイミングで紹介してもらったのがこのお家。街が決め手というよりは、日当たりがよくて素敵なこの物件に惹かれました。友達を呼びやすいのも選んだ理由です。
TaiTan:ふたりで住むには少し広いかもしれませんが、ひとが来たくなる家にしたかったんですよ。いままで友達とシェアして住んでいたし、レコーディングやリハーサル以外は自宅で作業することが多いから、過ごしやすくなると思います。
ー どんなインテリアにしたいですか?
TaiTan:ぼくはこだわりがないから、任せようと思っています。
haru.:まだ決めていないので、いい家具との出会いがあれば嬉しいです。直観で選んでいこうと思います。

部屋のなかで圧倒的な存在感を放っているのは、TaiTanさんが好きなアーティスト「サエボーグ」さんの作品の『サエポーク』。近づいてよく見てみるとつぶらな瞳がかわいらしい。
ー インテリアの完成を楽しみにしています! 年末にかけてイベントごとが控えていることもあるので、ギフトについてお話を伺いたいです。これまでお互いに、どういうものをプレゼントし合ってきましたか?
TaiTan:仲を深めていく段階では、自作したものを贈っていました。場合によっては迷惑なものもあったかもしれないけど(笑)。最初にあげたのは、これくらい大きい年賀状。
(手で大きさを表現するTaiTanさん)
ー 賞状より大きいサイズですね(笑)。
TaiTan:印刷工場に特注してつくってもらいました。準備に掛かったのは、2ヶ月くらい。ロット1枚だけ工場に依頼したら微妙な顔をされましたが、熱意を伝えたらつくってくれました(笑)。
haru.:毎年くれたよね(笑)。そんなに大きな年賀状なんてもらったことないから驚いたし、嬉しかったです。全部取っておいています。わたし、なに渡してるっけ?
TaiTan:たとえば、タコのぬいぐるみとか。
haru.:そうだ! 旅先で、かわいいぬいぐるみを見つけてプレゼントしました。あと彼が描いてくれたオリジナルキャラクターを、友達にラグにしてもらってあげたこともあります。
TaiTan:彼女のまわりにはモノづくりをしているひとが多いから、その友達がつくってくれたものをプレゼントしてくれるんですよ。ぼくは料理が好きなので、この前は手づくりの木彫りの大きなスプーンをもらいました。
haru.:友達がつくったものを使って生活できたらいいな、と思って選んだんですよ。

TaiTan:あと、手の込んだ渡し方をしてもらったことがあって、おもしろかった。駅のコインロッカーの暗証番号といっしょに「ここに特別なものがある」とだけ送られてきて、いざ行って開けてみたら石が入っていたんです(笑)。
haru.:ひとりで海に行ったときに見つけた石です(笑)。見たことがないくらいすごく平たくて、これはあげなきゃ! と思って。
TaiTan:何億個もありそうだけどな〜(笑)。いまではいっしょに暮らすようになったから、ふたりで使える、財産となるものを贈り合うようにしようと話し合いました。