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Shopping Addict 2022 Jan. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2022 Jan.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

春夏コレクションが立ち上がり始めたと思ったら、海の向こうでは秋冬の新作が続々と発表されています。ファッションラバーにとっては甘美の季節、刺激された物欲を開放して、新年のスタートダッシュを切りましょう。それでは、今年の「Shopping Addict」もどうぞよろしくお願いします!

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
脇山修平
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01 32
小牟田亮

斧が欲しい。

飽きっぽい自分にしては珍しく、まだ焚き火にハマっています。先日埼玉県三郷市にある、火とアウトドアの専門店「イルビフ」に行ってきました。どれもこれも欲しくて困ったのですが、とりあえずサクラとクヌギの薪を大量に購入してきました。まだマイ斧がないので、次はそれです。

White Mountaineering x BARBOUR

ホワイトマウンテニアリング x バブアーのジャケット

柄バブ。

〈バブアー〉がいまちょっとしたブームになっています。これだけ歴史のあるブランドがブームとかあるのかっていう話ですが、現にそうなんです。とんでもない数の別注モデルが世に出回り、Youtubeでもたくさんの関連動画がアップされています。そんななか、ひときわ目を引いたのが〈ホワイトマウンテニアリング〉とのコラボモデルでした。〈バブアー〉の「ホワイトレーベル」で展開しているオーバーサイズシリーズのアーカイブを復刻。ゆったりと丸みを帯びたシルエットが特徴的な「トランスポート ジャケット」をベースに、〈ホワイトマウンテニアリング〉オリジナルジャカード生地をオン。絶妙に上品でリュクスな仕上がりとなりました。最近の〈ホワイトマウンテニアリング〉はもしかすると黒のイメージが強いかもしれませんが、柄といえばこのブランドのお家芸。どこか懐かしく格式高いムードをまとったこの柄、めちゃめちゃ好みです。
¥92,400

ホワイトマウンテニアリング
03-6416-5381

上治良充

上治良充の革小物

手仕事の尊さ。

玄関に鍵やらなんやらを置くスペースってありますよね。みなさんどうしているんでしょうか。自分はというと、ずいぶん前に買った木製のなんてことないトレイを使っています。風景と化してしまってあまり気にしたことありませんでしたが、はっきり言って全然シュッとしてません。こないだ急にそう思ってしまってから、その手のものをずっと探していたのですが、見つけたかもしれません。革と真摯に向き合って様々な作品を生み出す作家、上治良充(じょうじ よしみち)のレザートレイ&ボウルです。ただ置いていても様になるし、鍵やらを置いてももちろんいい。革を何層にも重ねて作られたというこのシリーズは、人の手が入ったプロダクトならではの温かみに満ち満ちています。クラフトものっていいですよね。
左奥 ¥16,500、左前 ¥16,500、右 ¥33,000

エンケル
03-6812-9897

TOGA VIRILIS

トーガ ビリリースのブルゾン

やっと出会えました。

自分の常識がいい意味で覆されたときって、気持ちがいいんだなという話です。これまで、こういういわゆるチャイナジャケット的な意匠の上着は、まったく受け付けませんでした。自分が着るものではないとさえ思ってました。が、どこかにチャレンジしてみたいという気持ちがあったんでしょう。この〈トーガ ビリリース〉のブルゾンを見た瞬間、試着、そして即オーダー。なんだかとっても清々しい気持ちになりました。前にも書いた気がしますが、自分にとって〈トーガ ビリリース〉はハレの服で、地味だらけなワードローブのなかで、パッと気分を明るくしてくれる大事な存在なのです。着るだけでアガる服。このブルゾンもそういう一着になりそうです。
¥42,900

トーガ 原宿店
03-6419-8136

AURALEE

オーラリーのベルト

物静かな一品。

〈オーラリー〉、本当に今さらではありますが、素晴らしいブランドですよね。2022SSシーズンの展示会で久しぶりに個人オーダーをさせていただきました。クルーネックT、モックネックT、そしてこのベルト。カットソーの類が最高なのは自分が語るまでもないでしょう。ずいぶん前に購入したTシャツ、まだ一軍で元気に登板しています。で、このベルト。見れば見るほど〈オーラリー〉だなぁと思うわけです。奥ゆかしいというかなんというか。フランスのタンナーより仕⼊れたボックスカーフを、表⾯と裏⾯のどちらにも使⽤した贅沢な一品。ステッチやベルトループをできるだけ⾒せないという作りがなんとも好ましいじゃありませんか。ベルトはこういうシュッとしたほうが好きなんですが、意外とないんですよね。男性が使えるベルトっておおよそマッチョなものか、エレガントすぎるものばかりなので。これが自分にとってちょうどのやつなんです。
¥30,800

オーラリー
03-6427-7141

山本博史

山手線一周。

東京マラソン、やるのか、やらないのか。実際のところはわかりませんが、準備を怠るわけにもいかないので、ロング走を意識的にやっています。というわけで、やってきました山手線一周。43キロくらいかな。これが意外と楽しい。みなさまもぜひお試しを。

Mike Spino

マイク・スピーノ著 近藤隆文訳『ほんとうのランニング』(木星社)

走ることの精神性を言語化した名著。

ぼくにとって走ることを言語化することは、意外と難しい。そもそもアスリートでもないし、たかが気分転換だし、タイムだってそこまで求めることもありません。ただ、走ることは辛く、苦しい行いではなく、むしろ感覚的でクリエイティブな行為なのだと、ぼくは思うのです。1976年に発行され、昨年初邦訳が発行された書籍『ほんとうのランニング(原題:Beyond Jogging : the innerspaces of running)』で著者のマイク・スピーノは、冒頭から「ランニングとは身体を鍛える手段であると同時にひとつの芸術形式(アートフォーム)だと私は考えている」と綴ります。いわゆる専門的なトレーニングプランをベースにしながらも、フィジカル一辺倒になることなく、その精神性にまで踏み込んだ内容は、感覚派のぼくにとって目から鱗なものばかり。もっとも単純で原始的な遊びであるランニングを、心の内側から見つめ直せる名著。走る喜びを知らない人にこそ、手にとってもらいたいです。
¥2,750

木星社
www.mokusei.pub

Inov-8

イノヴェイトのトレイルランニングシューズ

ノーベル賞受賞素材を贅沢に使っています。

2022年は元旦から走っています、約20キロ。その後もぼちぼち走ってはいるんだけど、昨年の大晦日を最後に山には行けていません。とはいえ、高尾やら、箱根外輪やら、徐々に山の予定も入ってきていて。さて今年は何を履いて山を走ろうかと模索しているなかで、気になったのが〈イノヴェイト〉です。2018年には鉄の200倍の強度を持つノーベル賞を受賞した素材・グラフェンをアウトソールに採用し、世間をあっと驚かせた同ブランド。そんなグラフェンをミッドソールにも搭載したのが、こちらの「FLYULTRA G 300 MAX」です。ミッドソールに使われたグラフェン強化フォームG-FLYは、ブランド史上最大のクッション性と反発性を備え、その効果を長く持続させるそう。また、アッパーには軽量で通気性のあるエアメッシュに2層のトゥガードを合わせ、インソールにはTPUビーズをプラスするなど、グラフェン以外の部分にもこだわりは満載。山で履いて、体感するのが楽しみな1足です。
¥25,300

DESCENTE TOKYO
東京都渋谷区神宮前6-19-21
03-6804-6332
descente.co.jp

Eyevol

アイヴォルのサングラス

あえてチャレンジングな配色を。

基本的にサングラスは視線を隠すために使っています。走っていると暇なので、ついつい女性に目が行きますし、それを悟られるのもこっ恥ずかしいじゃないですか。でも、2022年は趣向を変えてみようかなと。そこで目を付けているのが、〈アイヴォル〉のニューモデル「BERGMAN」です。フレンチヴィンテージを彷彿とさせるクラウンパウンド型で、全体の幅をややワイドに設定。〈アイヴォル〉ならではのアクティブシーンにも対応する機能を備えながら、見た目は実にスタイリッシュな印象を与えてくれます。また、クリアとデミのコンビネーションフレームに、レンズにはミディアムグリーンを合わせ、あえて視線の認識できる配色を選択してみました。正直、いまのところは掛け馴れていない自覚はあるんですが、いずれ馴染む日がくるだろうと希望を持って、使い続けてみようかと思っています。
¥25,300

Eyevol Tokyo Store
東京都港区南青山5-12-6
eyevol.com

SALOMON ADVANCED

サロモン アドヴァンスのスリップオン

日常履きからラン前後まで。

寒さの厳しい冬場のランニングでも、なんだかんだ汗はかきます。実際、走り終えてみると、シューズが汗で湿っていることもしばしば。なんで、ぼくはランニングのビフォー・アフターを快適に過ごすために、足にも優しいリカバリーシューズを履くことが多いです。とはいえ日常的にも使えるルックスが望ましいわけで。最近ヘビロテしているのが〈サロモン〉のなかでも限られたショップでのみ展開される〈サロモン アドヴァンス〉、その「RX SNOW MOC 2 ADVANCED」です。冬季のリカバリーシューズとして開発されたモデルをベースに、アッパーにはきめ細やかな質感が特徴のヌバックを採用。ホワイトとバーガンディという絶妙な配色が、足もとのアクセントとしてきっちりと主張してくれます。また、ヒールにはレザーパッチがあしらわれ、旧ロゴを合わせるなど、ファッションカテゴリーならではのアレンジもぼく好み。スリップオンタイプなので、脱着がスムーズなのも魅力的。この冬はラン前後はもちろん、日常履きとして活躍してくれそうです。
¥17,600

Wonder Mountain
www.digital-mountain.net

石井陽介

平家物語にラップ。

楽しみにしていたアニメ『平家物語』のEDに度肝抜かれた。古典に対してまさかラップを持ってくるとは。でもよくよく考えたら『平家物語』の原文も韻を踏みまくってるし意外と相性いいのかも。ANIの声も諸行無常してていいんだよな。あ、もちろん本編も面白かったです。今季の覇権待ったなし!

is-ness × SIERRA DESIGNS

イズネス × シエラデザインズのジャケット

令和はヘビーデューティでキメる。

アメカジ回帰の流れから、いまの気分は断然ローテク素材。ジャケットなら素朴な風合いの60/40クロス=ロクヨンに惹かれます。写真はそのロクヨンの生みの親である〈シエラデザインズ〉を迎えた〈イズネス〉のコラボ作。大好物であるフィッシングディテールをちりばめたジャケットで、身頃には大小様々な形のポケットが12個配置されます。しかしロクヨンは、こうしたヘビーデューティなギアディテールがほんとよく似合うなあ。ハイテク素材だとこうはならないんですよ。街着とは思えぬ凹凸のある見た目。過剰とも取れるディテール使いですが、この過剰こそがこの服をより楽しいものにしているんですね。デニムのバギーパンツにワークブーツで、令和のヘビーテューティスタイルの出来上がりってなわけです。以上、2022年1発目の散財報告でした。
¥528,00

イズネス
isness.theshop.jp

NEEDLES

ニードルズのトラックパンツ

ヘビ(蛇)ロテ確定!

奇抜な柄で毎シーズン驚かせてくれる〈ニードルズ〉のジャガードトラックパンツ。展示会のたびに「次はどんな柄があるんだろう?」と密かに楽しみにしているのですが、2022SSシーズンはこのパイソン柄に一目惚れ。速攻でオーダーしちゃいました。ともすればケバケバしくなりそうな柄ですが、斑点を小さくすることで程よい派手さに留めています。エキゾチックで色気あり。このあたりのさじ加減は、さすが〈ニードルズ〉というわけです。一見すると難しそうな柄ですが、トーンを抑えれば意外と難なく合わせられそう。余談ですが、昔からヘビは再生のシンボルとして縁起の良いものとされています。特に金運上昇のご利益があるとか。となればこのパンツ、穿きまくるしかないっての。ヘビ(蛇)ロテ確定の1本!
¥22,000

ネペンテス
03-3400-7227
nepenthes.co.jp

DAIWA PIER39 

ダイワ ピア39のハーフジップスエット

イナタくないハーフジップ。

勝手なイメージですが、スタンドネックのハーフジップスエットって、アメリカンカジュアルブランドのメールオーダーカタログに載ってそうな、ちょっと“イナタい”デイリーウェアのイメージがあります。ですが、この〈ダイワ ピア39〉はどうでしょう? イナタいどころか、クリーンでモダンな印象すら受けます。パッと見は何の変哲も無いオーセンティックなスエットなのに……なぜ? その秘密は素材にあり。スパンポリエステルを使っているから、ソフトな風合いながら生地面も美しくなめらか。その上シワにならないし、強度や伸縮性もあって機能的なんです。コットンのような見た目ですがコットンにあらず。このビミョーな素材の差が、このスエットを特別な1着にしているわけですね。両脇に付いたポケットも便利でありがたい。これも“令和のアメカジ”推奨アイテムです。
¥15,400

グローブライド
0120-506-204
Daiwapier39.jp

TOKYO CRAFTS 

トウキョウクラフトの焚き火台 マクライト

ひとりで火と向き合うべく。

無性に焚き火がしたくなり、新年早々、思い立ってデイキャンプへ。何もせずぼーっと火を眺めているだけのチルな1日を過ごして、何かと慌ただしかった年末の疲れを浄化。改めて焚き火の素晴らしさを実感した正月でした。というわけで、2022年も積極的に焚き火をしていこうと思います。目標は未だしたことのないソロキャンプ。ひとりで火と向き合う時間もつくっていこうかと。そこでまず手に入れたのが、ソロでも使える〈トウキョウクラフト〉の焚き火台「マクライト」です。決め手は、デイパックにも収まる収納サイズと、わずか794gという軽さ。それでいて火床も広く、大きな薪も載せることができます。組み立てもラクチンだし、ソロキャンプ初心者の自分には打ってつけかと。ここの焚き火台はすでに1台持っていて、非常に使い勝手が良かったのも大きかったです。今年はこいつをとことん使い倒します!
¥9,878

トウキョウクラフト
tokyocrafts.jp

村松諒

文七元結。

新年早々、立川流四天王のひとり、立川談春さんの独演会に行ってきました。目当ては事前に発表されていた演目「文七元結」。大ネタと言われる「芝浜」と並ぶような人情噺です。実は3年前の独演会で聴いた時、感情移入し過ぎて思わず涙…。またあれを味わいたいと思い、再びチケットを手にしたというわけです。期待通り、素晴らしくてまた涙しました。

LEMAIRE

ルメールのパンツ

運命の出会い。

年越し前に難題をクリアしました。それは冬用のスラックスを手に入れること。条件はシルエットが細すぎず太すぎないベーシックなもので、素材は冬の寒風を通さない肉厚なウール地。色は黒。センタープレスはあってもいいけど、タックは2つまで。過度なデザインは不要…などなど。いくつ縛りを設けて、どれだけハードルを高くするんだって感じですが、ふらっと入った東京・青山の〈ルメール〉のお店にあったんです。理想の一本が! こちら素材はタフなウールポリエステルの生地で、程よい太さのストレートシルエット。ただ、タックが無く、コインポケットがついているところからも分かる通り、元ネタはおそらくワークパンツです。あと色は黒ではなくグレーですが、この絶妙なトーンにやられました。普通、裾上げがマストなインポートものですが、なんとこちらその必要がなかったところも決め手に。いくつか妥協した部分もあるけど、いいものが買えたんじゃないかと。大満足です。
¥74,000

スクワット/ルメール
03-6384-0237
us.lemaire.fr

Paul Smith

ポール・スミスの貯金箱

小銭持ち。

思い返すと、貯金箱をはじめて手にしたのは小学生の頃。確かそれはブリキ製の円柱状のもので、500円玉を入れ続けると100万円貯まるものでした。いまでも100均とかで売ってるアレです。短気なところがあるぼくは、貯めはじめるとあっさり100万円の目標を断念し、入れるお金を1円玉や5円玉、10円玉にスイッチ。結局、いっぱいになっても数千円にしかならず、親に金持ちならぬ小銭持ちと笑われた覚えがあります。そんな思い出が〈ポール・スミス〉の貯金箱を見て蘇りました。このバルーンベアをモチーフした形、そしてメタリック調のカラーリングがキュートだと思いませんか。高さが25センチもあるから意外とお金も貯まるんじゃないかと。あれから30年くらい経ったけど、また貯金箱、使ってみたくなりました。
¥11,000

ポール・スミス リミテッド
電話:03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp

AIGLE

エーグルのブルゾン

フルモデルチェンジ。

いま注目しているブランドを問われれば、〈エーグル〉の名前を挙げるかもしれません。その理由は、このブランドのアーティスティック・ディレクターに〈エチュード・スタジオ〉の3人が就任したから。彼らに賭ける〈エーグル〉の意気込みはかなりのもので、これまであった日本企画を終了し、今後はすべてグローバル展開の商品に切り替えるといいます。フイナムでも取り上げましたが、実際、昨年11月に先行発売された数型のアイテムは期待を裏切らないものでした。そして、いよいよ店頭に並ぶのがファーストシーズンとなるメインコレクションです。そのなかでも気になったのが、このブルゾン。形はシンプルなんですが、フィッシングジャケットをモチーフにしたような着丈の短いボックスシルエット。〈エチュード・スタジオ〉の十八番といえる、絶妙なカラーリングと過度なディテールを排したつくりがいいなと。ちなみに素材はGORE-TEX。天候気にせず着られるところも◎。
¥53,900

エーグル カスターサービス
電話:0120-810-378
www.aigle.co.jp

LACOSTE

ラコステのポロシャツ

この春は定番を。

ぼくは出社すると必ず会社の自販機で水を買います。銘柄は「サントリー天然水」。スポーツ選手でいうところのルーティンみたいなもので、まずこれを口に含まないと仕事がはじまりません。そう考えると新商品が次々登場する流行り廃りの激しい時代のなかで、変わらず残るこの水ってすごいと思うんです。ファッションでもずっと愛される定番的なものってありますが、なかでもぼくが好きなものといえば〈ラコステ〉のポロシャツ。いまから4年前、フランスに行って工場を取材したというのもあるんですが、いつ見てもこの普遍的なデザインは見事だなと。特にコットンの柔らかな鹿の子地を使った、永遠の定番「L.12.12」は安心感があるんです。春先はいつもと目線を変えて、この長袖の「L.13.12」を着てみたいと思っています。
¥16,500

ラコステお客様センター
電話:0120-37-0202
www.lacoste.jp

脇山修平

驚き。

〈カシオ〉がハードシンセを30年ぶりに発売するらしいです。年始にスレンテンでお馴染みの「MT-40」の開発者が、レゲエ好きな女性社員だったみたいな記事を見てアガってましたが、布石だったのかな。全然関係ないですが、神保町の「岩波ホール」が閉館するというのもびっくりです。しばらく行ってないなかったな…。

AIAIAI

アイアイアイのヘッドホン

もう遅れない。

片付けが苦手なので、できるだけコードは少ない方がいいです。なもんで、できるだけコードを減らす方向で生きています。特に音楽系はその傾向が強く、その発端はスピーカーでした。家で聞く分には、意外といけるねと気づいたんです。そこからイヤホンなど、音楽系はワイヤレスに少しずつ変えていったのですが、手をつけていなかったのがヘッドホン。でも、〈アイアイアイ〉から発売されたばかりの「TMA-2 Studio Wireless+」は気になっちゃいました。独自技術で超低レイテンシーを実現したモニターヘッドホンは、リッチー・ホウティンと共同開発したとのことで、音も使い勝手もバッチリ。見た目も含め、なるほど、これはいいなと。DJに人気なだけ、あります。ちなみに、すでに「TMA-2」シリーズを持っている人は、モジュラーセットを購入することでアップグレード可能らしいですよ。
¥39,800

BEATINK
www.beatink.com

Lee

リーのコート

色濃いめで。

ジーンズを履いている人、なんならインディゴのアイテム自体が最近少なくなったなと思います。見たとしても、均等に色落ちさせた淡色が人気なイメージです。でも、今年はちょっと濃色のデニムとか、インディゴのアイテムを着たいなという気持ちがあります。かと言って縦落ちとか、ヒゲみたいな感じは少し違くて、細かいことは気にしたくない。そんな曖昧な気分の時に、この〈リー〉のインディゴ染めのサービスコートはなんだかよさそうと思ったんです。セットインスリーブが多いサービスコートをラグランにアレンジした見た目は、たっぷりとしたフォルムも相まってバルマカーンコートみたいだし、大きめのパッチポケットがカジュアルでかわいらしい。そして、一般的なデニムのように横糸が白じゃないので色味が濃いし、色が落ちたとしてもボヤッと沈んでいきそうなところ、よきなんです。
¥24,750

リー・ジャパン・カスタマーサービス
0120-026-101
lee-japan.jp/

Kalita

カリタのコーヒーメジャー

日々の道具。

朝が苦手です。特にいまの季節は寒くて、ベッドから出たくありません。少しうだうだしたあとに、コーヒーを淹れて飲むというのが毎朝の習慣です。抽出機器をいろいろ試してみたのですが、個人的にはハンドドリップが一番楽で場所も取らずベストでした。セラミックだ、〇〇式だとドリッパーも数種試したのですが、まったく気にしていなかったものがありました。それがメジャー。手に取る時間はほんの数秒で、目にすることが少ないのが理由でしょう。壊れないし、いつかに付属していたプラスチックのものをずっと使っていたのですが、ふと気になって買ってみたのが定番中の定番、〈カリタ〉のものでした。最初は木製の作家ものとかを考えていたのですが、マットなステンレスの工業製品然とした佇まいに惚れました。燕三条でつくられたそれは、ひんやりとして、びくともしない丈夫さが一度持つだけで伝わってきます。いい道具です。
¥1,265

カリタ
045-440-6444
www.kalita.co.jp

LOTTE

ロッテのアルコール飲料

カカオの香り。

つい先日お誘いいただいて、〈ロッテ〉の新作チョコレートを「sio」の鳥羽さんがアレンジした料理の試食会に参加しました。聞くと、「DO Cacao Project」という試みの一環とのことで、料理もチョコも言わずもがなですが、とても美味しかったです。行くまで気づかなかったのですが、このプロジェクトには「新潟麦酒」とコラボしたというアルコール飲料がありました。料理を楽しむつもりで行ったので、「とりあえずビール」方式で用意してくれた時は、最高すぎて呆気にとられました。日本人ってやっぱり、ビール系の飲み物好きですね。以前からビールをつくりたかったみたいで、念願叶った1本は、カカオの香りが最初にほんのり香り、ビール的な風味を持つ美味しいお酒でした。いい意味で重たい飲み口ではなく、個人的には常温ぐらいで飲むとより華やかな香りが楽しめて好きな感じです。オンラインショップ限定とのことで、ぜひお試しを! プレゼントにも最適では。
3本セット ¥2,046

ロッテ
www.lotte.co.jp

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