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Shopping Addict 2024 May 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2024 May
〜編集部員のお気に入り〜 後編

徐々に編集部員が選ぶアイテムも、Tシャツ、サンダル、ショーツ、と夏らしくなってきました。五月病という言葉があるように、梅雨を前になんとなく気分は沈みがちですが、お買い物が心を晴れやかにしてくれます。

常重直也
加藤誓也
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
安田天音
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01 20
常重直也

外見か、中身か。

しばらくやってたアパートの外壁塗装がやっと終わったみたい。すごく古い建物だからそりゃ確かに見栄えは悪かったんだけど、住人にしか分からないような外からは見えない階段とか廊下にも実はかなりガタがきてて、住んでる身からするとそっちの方が気になるんだよなー。でもまずは不特定多数の人の目につく外側から整えるのは、人間の性ってやつなのかしら。ぼくも外壁塗装ばっかりしてないで、見えないところにこそ気を配っていかなきゃな。

KIKO KOSTADINOV

キコ・コスタディノフのサンダル

芸術的な佇まいに惚れ惚れ。

今年3月、ブランド初となる旗艦店を東京・原宿にオープンさせた〈キコ・コスタディノフ〉。店内にはウェアはもちろん、シューズ、バッグ、アクセサリーなどがところ狭しと並べられ、ブランドのファンにはたまらない空間となっています。かくいう自分もそのひとりなわけですが、なかでもとくに気になったのがこの“ハイブリッドサンダル”。ペブルグレインレザーとキャンバスでつくられたという独特なアート性をも感じる1足は、モードやスポーティなどの言葉ではカテゴライズできない唯一無二の空気感を纏います。これからのシーズン、ショーツにハイソックスで合わせてみるのもいいし、無地Tシャツにワイドめのフレアパンツ、そして素足でこちらを履いて、エフォートレスなスタイルを楽しんでみるのもよさそう。夏はすぐそこですし、ごきげんなカラーで足元から気分を上げてまいりましょ。
¥127,600

キコ・コスタディノフ トウキョウ
tokyo@kikokostadinov.com

Maison MIHARA YASUHIRO

メゾン ミハラヤスヒロのカーディガン

全方位、穴アリ抜かりナシ。

ダメージアイテムが好きです。なんなら新品でスエットを買ってきては、ハサミやサンドペーパー、漂白剤などを使ってすぐ自分好みにアレンジしちゃうこともしばしば。もちろん素人が感覚任せで好き勝手にやってるだけなもんだから、日の目を見ずにその一生を部屋のなかで終えることになる服もたくさんあるわけですが…。そんな背景もあり、もとから芸術的とも呼べるダメージ加工が施されているアイテムを見つけると手に取らずにはいられないのです。大胆にも全方位に大きな穴が開けられ、裾や袖にはホツれ、さらに全体的にブリーチ加工がなされたこちらのカーディガンは〈メゾン ミハラヤスヒロ〉の1着。両肘、丸見えです。デザイナーである三原さんの言葉を借りるなら「Sublime Meets Ridiculous」、つまり崇高なことと馬鹿げたことが同時に起きることのおもしろさや奥深さをこのアイテムからは感じます。ものづくりへの情熱が宿った、まさに着る芸術です。
¥58,300

メゾン ミハラヤスヒロ
miharayasuhiro.jp/

CONLEAD

コンリードのソックス

助演俳優。

ソックスでどれだけ個性を出せるか、そのギリギリのラインを攻め続けていた前職(スーツ着用)時代。いま思えばふざけた新入社員だったなと思います。しばらくその感覚を忘れてしまっていましたが、このソックスとの出会いがぼくの奥底にあるソックス愛を呼び覚ましてくれました。ブランドの名は〈コンリード〉。繋ぐを意味する“Connect”と、助演を意味する“Co-lead”を重ねて生まれたブランド名には、服とシューズを繋ぎ、引き立て、ときには主役にもなりうる、助演俳優のような存在であるソックスにスポットライトを当てたいというデザイナーの想いが込められています。なかでも個人的に気になったのが、シグネチャーモデルでもあるこのレースソックス。上品でありながら遊び心に溢れ、繊細でいて大胆、主役を食わんとするそのサマは、『エブエブ』でいうところのキー・ホイ・クァンか、映画版『ドラえもん』におけるジャイアンといったところでしょうか。
各 ¥3,300

コンリード
www.conlead.jp/

FRONT 11201

フロント11201のシャツ

古着好きなら要チェック!

先日、代々木八幡エリアに移転オープンを果たした「FRONT 11201」。ブルックリンを代表する古着屋「FRONT GENERAL STORE」の日本初支店となる同ショップは、良質なヴィンテージウェアやジュエリーを扱うショップとして人気を博しているのですが、実はオリジナルアイテムだって相当イケてるんです。古着を見続けて15年のバイヤーが自身の審美眼に従って作成したこちらの「FRONT 11201 Original Open Collar Shirt」は、100%レーヨンでつくられているため、しっとりとしながらもタフな素材感で古着好きの玄人も唸る1着。インナーは無し、ボタンはいつもより1つ多めに外して、ダメージジーンズとビーサン、そんな感じで少し雑に着ちゃうくらいがちょうどいいのかなと。昔から、夏に長袖シャツって大人だよなー…という謎の憧れがあるんですが、このシャツに出会えたことだし、今年の夏は挑戦してみようかなと思ってます。
各 ¥11,210
(※Whiteのみ、6月2日(日)20:00〜 オンラインストアにて先行販売。)

フロント 11201
front11201.com/

加藤誓也

生歌最高!

先日、神田スクエアホールで行われたSnow Aalegraの初来日公演に行ってきました。来場者の半分くらいは外国の方だったのですが、なんだかエネルギーが違うというか、バイブスが違うというか。終始圧倒されっぱなしだったのですが、控えめに言って最高でした。9月には凄まじく影響を受けたNASがヘッドライナーとして出演する「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2024」が開催されるので、いまからチケット争奪戦に備えておきます。

TRIBE WEAR

トライブウェアのスエットフーディとスエットショーツ

新旧共存。

読者の皆さんは、2023年に発足された〈トライブウェア〉というブランドをご存知でしょうか。フォトグラファーとディレクターの二足の草鞋で国内外を飛び回るfuckingshun氏と、いつの時代もストリートのキーマンとして注目を集める“YOPPI”こと江川芳文氏が手がけていて、こちらのスエットはベーシックに焦点を当てた1stコレクションで登場したもの。無駄を削ぎ落としたデザイン性と14オンスの肉厚感が大きなポイントで、2人の年齢差によって生じるジェネレーションギャップを逆手に取り、オールドスクールとニュースクールを融合させることで新たな解釈のスタイルを楽しむことができます。エイジレスでジェンダーレスなセットアップ、持っておくと何かと活躍してくれるはずです。
スエットフーディ ¥9,900
スエットショーツ ¥8,800

ディアゲスト
03-5452-6855
info@dearguest.jp

CHARI&CO

チャリアンドコーのTシャツ

夏の必需品。

チャリ好きなら誰でも知っているであろう、ニューヨーク発のブランド〈チャリアンドコー〉。ユニークな着眼点から実現する異業種とのコラボレーションや実用的なギミックが落とし込まれたアイテムたちは、ファッション好き、ニューヨーク好きにも広く支持されています。そんな〈チャリアンドコー〉でフィーチャーしたのは、フロントにあしらわれたド直球なグラフィックが印象的な、こちら。肌と生地の間に隙間ができる独自開発の“COOLER THAN EVER TECH”という生地を使用していて、気温があがるこれからの時期、エクストリームスポーツなどアクティブなシーンで着用しても気持ちの良い風を感じられて気分も爽快です。ちなみに写真では伝わらないのですが、裏地は汗をかいてもベタつきにくいメッシュ仕様。自転車の需要が年々高まっているので、改めて注目したいブランドのひとつです。
¥7,150

チャリアンドコー ジャパン
03-6433-5912
chariandco.jp

aNYthing

エニシングのTシャツ

思いっきりNY。

2000年代初頭、ニューヨークはダウンタウンのストリートシーンにおいてカルチャーハブとしての役割を果たした〈エニシング〉。洒落の効いた表現とニューヨークの空気感を纏ったユーモア溢れるデザインを得意としていて、現代のストリートウェアやスポーツウェア、さらにはファッションというカテゴリー全体に大きく影響を与えています。まだ日本国内では取扱店舗もそこまで多くはないものの、コアなストリートヘッズの間では激しい争奪戦が繰り広げられているんだとか。今回ご紹介するこちらのTシャツは、某球団チームを彷彿させる“ザ・ニューヨーク”な配色が特徴的で、なかなか手に入らないからこそ、購買意欲を掻き立てられますね。彼らの今後の動向も気になるところなので、ひとまずInstagramの公式アカウントをフォローしてみましょう。
¥11,000

ディアゲスト
03-5452-6855
info@dearguest.jp

rajabrooke

ラジャブルックの撥水風呂敷とエアフレッシュナー

どれも主役級。

世界中の昆虫コレクターが追い続けた“マレーシアの国蝶”、現地を象徴する伝統工芸の“バティック”や“イカット”。幼少期をマレーシアで過ごしたデザイナーが日本人の感性、東南アジアの文化、音楽、アウトドア、ほかにもさまざまなカルチャーを独自に解釈して具現化する〈ラジャブルック〉のアイテムは、まさに痒いところに手が届くような、他とは一線を画すモノばかりです。水をくめるほどの撥水加工が施された風呂敷に目をつけて、ブランドらしい柄を落とし込んで調理しているところなんかも〈ラジャブルック〉らしくてグッときます。ちなみに、アイコニックなチャームにフレグランスを吹きかけて使うエアフレッシュナーは、大阪に拠点を置く〈ザ・ユニオン〉に別注したスペシャルな逸品。爽やかなフレッシュグリーンの香りは、万人受けすること間違いなしです。
風呂敷 ¥8,580 エアフレッシュナー ¥11,000

マンション ブティック ハリア
06-7507-1458
rajabrooke.jp

須藤結理

ウエポ。

いろんな機運が重なってウエポにハマっているので、今月はこんなラインナップ。ド派手なものはありませんが、クローゼットにあったらなんか手を伸ばしちゃう。そしてウエポ愛が高まった結果、来月記事を仕込むことに。お楽しみに!

OUTDOOR PRODUCTS AUTHENTIC LINE

アウトドアプロダクツ オーセンティック ラインのウエストポーチ

逆張りじゃない、いなたさ。

学生時代も社会人になったいまも馴染みのあるブランドというのはそうありません。〈アウトドアプロダクツ〉のバックパックを背負っていた中学生の頃を思い出しながら書いているわけですが、驚くことに昨年でブランドは50周年。そんな節目を迎え、ブランドの本質を再確認するべく、新ライン「Authentic Line」を立ち上げたのはご存知でしょうか。なかでもこのウエストバッグに触手が反応したのでご紹介を。アーカイブに敬意を払いながらそのまま復刻したこちらは、すべてアメリカ生産。初期のブランドロゴを刺繍で施し、愛らしさが増しています。外付けの巾着袋は、缶飲料が主流だった時代の名残りだそう。いまなら小物を収納するのがよさそうですし、もちろんワンカンしながら歩くことだって◯。道具としての機能性をとことん突き詰めたプロダクトづくりだと感心してリリースを読んでいると、クレジットには金子恵治さんのお名前。至極納得です。
¥15,400

アウトドアプロダクツカスタマーセンター
06-6948-0152

California General Store

カリフォルニア ジェネラルストアのウエストポーチ

差したいブルー。

1つめのウエストポーチは道具としての機能性にグッときましたが、こちらは塩梅のいいサイズ感とカラッとした色味が抜群。メインのコンパートメントは必要最低限のものが入るし、これぐらいの小ささはモノを詰め過ぎてしまっても、丸っと可愛いから無問題です。鮮やかに映えるライトブルーとグリーンの刺繍が気持ちよく、〈カリフォルニア ジェネラルストア〉だからこその思い切りの良さには感心してしまいます。Tシャツにだってシャツにだって、なんならカジュアルなジャケットスタイルの中に忍ばしてもいい、そんな包容力もあります。そして服装がぬるっと地味になってしまったときも、きっとこの1点ですべてが解決されるはず。小ささに反して可能性に満ちたウエストポーチの話でした。
¥5,280

ユナイテッドアローズ
store.united-arrows.co.jp/brand/cgs/storelocator/cgs.html

Hender Scheme

エンダースキーマのウエストポーチ

ギラつかず、キラついて。

2つめはカラッと夏っぽいウエストポーチでしたが、こちらはなんとも知性が香る逸品。実は〈エンダースキーマ〉は小さなバッグ類もたくさんリリースしていて、スエードやピッグスキン、ナイロンなどさまざまな素材を使った、ありそうでないアイテムをつくっているのです。かく言うこちらはカウレザー、のブラウン。なめらかな触り心地で、ストラップもブラウンなのが地味に嬉しい。なんならストラップの先がレザーで仕末されているのも芸が細かい、しかもジッパープルまで(!!)。幅広だから必需品以外にペットボトル(350ml)も入るし、がばっと開けられるのもありがたい。正直、広く出回っているレザーのウエストポーチはギラつきが気になるものばかりですが、これはいい温度感ですよね。育てるもたのしそうなウエストポーチでした。
¥26,400

スキマ 恵比寿
henderscheme.com
Instagram:@henderscheme

PLATFORM

プラットフォルムのウエストポーチ

最強の素材。

ラストは東北・宮城の地を拠点に活動するガレージギアメーカー〈プラットフォルム〉のこちら。しゃりっとした質感は「ダイニーマ・コンポジット・ファブリック」という素材由来のもので、聞けばスチールの15倍の強度を持つダイニーマ糸でつくられていて、重量・厚みという観点から最強なのだそう。だからいくら引っ張っても、雑に出し入れしてもへっちゃら。防水性もあるからいろんな場面でタフに使うことができます。このサイジングには意図があるそうで、「なんでも入ることが便利さのすべてではない」という制作者の想いがあり、日常で最低限のモノが入る設計にしています。取り出しやすさを考慮したジッパー角度や、装着時の重心のバランスを考えた設計など、デザインにもこだわりが行き届いています。新品はつるっとしていますが、経年変化でシワがついてくるのもうれしいものです(写真2枚目参照)。山でアクティビティするひとはもちろん、フェスで騒ぎたいひとも、夜行性で外を出歩くひともきっとこのウエストポーチがハマるはず。夏前に最強の味方、手に入れちゃってください。
¥8,250

ナイスタイム マウンテン ギャラリー
haveanicetime.jp

竹田崇真

都会のオアシス。

ここのところ、気持ちのいい気候が続いているので、海に行ったり、公園に行ったり、休日は自然に足が向きがち。中でも最高だったのが新宿御苑。芝生の上で昼寝する気持ちよさたるや。年間パスもあるらしく、本気で購入を検討しています。

ONC MERINO

オーエヌシーメリノのロンT

アーバン・メリノ。

3月に開催した「ファッション物産展 in MIYASHITA PARK」。みなさまのおかげで連日大盛況でした。その中でもとりわけ注目を集めていたのが、「山荘飯島」のブースで発売されていた〈オーエヌシーメリノ〉のロンT。メリノウールと聞くと、インナーとして着るようなタイトめのサイジングを想像しがちですが、ここのは1枚で着てくれと言わんばかりのルーズフィット。肌と服の間に適度な空気をはらみ、生地のなめらかさも相まって、着ているだけで心地いい気持ちになれます。あと、探すとなかなか見つからない細ピッチのボーダーというのもたまらないポイント。ご覧の通りカラバリも豊富で、アウトドアというよりストリートの香りさえ漂います。もちろん山で着てもいいんですが、やっぱりこれは街の方が似合うアーバン・メリノなんじゃないかと思うのです。
各¥16,500

オーエヌシーメリノ
onc-merino.com

nanamica

ナナミカのショーツ

24SSのベストバイ。

ショーツは圧倒的に膝下派。年齢とのバランスかもしれませんが、膝上はどうしても小坊主になってしまう気がします。その点、〈ナナミカ〉のショーツは膝下どころか、6分丈ぐらいのナイスサイジング。いつも腰パンして穿いていると、図らずも方々から「チカーノスタイルか」とツッコミをもらいます。あと、もうひとつお伝えしたいポイントが生地。経糸をボディのカラー、緯糸を黒にしたタフタは色の陰影を生み、太陽光の下で見ると玉虫のような絶妙な色合いに。普段、展示会でオーダーをすることはないのですが、このショーツは間違いなく自分好みだったので迷わず2色買い。待ちに待ったショーツ日和がやってきましたが、半年前の自分を褒めたいほどの愛用ぶりです。
各¥28,600

ナナミカ
www.nanamica.com

LQQK STUDIO

ルックスタジオのスエットパンツ

寝転がれるスエパン。

最近気づいたんですが、パジャマ以外にベッドの上で穿けるパンツを持っていません。手元にあるよそ行きのものはどれも真面目すぎて、ベッドにダイブなんてできやしない。着替えろよって話なんですが、外から帰ってきてそのまま寝転がりたいときもあるじゃないですか。ということで、スエットパンツ。遅ればせながら、こいつの持っているルーズさが途端に魅力に感じてきました。ただなんでもいいわけではなく、外でも穿けるデザインとルーズなシルエットは譲れない。この2つの条件に合うちょうどいいスエットパンツ、〈ルックスタジオ〉にありました。ゆったりとしたボディにピンタックでアクセントを加えた1本は、小洒落ているのにちゃんとラフ。値段がほどよい具合なのも推せます。派手めなオレンジと安定のグレー、これは2色買いかもしれません。
各¥22,000

ルックスタジオ
Instagram:@lqqkstudio

ARC’TERYX

アークテリクスのシューズ

朝の運動後にこの一足。

週2ぐらいのペースで出勤前にランニングするようになりました。ひと気の少ない井の頭公園は最高だし、眠気を覚ましてくれるしで、いいところしかありません。ただ、その後の出勤時、足がだるくなるのだけが難点。ということで、リカバリーシューズに頼ってみようという算段です。〈アークテリクス〉から登場した「KRAGG」は、クライミングポイントまでを安全に移動するアプローチシューズと、アクティビティ終わりに回復を促すリカバリーシューズをミックスした1足。伸縮性のあるメッシュアッパーが快適なフィット感を、ミッドソールとインソールが一体となったドロップインミッドソールがリカバリー性とクッション性の両立を実現しています。一方で、つま先周りをラバーで補強したり、Vibramソールを搭載したりと、岩場での着用を想定した堅牢な一面も。街に馴染むスタイリッシュなルックスながら、ヒールを踏んでサンダルのようにして履けるラフさも魅力的です。ランニングした後の出勤も「KRAGG」があれば億劫にならずにすみそうです。
¥27,500

アークテリクス
arcteryx.jp

柴山英樹

しきじ。

行ってきました、サウナの聖地。噂に聞いていた薬草サウナは想像以上に熱く、いれて5分が限界。そのまま飛び込む水風呂はかなりマイルドで、さすが天然水と感服しました。間違いなく、唯一無二です。

TOKYO DESIGN STUDIO New Balance

東京デザインスタジオ ニューバランスのセットアップ

TDSはアパレルも面白い。

スエット上下のラフな格好は好きだけど、普通のデザインじゃつまらない。そう思っていたところ見つけたのが、〈東京デザインスタジオ ニューバランス〉のこちら。最適なサイズバランスを追求したというこのセットアップは、ウエストのリブ幅を広めにとり、トップスはクォータージップのプルオーバータイプ、ショーツは裾をカットオフした膝上丈に設定。お馴染みのロゴを刺繍であしらい、スポーティながらファッション性の感じられるデザインに仕上げられています。ボディに採用したヘビーオンスのコットンは、耐久性に加え速乾性や耐摩耗性も備えた機能的な素材。これでジムにも行けて、カフェにも行けて、ぼくの場合ならオフィスにも行けちゃう万能なアイテム。我らが「ととけん」の真裏にある「ティーハウス ニューバランス」でも展開中なので、あわせてチェックしてみてください。
プルオーバー ¥24,200、ショーツ ¥20,900

ニューバランス ジャパンお客様相談室
0120-85-0997
shop.newbalance.jp/shop/

FreshService

フレッシュサービスのTシャツ

ランもフレッシュサービスで。

〈フレッシュサービス〉のこれでもかというほどのビッグシルエットが好きです。昔からこのブランドの服ばかり着ているから自然体でいられるし、ガバッと着られてストレスも少ない。そんな〈フレッシュサービス〉からスポーツ向けのテックTがリリースされたとあれば、見逃すわけにはいきません。ポリ100%ながら光沢を抑えたマットな質感で、優れたストレッチ性と速乾性を実現。おまけにUVカット、抗菌、消臭性とさまざまな機能を持ち合わせています。ガチなシーンにおけるパフォーマンス性はスポーツブランドのそれに劣りますが、街中でのジョグやワークアウトで使うならスペックは十分。2枚セットでアンダー1万円なので、走りたいけど何を選んだらいいかわからないというエントリー層にもオススメです。ドライタッチなので、サウナの行き来にもうってつけですよ。
¥9,350(2枚入り)

フレッシュサービス ヘッドクオーターズ
03-5775-4755
freshservice.jp

MARQUEE PLAYER

マーキープレイヤーのシューシート

紙幣で消臭⁉︎

落書きされた1ドル札、ではありません。実はコレ、さまざまなスニーカーケア用品を展開する〈マーキープレイヤー〉の消臭・調湿シート。シューズのなかに入れておくだけで、ニオイや蒸れを取り除いてくれる優れモノなんです。加えて、抗ウイルスや抗菌、抗アレルゲン、そして空気清浄などなど、遊び心溢れるデザインのなかに多彩な機能を持ち合わせた一品。開封後は約6ヶ月効果が続き、それでこのプライス。シューズ内の不快感が年中気になるぼくにとって、欠かせない存在になりそうです(笑)。
¥660

ミタスニーカーズ
www.mita-sneakers.co.jp

FOOT INDUSTRY × International Gallery BEAMS

フットインダストリー × インターナショナルギャラリー ビームスのスニーカー

ローテクなのに歩きやすい。

もはや無視できない存在となったTトゥのテラススタイルスニーカー。個人的にも気になっているのですが、日常的にランニングシューズを履く機会の多い身からすると、履き心地に満足できず…。そんななか出合ったのが、フットウェアブランド〈フット インダストリー〉と「インターナショナルギャラリー ビームス」のコラボです。いかにもローテクといったデザインながら、この手のシューズには珍しく適度なクッション性を実現。アッパーのレザーは柔らかく、足当たりがいいうえに歩き心地も快適です。サッカースパイクをベースに、デザインを品良く、機能を今日的にアップデートした本作。ぜひとも足を通していただきたい一足です。
¥29,700

インターナショナルギャラリー ビームス
www.beams.co.jp/international_gallery_beams/

安田天音

日焼け止め問題。

紫外線を凌ぐのに欠かせない日焼け止め、塗らないとと分かっていながらも苦手なゆえに続きません。塗り直すのも面倒ですし、とにかくベタベタするのが嫌なんです。しかし、意気込んで新しいものを買ったので、今年こそは夏が過ぎ去るその時まで、欠かさず塗り続けようと思います。

Diaspora Skateboards

ディアスポラ スケートボーズのTシャツ

イン・スクエア・サークル。

〈ディアスポラ スケートボーズ〉のTシャツ2枚目をゲット! 1枚目は昨年購入した「Dilemma T」でしたが、今回は「Part-Time Lover T」。そう、手に取ったのはどちらも音楽ネタのグラフィックTシャツです。2024年春夏の展示会にお邪魔したとき、デザイナーの小林万里さんに「今期もありますよ」と教えていただいて即決した1枚です。「Dilemma T」のユーモアもかなりツボでしたが、今回は大好きなスティービー・ワンダーの名曲で。バックプリントには小気味いいリズムがわかる楽譜も施されているのもいいんですよ。そして、某アウトドアブランドにありそうな配色とフォントも最高。グラフィックものを身につけるときは、その意味やカルチャーが自分に合ったものでないと気が済まないので結構慎重になってしまいます。しかしこれは、ブラックミュージックを愛するわたしにとってマストバイな一着でした。
¥6,930

PURRBS
diasporaskateboards-shop.com

Timberland

ティンバーランドの6インチ ブーツ

レインブーツにいかが?

〈ティンバーランド〉の6インチブーツはいわずと知れた名品ですし、フイナム読者ならすでに熟知しているはず。見た目がかっこいいことはもちろん、いまこのタイミングで気になっている理由は、来たる梅雨に向けてレインブーツを探しているから。真夏は少し暑いけど、ウォータープルーフが施されているので少しの雨なら凌ぐことができるんです。水の入り込まない構造となってるから、あのいや〜な浸水も防げるとか。ヒップホップ界ではアイコン的なアイテムなので、まさにドンピシャなスタイルで“イエローブーツ”を履いてみたいものの、ブラックが一番しっくりきています。去年のサマーソニックではニュージーンズがカラフルなシューレースに代えていて可愛かったから、真似してみようかな?
¥28,600

ティンバーランド/VF ジャパン
0120-953-844
www.timberland.co.jp

Lunetta BADA

ルネッタ バダのメガネ

おしゃれメガネはじめました。

アイウェアに目が行きがちな近頃ですが、今回ご紹介するのは〈ルネッタ バダ〉のメガネ。めちゃくちゃ視力が悪いので、メガネをファッションアイテムとして身につけるには時間を要しましたが、ついにその時が来ました。いまの自分に似合うものは比較的縁が薄いもので、かつ暖色系のメタルだな、と色々試すうちに気がついたんです。おしゃれでメガネをかけることはいまでこそ普通のことですが、〈ルネッタ バダ〉が誕生した80年代はまだまだその風潮はなかったそう。90年代にはブランドが休止してしまったので、再始動するまで〈ルネッタ バダ〉とは出会っていなかったのですが、さすがはカルト的人気を博したブランド。手に取ったときの重厚感といい、デザイン性といい、他とは一線を画するものがありました。培ってきたブランドのアイデンティティはしっかりと落とし込みながらも、時流を捉えるのが本当にお上手。先日公開された4thコレクションをみても、そのことがよく分かります。やっぱりアイウェアっておもしろい。しばらく沼にハマりそうです。
¥49,500

ルネッタ バダ
lunettabada.com
Instagram:@lunettabada_official

Ron Harman × Lafuma

ロンハーマン × ラフマのチェア

最高のチルギアー。

唐突かもしれませんが、こんなにエレガントなキャンプ椅子、みたことありますか? これはフランスの老舗アウトドアブランド〈ラフマ〉の名品「バタフライチェア」をロンハーマンのブランドカラーででアレンジした一作です。これをみたとき、すぐさま広いベランダで平穏な時間を過ごす夢が広がりました。座ってみると、背もたれの大きさと傾斜がちょうどよく、だらっと座れていい感じ。ザ ・アウトドアギアといった感じの無骨なアイテムもいいんですが、よりチルなムードが味わえるというわけです。特にアウトドアアクティビティを活発にやる方ではないのですが、芝生でこれに腰掛けてビールでも飲めたなら最高だな、とただただ妄想は膨らむ一方。部屋に置いてあってもおしゃれですし、インテリアとしてもいかがでしょうか。
¥17,600

ロンハーマン
ronherman.jp/item

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