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Retreat for tomorrow. Vol.1 サブスク型セカンドホームがもたらすもの。
MONTHLY JOURNAL Jan. 2022

Retreat for tomorrow. Vol.1
サブスク型セカンドホームがもたらすもの。

まだ収まる気配がないコロナの猛威をきっかけに、これからどこで、どう生きるのかを切実に考えるようになった人も少なくないはず。その一つの形として、ローカルへ移住する人やセカンドホーム(別荘)を買う人が増えているそうです。日常から離れ、自分の心とカラダと向き合うという意の「リトリート」が注目されているのもその流れでしょう。現実問題として別荘を買うのはなかなかハードルが高いわけですが、その障壁を下げてくれる新サービスが登場しました。“Live with nature. / 自然と共に生きる。“を標榜する新サービス〈SANU 2nd Home〉とは何か。今の時代に合ったこの新しいセカンドホームがもたらす、リトリート体験を振り返ります。

  • Photo_Yuta Okuyama
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Ryo Komuta

遊ぶも、働くも自由自在。

暖房は自分でつけます。とはいえ、それまで外にいたからなのか、この日の午前中まで誰かがいたのか、寒さは全く感じません。環境に配慮された、木屑(ペレット)を使う暖炉に火を灯すと、あっという間に空気を温めてくれる。採光抜群の湖に面した大きなガラスがあるけど、二重ガラスになっているうえ、木製サッシなので気密性と断熱性はバッチリというわけです。

この日は着いて早々、パソコンを開いて、“セカンドホーム”で仕事をします。遊ぶも、働くも自由自在なのです。wifiがあり、ネットワーク環境も万全。今回は寒くて無理でしたが、ベランダで湖を見ながら仕事をすることもできそうです。暖かくなったら、ぜひトライしてみたい。

夕方、ふと窓から外を見れば、山の向こう側に日が沈んでいきます。自然を感じながら過ごしていると、都会では見られない景色にいちいち感動してしまう。悠久というとちょっと大げさですが、都会とは違うゆったりとしたリズムの時間に沿うことはやはり心地いいことなのです。

INFORMATION

SANU 2nd Home

2ndhome.sa-nu.com/

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