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Shopping Addict 2022 Jan. 〜編集部員のお気に入り〜 後編

Shopping Addict 2022 Jan.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

早いもので1月も終わり。本格的な寒さが続きますが、ファッション業界は次なるシーズンへ。新しい季節の相棒探し、「Shopping Addict」がお手伝いします。編集部の気になるアイテム20品、ご覧ください。

黄田駿
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
古賀結花
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01 32
黄田駿

飼ってから書けよって話。

去年くらいからずっと言い続けていて、そろそろ文鳥を飼いたい。真っ白でクチバシだけピンクの白文鳥。でも不安。ペットを飼ったことないし、そもそも家に帰るのが遅い。でもあの可愛さはやばい。なんならゲージや置きたいおもちゃなんかもすでにピックアップ済み。こんなやつが飼ってもいいですかね?

FARAH

ファーラーのデニムパンツ

トリリンガル。

ヴィンテージやメゾンブランド、スキニーにバギーだって、和柄以外のデニムパンツなら、ある程度は足を通してきたけど、今季からスタートした〈ファーラー〉の穿き心地とシルエットはどこにも属さない新鮮味を感じます。程よく重厚感があるのに、タックが入ったシルエットは英国紳士よろしくなホップサックトラウザーのよう。スラックスっぽさを目指したペラいものと違って、骨がある感じ。だから、ペイントを塗布してもポップになりすぎない。アメリカで生まれ、イギリスを経由し、今年日本でリブランディング、3つの国を渡り歩いたブランドが獲得した多様なエッセンスが成せる技です。令和の舶来品は伊達じゃなかったです。
¥35,200

ファーラー
Instagram :@farah_japan

VANS

ヴァンズのハーフキャブ

三十路の履物。

〈ヴァンズ〉のハーフキャブが今年で30周年。スケートボード界のレジェンド、スティーブ・キャバレロのシグネチャーモデルとして誕生し、紆余曲折を経て現在のミドルカットになった同モデル。そんな逸話もおもしろいけれど、スケーター由来のボリュームとフィッティング感、数十年経過しても色褪せない普遍的なデザインも魅力です。なかでもアナハイム工場で生産されていた当時のディテールにヒントを得たこのモデルは、しなやかなレザーとシアーなカラーリングで都会的なクリーンさをまとっています。三十路を過ぎた身からすれば、ストリートはほのかに香るくらいがちょうどいい。今年のハーフキャブは、要注目です。
各 ¥12,650

ABCマート
www.abc-mart.net

Body of Work

ボディ オブ ワークのスエットパンツ

モードに噛み付く。

「スエットパンツは負け犬のしるし」と、カール・ラガーフェルドは言ったけれど、このパンツならどんなレッテルを貼られたってどこ吹く風。スエットの名産地カナダで生まれたこの一本は、しなやかなのにしっかりとコシがある。まるでアルデンテのような柔軟な芯があって、リラックスさもありつつ、モードに食らいつくくらいの品性を持ち合わせています。それに加えて、革靴やバッシュ、サボにモカシン……、どんなシューズと和えてもマッチする美シルエット。スエットパンツなのにズボラやだらしなさは置き去りにする、雄大なカナダでつくられたこのパンツを手に取れば、ラガーフェルドだって前言撤回したはず。
210カナダドル

ボディ オブ ワーク
Instagram :@bodyofwork
bodyofwork-studio.com

BIGMAC×FREAK’S STORE

ビッグマック×フリークスストアのカバーオール

ハードすぎず、マイルドすぎず。

春になったら、迷わずデニム。長年積み重ねたルーティンはパブロフの犬みたく脊髄反射に刷り込まれ、春一番や花粉より先に新しい季節を察知します。ただし、今年はトラッカージャケットではなく、カバーオールが気分。使い勝手の良さもさることながら、土臭い感じが妙にそそるんです。リアルな縦落ちやハードすぎないクラッシュ加減は、古き良きアメリカを感じさせながらも、ワイドな身幅や緩やかな肩の傾斜など、計算高いシルエットで設計され、実に現代的なカバーオールに。裾の内側に備えられたスピンドルを絞ればコーチジャケット的にも着こなせる一石二鳥な一着。それがこのプライスで手に入るのだから、買わない手はないです。
¥14,993

フリークス ストア渋谷
www.freaksstore.com

須藤結理

『20世紀ノスタルジア』

文芸座でリバイバル上映を観てきました。なんなんですか、あの広末涼子は。男の子とビデオカメラをまわしあって映画づくりをするという青春ピチピチ物語のおかげで、広末涼子がカメラ(観客)に向かってぶりっ子する映像の嵐。自分が彼氏かな?というバカな妄想を無条件でしてしまいます。映画としても若者ならではの狂気とか、時代のうねりが感じられてすごくよかった。ので、ぜひ!

CAMIEL FORTGENS

カミエルフォートヘンスの70s ウールニット カーディガン 

オフビートな服。

〈カミエルフォートヘンス〉、ご存知でしょうか? フイナムで紹介するのはおそらく初めてで、ひとことで表すとすれば、ジャズのようなブランドとでもいいましょうか。ファッションの定番や伝統に目配せをしつつも、それらを遠慮なく崩したり、捻ったり、かと言ってトゥーマッチすぎず。服づくりへの挑戦を静かにつづけています。このカーディガンは、70年代のホームドラマの主人公が着ていそうなゆったりしたシルエットながら、上質なメリノウールを採用しているおかげでだらしなく見えません。そして肩やサイドには、ブランドのお家芸とも言える段違いの継ぎ接ぎが。ひょいと想像をこえてくるギミック、冒頭の話に戻すならばまるで “オフビート” のよう。来シーズンのセッションも楽しみでなりません。
¥84,700

1LDK apartments.
03-5728-7140
onlinestore.1ldkshop.com

CRAIGHILL

クレイグヒルのキーリング各種

秘めやかな嗜み。

マネークリップやペン立て、キーリングなどはひとに見られることが少ないものだからか、正直こだわるのが後回しになります。でも、そんなちょっとしたものを、ニューヨークのブルックリンにある工房でハンドメイドでつくっているのが〈クレイグヒル〉です。要素を極限までそぎ落とし、実用性と美しさをあわせもったデザインをひと振り。今回紹介するキーリングがまさにブランドの思想を体現したアイテムなんですが、デザインはもちろんのこと、素材ちがいでつくられているのもおもしろい。左からスチール、ブラス(真鍮)、チタニウムで、光の反射具合や鍵との相性によって異なる表情が出てくるんです。こういった、ささやかなプロダクトにこだわれるひとって、たぶん生活を遊ぶように楽しんでるひと。早くそっちの世界線に行けるよう、今年は精進したいものです。
オフセットキーリング(スチール)¥4,980、クローズドヘリックスキーリング(ブラス)¥3,920、ウィルソンキーリング(チタニウム)¥2,290

STOCK
076-255-1997
info@stock-nyc.com
stock-nyc.com

HOMELESS TAILOR

ホームレステーラーのグローブ

取れない、落とさない、離さない。

冬の風物詩に入れてもいいのではというほど、手袋は冬の道路に落ちているものです。それが反面教師となり、取れにくい・目立つ・あったかい手袋を知らず知らずのうちに求めるように。〈ホームレステーラー〉はそんなわがまま都合を叶えてくれながら、ほかにないかわいらしいグローブをリリースしています。ホームレスのひとびとが重ね着(レイヤード)している姿に着想を得て2019年にスタートしたブランドで、架空のデザイナー「ホームレス君」が手がけています。今回は彼が普段使っているミリタリーモノのハンドウォーマーをベースに、より現代的に。ウールの赤も、沈みがちな冬服にアクセントを効かせてくれそうでいいですよね。そういえば、落ちてる手袋の写真を撮る芸能人って多くないですか? 宇多田ヒカルとか有吉弘行とか、加賀美健も。やっぱり風物詩、認定だな。
¥7,150

skool
www.instagram.com/yuk_skool/
www.instagram.com/homelesstailor_official/

La bouche rouge

ラ ブーシュ ルージュのバームとレザーケース

ヒップな唇。

服にどれだけお金をかけていても、靴をピカピカに磨いていても、眉毛や髪や髭を切り揃えていても、唇がガサガサでは元も子もありません。マスクをしているからといって、油断してはいけません。ならばと市販のリップをおすすめしたいところですが、せっかくなら粋なものをご紹介しましょう。パリ発、2017年に創設された〈ラ ブーシュ ルージュ〉は、美しさを求めながらサスティナブルな未来を目指す、コスメティックブランド。本体には、人体に有害な成分を一切使用せず、ヴィヴィッドな発色とスムースな使用感、色持ちが特徴です。こちらのバームは唯一色付きではないアイテム。唇の乾燥を潤すのはもちろん、ほんのり香るのもGOODです。アップサイクルレザーを採用したケースは重厚感があり、塗っている素ぶりすら不思議とかっこよくなります。この1本、きっとヒップな相棒になってくれるはずです。
レフィル ホワイトバーム ¥4,840、レザーケース ブラック ¥8,910

EDSTRÖME OFFICE
03-6427-5901
dstromoffice.com/

竹田崇真

今年こそは。

料理を始めたいと思っています。新年は何かをスタートするにいいタイミングだと言いますから。まずは大好物のチャーハンから極めたいと思います。慣れてきたら、小洒落た食器とかにも手を出したり。

ARC’TERYX

アークテリクスのBETA LT JACKET

ハイテクを味方に。

これまでハイテク素材を使った服には、あまり食指が動かない自分がいました。ただ、天気が悪いときに傘をさすのが面倒だなと思ってから、急に雨を防げるウェアが気になってきまして。手に取ったのは、〈アークテリクス〉の「BETA LT JACKET」でした。ヒップホップのアーティストや、ロンドンのクラブシーンにいるような若者たちが着ているのをSNSで見かけて、ファッションアイテムとしても気になっていたところだったので、デザインと機能が両立していてちょうどいいなと思ったわけです。で、モノはというと、雨も弾いてくれるのはもちろんなんですが、薄くて軽量なのに、防風性があるし、袖と裾が絞れるようになっているから、この時期にアウターとして着ても、寒い空気が入り込んでこなくて、ちゃんと暖かいんです。オーバーサイズが主流なご時世において、細身のシルエットが新鮮に映るというのもまたよし。裾を思いっきり絞って、短い丈で着るのがマイブームです。
¥55,000

アークテリクス カスタマーサポートセンター
arcteryx.jp/

KAPTAIN SUNSHINE

キャプテンサンシャインのデニムジャケット

デニム気分。

以前よりもデニムのアイテムを着るようになりました。理由は、仕事をしているとき、地べたに座ったり、服が汚れるような状況がたまにあるのですが、デニムならなんの心配もいらないから。洗濯を頻繁にする必要もないですし。その中でも、〈キャプテンサンシャイン〉のデニムジャケットは展示会で一目惚れした1着。元々3rdタイプの形が好みだったんですが、こちらは襟やフロントのポケット、袖口が小ぶりになっていて、武骨さと上品さをほどよいバランスで両立させた仕上がりです。素材のデニムは、40年代のデッドストックのデニムを徹底的に解析してつくられたものだそうで、特有のゴワツキはなく、リラックスして着られるしなやかさを有しています。個人的にはデニムジャケットって何着も持つアイテムでもないから、ぼくの中での定番は〈キャプテンサンシャイン〉でいこうかな、と考えているぐらいドストライクです。
¥35,000

キャプテンサンシャイン
kaptainsunshine.com/

DAIRIKU

ダイリクのカーディガン

憧憬を着る。

映画を着想源に、毎シーズンのコレクションをつくり上げる〈ダイリク〉。22SSでは、映画『MYSTERY TRAIN』と岡本さんの経験をリンクさせ、憧れから広がる価値観や体験を表現したそう。いつも懐かしさと新しさが混在するクリエイションでぼくたちをワクワクさせてくれますが、“BOY MEETS GIRL”をテーマに掲げた今季は、こちらのカーディガンが特に気になりました。なんといっても、この大胆な三色使いのカラーパレット。近頃、コロナ禍の陰鬱なムードもあってか、派手な服に手が伸びがちなぼくにとっては、大好物の配色です。それに身幅は広めに取っているのに、丈は短めというアンバランスなシルエットもよくて。趣あるモヘア混のニットということもあり、ブルーデニムに、〈コンバース〉みたいな、ベタな着こなしをしたい気分です。
¥46,200

ダイリク
@dairiku

SUGARHILL

シュガーヒルのデニム

万歳、ダブルニー。

ワークウェアが大好物なのですが、時には労働者感が出過ぎてしまう、なんてことも。なので、ワークウェアやミリタリーウェアなどは、当時のオリジナルではなく、デザイナーズブランドが現代的に解釈したものの方が好みです。こちらの〈シュガーヒル〉のデニムは、いい具合にフェードしたインディゴの色味や、オフセットベルトループなどヴィンテージ感を残しつつ、シルエットは強めにテーパードさせたシルエットで、モダンに仕上がっています。そして特筆すべきは、ダブルニーになっている点。元々膝部分を補強するために生まれたディテールが時を経て、こういう風にデザインとして成立してるっていうのがたまらないんです。
¥48,400

シック
store.sugarhilltokyo.com/

柴山英樹

コスパの良い趣味。

休日はランニング→ジム→サウナって感じの午前中を過ごしています。ここまでの時間の使い方は効率的なのですが、サウナ後は睡魔が襲ってくるので午後は基本的に昼寝。お金をかけずに楽しめる趣味、なんかないですかね…。

MA by Satoshi Mizutani

マ ファーストハンド バイ サトシ ミズタニのスエットパンツ

品良く穿けるスエットパンツ。

結局のところ、ラクさを追求すると、スエットパンツに敵うボトムスはありません。その快適性と程よいルーズさが病みつきになり、今冬ヘビロテしまくった、という方も少なくないかと思います。部屋着見えせず、街でも気兼ねなく穿ける一本をお探しなら、〈ボーディ〉の水谷倫さんと「ファーストハンド」のコラボラインから登場したこちらがオススメ。裾口にゴムを入れることでボリューミーでありながら収まりのよいシルエットが生み出され、裏起毛が暖かく柔らかな肌触りを実現。ワンポイントの刺繍は、カジュアルななかに品の良さを感じさせてくれます。ぼくは無難にネイビーを選びましたが、色物が気分な方はワインレッドやグリーンもオススメです。
¥9,350
ファーストハンド
firsthand.jp/


House of Marley

ハウス・オブ・マーリーのポータブルスピーカー

意外な素材使い。

上質なサウンドが楽しめて、インテリアとしても飾れるスピーカーを探していたところ見つけたのが、〈ハウス・オブ・マーリー〉の一品。“マーリー”という名前の通り、ボブ・マーリーの音楽や自然に対するリスペクトを体現すべく誕生したブランドで、素材と環境に配慮したサスティナブルなものづくりが魅力的です。新鮮でありながらどこか暖かみが感じられるこちらは、ボディ全面に竹を使用。鮮やかかつバランスのあるサウンドを実現する「デュアルパッシブラジエーター」が搭載されているため、コンパクトなボディからは想像できないほどパワフルな重低音が楽しめます。重量は800gと超軽量。室内間はもちろん、レジャーシーンへの持ち運びも楽チンです。
オープン価格

完実電気株式会社
050-3388-6838

MOONSTAR for TOMORROWLAND

ムーンスター フォー トゥモローランドのスニーカー

絶妙なパステルカラー。

主張せずとも存在感があり、洗練されていながら親近感が湧く。卓越したクラフトマンシップのもと生み出される〈ムーンスター〉のラインナップには、そんなスニーカーが多いように感じます。「トゥモローランド」が別注したこちらは、淡く優しげなパステルカラーが魅力的。日本製のコットンキャンバス「冨士金梅500」を用いたアッパーは耐久性としなやかさ持ち合わせ、オーセンティックな面構えながらタフで品良く仕上げられています。〈ムーンスター〉といえばのヴァルカナイズ製法でつくられているため、ガシガシ履きこんでも問題なし。春が待ち遠しくなるようなデザインと実用性を兼ね備えた3モデル、どれか一足と言わずまとめていかがでしょう。
各¥14,300
トゥモローランド
www.tomorrowland.co.jp/


SPALDING

スポルディングのバッグ

バスケ以外にも。

マウンテンパーカーを街で着て、ランニングシューズをスニーカー感覚で履く。そんな光景が示すように、優れた技術力のもと開発されるアウトドア・スポーツブランドのアイテムは、本来の用途を超え、シーンレスに活躍してくれます。バスケットボールを持ち運ぶためにつくられた〈スポルディング〉のバッグだって同じ。ボトム部分に備えられたボール用の収納スペースは、着替えの持ち運びやシューズケースとしても扱えるなど、トレーニングから小旅行まで幅広く背負えます。デザインアクセントとして正面に配したモールストラップにはカラビナ、左サイドにはストラップが付けられているため、バスケ好きならボールポンプ、日常使いであれば折りたたみ傘を固定してみても良さそうです。こちらはミリタリーテイストですが、ほかにもロゴを主張しない都会的なモノからスポーティなデザインまでさまざまなマルチバッグが展開されているので、気になる方はHPを覗いてみてください。
¥9,980
スポルディング・ジャパン
www.spalding.co.jp/


古賀結花

時間の流れは平等ではなかった。

“平地より山の上の方が時間の流れが早い”って知ってましたか? 「一般相対性理論」のなかで解明されていることらしいのですが、最近知って結構な衝撃でした。重力が大きいほど時間は遅れていくとのこと。アウトドアの達人たちがみんな仙人のような姿なのは、山にばかり行っているからなのか…?と思ったり。逆に、実年齢からは想像できないほど若々しいひとたちは、ものすごく地下深くに住んでいるんじゃないかと勘繰ったり。関係ありませんが、バンドの「相対性理論」が好きです。

WINDY AND RAINY

ウィンディ アンド レイニーのダウンブランケット

白くて上品なアウトドア用品。

真冬のキャンプは虫も出ないし、お客さんも少ないしで、なかなか快適なものなのです。そう、寒ささえ凌げれば。やれ石油ストーブだ、毛布だと荷物が増えてしまうのが難点かもと思ったり。ってことで軽くてあったかいダウンアイテムは必須ですね。〈ウィンディ アンド レイニー〉といえば、プロダクトの美しさが際立つブランド。昨年、イベントで偶然「スターライトタープ」に出会ったときは迷わず購入を決めました。このダウンブランケットは、そのとき一緒に手に入れたもの。キャンプアイテムには珍しく、白を基調としたカラーリングに繊細な動物たちのデザインが…というのはちょっと割愛して裏面へ。打って変わってポップな漫画調のイラストは一体? そう、アウトドア好きならご存知〈grn outdoor〉のマスコット、ダックローです。実は高品質なものを手頃な価格でつくることが大得意な〈grn outdoor〉が、ちょっぴりお手伝いをしているのでした。もちろん軽くてあったかくて、しかもコンパクトに収納できちゃう優秀なダウンブランケットです。
¥13,200

WINDY AND RAINY
www.windyandrainy.tokyo/

Made in PIERRE HERMÉ

メイド イン ピエール・エルメのケチャップ

気の利く大人、って思われたい。

バレンタイン&ホワイトデーはもうすぐそこ。普通にチョコレートを贈りあってもいいけど、いいひとには“気が利いてる!”って思われたいじゃないですか。だから一捻り。ブランドは〈ピエール・エルメ〉、だけどチョイスするのは王道のチョコレートじゃなくてケチャップなんてどうでしょう? 瓶に詰められた真っ赤なケチャップに、添えられたカタカナの〈ピエール・エルメ〉、もうこれだけでしゃれた気分が漂ってます。ピエール・エルメ本人が発見した高知県育ちのおいしいトマトを使い、奥行きのある味わいに。甘酸っぱいレッドは生野菜と一緒に、スパイシーなブラックは料理に使うと抜群のポテンシャルを発揮します。甘いものが苦手なあのひとにも、これならぴったり。
レッド ¥1,296、ブラック ¥1,512

Made in ピエール・エルメ
www.pierreherme.co.jp/ph/

NORDISK

ノルディスクの靴下

おみそれしました。

〈ノルディスク〉はコットンテントや山岳テント、シュラフにダウンシューズにと人気商品だらけ。コジーな気分でひとつ小物をば、と物色しつつ、ひととの被りが気になるお年頃なのでとくに変哲のない靴下でも、と手に取ったのがこれ。ところがそれはとんでもない間違いでした。ギュッと詰まった厚手のコットンを使ったソックスは吸水力に優れ、歩き回って汗をかくアウトドアシーンにぴったり。冬場はやっぱりこういうヘビーウェイトなものを履きたいところです。そして消臭機能がある裏糸を採用しています。1日中、ともすれば翌日の昼に温泉に入るまでは同じ服なんてこともままあるキャンプで、その実力を遺憾なく発揮することでしょう。表側はソフトな表情を崩さないので、どんなコーディネートにもしっくり馴染んでくれます。それでいて手頃なお値段ってところも素敵。靴下ひとつでさえこの計算し尽くしっぷり、お見事です。
各¥2,970

HYGGE STORE by NORDISK
03-6661-4347
hsbynordisk.base.ec

tangenet

タンジェネットのシャツ

あの白さに憧れて。

行きつけの美容院で、担当の美容師さんがいつも白シャツを着ています。ともすればすぐに汚れてしまいそうなものですが、いつ見ても眩しいくらい真っ白。それだけでなんだか頼もしく思えます。かたや自分を振り返ると、手元が疎かなのか足がおぼつかないのか、白いシャツは大抵とんでもないシミをつけて悲しく退場していくのが常。どうしたもんかと思っていたらこのシャツを見つけました。1940年代のフランスで着られていた型をベースにしているなんとも厳かな1枚です。すこし肉厚で、さらりとした上品な触り心地と、独特の切り替えになんともいえないシワ感、これだけで袖を通したくなりますが、心を掴まれたのは別の理由。なんとこのシャツ、汚れが落ちやすい生地になっているらしいのです。頑固な醤油なんかもほどほどの手洗いでつるっと落ちてくれると聞いたら買わずにはいられません。これでようやく、白シャツの普段使いに踏み切れそうです。
¥24,200

tangenet
https://tangenet.com

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