長く付き合うパートナーみたいな、そんな乗り方をしたい。
そんな話をしていると「ルーテシア」は次なる目的地に到着。ここは尾崎さんが靴の修理をよく依頼する「Brass shoe co.」です。この日は出していた革靴の修理が上がったので、引き取りにきました。
「ずっと前から名前は聞いたことがあったんですけど、お店に訪れたことはなくて。世田谷代田に来たときにかっこいいお店があるなと思っていたら、どうやらそれが前に聞いたお店だと繋がったんです。それで自分が持っているエンジニアブーツを持っていったら、修理はもちろんなんですけど、『こうしませんか?』という提案をくださったんです。それがすごく心地よくて、古い靴を買ってはここに来て、新しくしてもらうっていうことをしてますね」
“愛とセンス”ということを常々口にする尾崎さん。このお店もまた、そうした要素を大事にするお店だと続けます。
「腕も確かだし、内装や置いてある靴やパーツを見てもそのセンスが伝わってきます。それはスタッフの方々が魅力にあふれているからだなぁと。ブーツや革靴に対しての探究心と愛がものすごい。そしてそれを丁寧に伝えてくださって、いつも感謝しています」
修理に出していた靴を3足受け取り、さらにはお店がオリジナルでつくっているブーツを試着。それをまた即購入してお店をでる尾崎さん。これで今日の予定はすべて完了です。
1日を通してさまざまなこだわりや、モノに対する愛を披露してくれた尾崎さんに、最後に「ルーテシア」に乗って今後どんなことをしたいか聞いてみました。
「やっぱり、今日みたいな日常的な移動のために乗りたいですね。自転車みたいに、すぐ近くでもサッと乗ってパッといけちゃう手軽さが『ルーテシア』にはあります。いろんなところを転々とするのにすごく便利。それにコンパクトカーって、なんだか相棒感がある。ぼくはそういうところが好きなんです。運転していると地面を感じるし、一緒に走っている感覚があって、狭い道でもするすると通り抜けられる感じがとてもいいですよね。だから長く付き合うパートナーみたいな、そんな乗り方をしたいですね」