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海、山、風、音、そのすべてを味わう。瀬戸内JAMで感じた、ローカルの価値と可能性。
Let's go on a journey

海、山、風、音、そのすべてを味わう。
瀬戸内JAMで感じた、ローカルの価値と可能性。

来年こそは海外旅行に! なんてセリフは去年のいま頃も言っていたわけで、先行きは未だ不透明。それならいっそ、2022年は国内全土に目を向けて、見知らぬ土地を旅するってのも大いにあり。例えばメジャーな7大都市や温泉街ではなく、SNSでも目にしないような地方の街とか。田舎ならではの自然に触れたり、郷土料理を頬張ったり、ローカルイベントに足を運んでみたりして、のんびり旅するのも楽しいものです。今回ぼくらが向かったのは、岡山県の南部に位置する玉野市宇野。目的は瀬戸内海の絶景、そしてボルダリングと音楽を掛け合わせたフェス「瀬戸内JAM」。そこでの2日間を通じて、地方都市のポテンシャルを肌で感じました。

玉野市ってどんな街?

「JR宇野駅みなと線アートプロジェクト」の一環でリニューアルした宇野駅。
デザインはウィーン在住の作家、エステル・ストッカー氏が担当。

「やっと着いたー!」

到着時の第一声はこのひと言。なにせ目的地の玉野市宇野駅までは、東京駅からおよそ700km。約5時間の間、新幹線と在来線にゆらり揺られて辿り着いたわけです。

しかし、長旅の疲れは即座に楽しみへと変わります。だって見てください、このアーティスティックな駅のデザイン。なんだか面白そうな雰囲気が漂ってきませんか?

2日目は「瀬戸内JAM」を満喫するとして、この日はノープラン。ひとまず荷物を下ろしに、宿泊先の「UNO HOTEL」へと向かいます。

UNO HOTEL昨年7月にオープンしたばかりのライフスタイルホテル。
JR宇野駅から徒歩1分、宇野港フェリー乗り場から徒歩3分の好アクセスに位置する、瀬戸内旅の玄関口。

駅到着3分にして2度目の驚き。ホテルがなんともスタイリッシュ!白とグレーを基調にウッドが散りばめられた客室は、洗練されていながらも居心地が良く、Wifi環境やアメニティ類も大充実。おまけにバルコニーからは、瀬戸内海のオーシャンビューや、その先に点在する島々も一望することができるのです。

駅到着から10分、先ほど感じた期待は確信へと変わりました。

少しの休憩を挟んだところで、散策をスタート。

ホテルからすぐ近くにはフェリーターミナル「宇野港」があり、「瀬戸内国際芸術祭」の開催地として有名な直島や豊島、小豆島といった離島へ行くことができます。便数も充実している上、往復でも1,000円前後とリーズナブル。この日は宇野駅に着いた時点で夕方だったので泣く泣くスルーし、「東京を早朝に出発していれば…」と少し後悔。

とはいえ、「宇野港」から間近に見渡す瀬戸内海はあまりにも壮大で美しく、ただボーッと眺めているだけでも心地良い。澄み切った空気と海の風を浴びながら、無心のひと時を過ごしました。

すっかり陽が沈んだところで、散策も終了。近場の天然温泉「たまの湯」で疲れを癒やしてから(ここのフィンランド式サウナがこれまた素晴らしい!)、ホテルで粛々と晩酌し、翌日のイベントに向けて寝床につきます。

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