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ディーゼル ライブラリーを纏う20組のポートレイト。
Power to The Future : DIESEL LIBRARY

ディーゼル ライブラリーを纏う20組のポートレイト。

トレンドを追いかけるのも悪くないけど、ファッションを楽しむ上で、どこかに自分らしさは残しておきたいもの。お気に入りの服に、少し旬をプラスする。スタイルというものは、そうやって積み重ねながら育てていくものだと思います。〈ディーゼル(DIESEL)〉の新しいデニムコレクション「ディーゼル ライブラリー」は、スタイルをつくる上で欠かせないものになるかもしれません。サステナビリティとジェンダーレスなアプローチをテーマにした服は、環境への負荷を最小限に抑えるなど生産背景にもこだわりつつ、トレンドに左右されず、長く愛用できるデザインを意識。サステナブルという言葉の意味を、咀嚼した上で生まれたコレクションです。今回はこの魅力を伝えるため、新時代を担う20組のクリエイターを起用。『ガール・フイナム』と連動し、前後編に分けてそれぞれ10組のスタイルを紹介していきます。まずは前編の5組をご覧ください。

  • Photo_Genki Nishikawa(MILD)
  • Styling_Nobuyuki Ida
  • Hair & Make up_Katsuyoshi Kojima(Tron, 02), Kotoe Saito(01)
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Ryo Muramatsu, Soma Takeda

03 : Keisei Kawahara 義足は障害者が使う道具ではなく、ファッションの一部。

PROFILE

川原渓青

パラアスリート。2019年1月、事故による怪我により、右膝下を切断。その後、過酷なリハビリを経て、かねてからやっていた水泳競技をリスタート。21年、パラアスリートとして、400メートル自由形と100メートル平泳ぎで日本新記録を更新した。
Instagram : @iamkawak

ー 川原さんは怪我されてから、いまではパラアスリートとして活躍されていますが、その道のりを考えるとものすごい精神力ですよね。

川原:怪我してから1、2ヵ月はどん底でした。だけど、泣いてるだけでは何も変わらない。それに気づいて自分で何かしないといけないと思って、できることを探して。だけど、怪我してからみんなどのようにそれを乗り越えたかという情報が少なくて、だったら自分でそれを発信するしかないなと思ったんです。もっと楽しく、お洒落できることを伝えて、同じ境遇のひとに希望を持ってもらえるようにしたいなって。

ー ある意味ご自身の中で、その義足は自分自身を表現する上でエッセンシャルなものになっていますか?

川原:そうですね。ファッションが大好きで、ポジティブになれる要素だと思うんです。義足は障害者が使う道具というよりは、ファッションの一部という感覚で付けていて、これはぼくらにしかできないことですよね。みんながアクセサリーを付けたりとか、そういう気持ちで義足を捉えています。

〈ディーゼル ライブラリー〉デニムジャケット ¥85,800、デニムパンツ ¥27,500、〈ディーゼル〉シャツ ¥27,500、タンクトップ ¥15,400、シューズ ¥48,400(着用アイテムの詳細はこちら

ー 「ディーゼル ライブラリー」を着てみてどうでしたか?

川原:実はうちの父親が昔、〈ディーゼル〉のデニムパンツを穿いていたんです。それを譲ってもらったりしていたので、自分にとっては格好いい大人のブランドという印象ですね。今回、久しぶりに穿かせてもらって、めちゃめちゃいいですね、これ。レングスが長くて、足元に溜まる感じがいいなって。股上も深くて、ハイウエストで穿いても丈が短くならないっていうのが、ぼくは好きです。

ー 生産背景にも目を向けて、サステナブルなものづくりをしているんです。

川原:自分も極力同じ服を長く着たいと思っているし、ものを大切にしながら生活することを心がけています。環境問題とか、これからずっと目を向けないといけないことだし、〈ディーゼル〉のような大きなブランドがそうした取り組みをするって大事だと思いますね。

INFORMATION

ディーゼル ジャパン

電話:0120-55-1978
オフィシャルサイト

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