3人の識者は、チャンピオンのMADE IN USAをどう着るのか。

1919年に創業したアスレチックウェアブランドの〈チャンピオン（Champion）〉。アメリカブランドの代表格で、数々の名作モデルを生み出してきたオリジネーターは、100年以上に渡り愛され続けています。そのなかでも支持を集めるのがMADE IN USAシリーズ。素材から糸、そして縫製とアメリカ製にこだわる同シリーズを、3人の識者が着用。ファッションワイズが、このオーセンティックをどう料理するのか、とくとご覧あれ。

Photo_Hiroshi Nakamura

Text_Yasuyuki Ushijima

Edit_Shun Koda、Yuka Koga

Special Thanks_SANZOU TOKYO、NEAT HOUSE

STYLE 2 時代や性別を超えてボーダーレス、
タイムレスに取り入れられるブランド。

〈チャンピオン〉9oz TERRY FLEECE フーデッドスウェットシャツネイビー¥12,980（Sサイズ着用）

ー次の着こなしでは、MADE IN USAシリーズの9oz TERRY FLEECEフーデッドスウェットを着用してもらいました。3シーズン使える程よい厚さの裏起毛素材ですが、着心地はいかがでしょう？

おっしゃる通り、軽くて生地も柔らかいので、かなり快適です。薄手な分、アウターにも響かないのがいいですね。春にはぴったりだと思います。

ー全体をブルー系のトーンで合わせていますが、着こなしのポイントを教えて下さい。

今回もパーカにベストをレイヤードしています。春だと着こなす枚数が減るのでトップス一枚の素材感で勝負……みたいな感じになりますが、ベストがあると体感温度は上がるけど、アウターを着たときみたいに全体の雰囲気が大きく変わらないので、よく取り入れています。今回のベストもパーカと同色だったので、雰囲気を変えずに着こなせました。

ー二重仕様のフードは防寒性もさることながら、立体的なフォルムで後ろ姿も綺麗です。ちなみに柴田さんは〈チャンピオン〉にどんなイメージを持っていますか？

世代や性別を問わず、ボーダーレスに取り入れられるブランド、というイメージですね。袖につくCロゴもキャッチーだし、自分にとっていい意味で、流行り廃りもないのでタイムレスに着ることができる定番ブランドです。

ー「タイムレスに着る」は柴田さんが実践されていることでもありますね。今後はどんな活動に力を入れていく予定ですか？

作品ではないですけど、いろいろと写真を撮っているので、フォトグラファーのような活動ができればいいなと思っています。あとはYouTubeチャンネルの幅をもっと広げていきたいですね。今はVLOGのように俯瞰してライフスタイルを切り取っていますけど、カメラに向かって一人でしゃべるのが苦手で……かなり、ぎこちなくなってしまいます（笑）。そういったことも、うまくできるように頑張っていきたいですね。