Icon 01. seidai

PROFILE

2000年生まれ、広島県出身。2019年に服飾の専門学校に入学するため上京。学生時代にはじめたインスタグラムのリールとTikTokが国内だけでなく海外で話題に。インスタグラムのアカウントは設立して4ヶ月で17万人、リールの動画総再生数は6000万を超える、Z世代のファッションアイコン。
Instagram : @____seidai
アンチに向けて動画をつくり、フォロワーが急増。
ー いまやInstagramのフォロワーが24万人超、TikTokも39万人以上のフォロワーがいるseidaiさんですが、それぞれ、いつから始めたんですか?
seidai:Instagramは中学生の時からやっていて、TikTokは1年前から始めました。
ー 始めた理由は?
seidai:Instagramは当時流行りだしたから、TikTokは、いろんな人に自分の活動を知ってもらうために始めました。あくまで、PRの一環で。
ー モデルとしても〈TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.〉や〈kolor〉など、錚々たるブランドのランウェイを歩いていますよね。

seidai:モデルの仕事は横の繋がりができるし、いろんな業界の人とも繋がれる。将来自分の活動も多方面に広げていきたいと思っているので、とても勉強になっています。
ー seidaiさんの肩書きはモデルでしょうか? それとも俳優?
seidai:そう聞かれることが多いんですけど、ブランドもやっているし、動画のディレクションもする。なので、“マルチエンターテイナー“ですかね・・(笑)。
ー ファッションの目覚めはいつだったんでしょうか?
seidai:中学3年生のときです。ちょうど好きな女の子がいたんですけど、その子にダサいと言われてしまって(笑)。そこから火がついて、髪や外見に気を使うようになり、近くの古着屋に通いまくってましたね。
ー それがいまや、若者たちはseidaiさんのファッションに憧れを抱いています。
seidai:まだまだです。今後も自分の感覚を磨いていって、もっと影響を与えられる存在になっていきたいです。
ー 自身がディレクションした動画から爆発的に人気が出たわけですが、バズらせるコツなどはあるんでしょうか?
seidai:人にどうやれば伝えられるか、どうすれば心に刺さるかを常に考えています。そのために本も結構読むんです。本って、作者の膨大な経験や知識が詰まっているから、本当に勉強になるなって。


ー seidaiさんの動画は、日本で撮影されていながら、海外の匂いも感じます。
seidai:ぼく、最初は日本のユーザー向けにつくっていたんです。そのときは、アンチコメントがめっちゃありまして。そこで逆に、アンチの人たちに向けて動画をつくろうと思ったんです。
ー と言いますと?
seidai:日本人って海外に憧れているし、欧米人が何かをしたら手放しで拍手を送るじゃないですか。だから、自分も身近な存在というより、ちょっと遠い存在になるようにブランディングしていったんです。動画にも日本語は一切書いていないし、どこか外国人っぽい見せ方にしています。
ー 結果、アンチはいなくなりましたか?
seidai:ほとんどいないですね。逆にそこから、フォロワーがグッと伸びたので、間違ってなかったんだなと実感しました。