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それぞれのペット物語。-イヌ編-
I ♡ DOG

それぞれのペット物語。-イヌ編-

ネコ派か、イヌ派か。それぞれの良さがあるので「どちらかなんて選べない!」という声も聞こえてきそうですが、ひとつ言えるのはどちらも最高な存在だということ。飼い主とペットとの関係には、1組1組違いがあって同じものなどなく、台本のない生き物との生活はとても豊かで、触れる度に大切な感情を与えてくれます。前回のネコ好きの方々に続き、今回は3組のイヌ好きのいつもの日常に少し触れさせていただきました。

01:UE×ロッキー & MonyHorse×ダニエル

タトゥーイストとして活躍するUEさんと、ラッパーとして絶大な人気を誇るモニーホースさんは、イヌ・タトゥー・音楽+αと、好きな共有言語がたくさんある友人同士。ロッキーとダニエルも、飼い主同様の相性です(!?)。

PROFILE

UE

中目黒の人気タトゥーショップ「ザ·パーラー(THE PARLOUR)」のタトゥーイスト。トラディショナルなモチーフから太いアウトラインが特徴的な作風まで、そのスキルとセンスで多くのファンを持つ。
Instagram:@ue_the_parlour
Instagram:@theparlour_official

不規則な生活を少し正し、日常を豊かにしてくれる。

ー ロッキーという名前の由来を教えてください。

UE:この子を迎え入れたときに、名前をどうするか悩んでいた時期があったんです。子供のころに飼っていたイヌがロック(ROCK)という名前だったので、「それにYを足してロッキー(ROCKY)にしようかな」なんて漠然と考えていたんですが、ちょうどお店に遊びに来た友人が、この子のことをいきなり「ヘイ、ロッキー!!」と呼び出して。そんな偶然が重なったので、「コレだ!!!」と思ってロッキーと名付けました。あとで聞いたんですが、その友人は前日に映画『ロッキー』を見ていたようで、ただノリで呼んだそうです(笑)。

ー 自分では「すごい運命だ!」と思ったらまさかのオチですね…(笑)。ロッキーを迎え入れたきっかけはなんだったんですか?

UE:ロッキーを飼う前に、コリーやビーグルを飼っていた経緯があって、いつかまたイヌと生活したいと考えていたんです。先代(ビーグル)が亡くなって約11年が経って、良い出会いがあり、何度か会ううちに迎えることを決心しました。

ー 出会いの場所はどちらですか?

UE:お店の装飾を自分たちでDIYでやっているので、必要な道具やペンキをホームセンターに買いに行っていたんですね。そこにいたのがロッキーで、何度かホームセンターに通ううちに、ロッキーに会うのが目的の1つになってしまっていて(笑)。ちょっと我慢していたんですが、最終的に抱っこしてしまって、連れて行こうと決めました。

ー ロッキーがいて良かったと思うのは、どんな瞬間ですか?

UE:朝起きてから寝るまで、日々の時間すべてが最高です。もともとイヌ好きですし、やっぱり一緒に生活するようになって、その楽しさを噛み締めていますね。

ー 飼い主ならではの自慢ポイントはありますか?

UE:チワワの中ではサイズが大きいのが可愛いですね。あと、家にいるときに救急車や消防車のサイレンが鳴ると、音色を合わせて歌うように吠えるのが愛らしいです(笑)。

ー それ、めちゃくちゃ見て見たいです! 食べものの好物や好きなことはありますか?

UE:好物はとりのささみ、おいも、馬肉乾燥ステーキですね。一緒に散歩したり、バッグに入って自転車で出かけたり、ドライブしたり、外出すると喜んでくれます。陽が当たるのが好きみたいですね。家ではお気に入りのクマのぬいぐるみと、よくファイトを繰り広げています(笑)。

上/外を移動する時は、斜め掛けのバッグの中に入れて持ち運んだり。
下/以前飼っていたビーグルをモチーフにした、陶器製の置物をディスプレイ。他にも陶器製の置物が何点かあり、どれも1960〜1970年代製が多いとのことです。

ー UEさんの気に入っているイヌ用アイテムを教えてください。

UE:Qさん(※Tokyo Hemp Connection)からもらったリードと、後輩のキクちゃんにもらったレインコートです。かっこよくて愛用しています。

ー いま狙っているイヌ用アイテムはありますか?

UE:室内に置くイヌ用テントですね。狭いところが好きなので、自分の部屋みたいな感覚で使えるテントを置くと喜ぶんじゃないかなと。テントの中にロッキーが入っている姿は、きっと可愛いハズですから(笑)。

ー 間違いなく可愛いと思います(笑)。最後にイヌとの暮らしのおすすめポイントはありますか?

UE:日常が楽しく豊かになっていくのはもちろんなんですけど、散歩や運動を自然と一緒にすることで、自分の運動不足解消になったり、私生活が少し規則正しくなるんですよ。飼い主の健康という面でも良いことがあります。イヌ生活、楽しいことばかりなので本当におすすめですよ!

PROFILE

MonyHorse

1994年生まれ、東京の王子発のラッパー。YENTOWNに所属し、ソロだけでなくMONYPETZJNKMNとしての活動も。今年の2月には世田谷区太子堂に「MONICHIKI HOUSE」というハンバーガーショップもオープン。
Instagram:@420horsepower
Instagram:@monichikihouse

言葉を話さなくても意思疎通できる、最高の相棒。

ー 名前の由来と、迎え入れたきっかけを教えてください。

モニーホース:パッと見でイケメンだったので、ダニエルと名付けました。こいつに似合う名前だなと思って。愛称はダニー、普段はそう呼んでいますね。犬種はチワックスという、チワワとミニチュアダックスフンドのミックスなんですけど、ペットショップで出会って、ひと目惚れしちゃって。何度かショップに通って、迎え入れることを決めたんです。

ー ダニエルとの生活で嬉しいと思う瞬間はどんな時ですか?

モニーホース:オレが家に帰ってきたら、バーっと走って出てきて喜んでくれることですね。胴体が長いんで、嬉しいときに腰をグイングインさせて走ってくる姿が可愛いんですよ(笑)。短い足でぴょんぴょん飛び跳ねるのも愛らしくって。

ー その動き、可愛すぎます!! ダニエルの自慢ポイントを教えてください。

モニーホース:ダニエルはスムースコートで毛が短くて、このツヤツヤした姿が自慢ですね。あとはナイスなキャラ。人懐っこくて、目を見てくれるんですよ。周りの人からも表情豊かだねって言われるし、可愛いやつです。オレが「ワンッ!」って唐突に話しかけたら、「ワンッ!」って返してくれますね(笑)。

ー イケメンでナイスなキャラ、人間だったらめちゃくちゃモテそうですね…! ダニエルはどんなことが好きですか?

モニーホース:お散歩が大好きですね。“散歩”って言葉を理解しているんで、家で口に出すとリードが置いてあるところまで『早く行こうぜ』って感じで引っ張るんですよ。雨が続いて散歩に出れない日が続くと、ちょっと悪さしたりしてきますね。『まだ??』って感じで急かしてきます。あとは褒められるのも大好きですね。褒めてあげると、甘噛みしてきて喜びます。

左上/モニーホースさんの右耳の後ろには、ダニエルの足跡のタトゥーが。右上/〈ブレインデッド(BRAIN DEAD)〉のリールは大切なコミュニケーションツール。下2枚/おやつをあげる前は、躾としてちゃんとお座りをさせてから。お利口さんです。

いつもUEさんのお店に来ては、お互いのイヌを遊ばせたり写真&動画を撮りあったりと、写真のような楽しすぎる時間を過ごしているそう。

ー お気に入りのイヌ用アイテムはありますか?

モニーホース:今日も使っているんですけど、〈ブレインデッド(BRAIN DEAD)〉のリードです。これ、けっこう長さもあって使いやすいし、デザインも気に入っているんですよ。散歩中、帰りたくなるとリードに近寄ってきて『早く帰ろうぜ』って吠えてきます(笑)。

ー リードがコミュニケーションツールでもあるんですね(笑)。今後手に入れたいイヌ用アイテムを教えてください。

モニーホース:お留守番カメラを買おうか悩んでいるところですね。オレが家にいないときになにしているのか姿を見てみたいし、会えないときでもダニエルの姿を見れたら元気になると思うんで。

ー 自宅でのダニエルのお気に入りの場所はどこですか?

モニーホース:オレの膝の上ですね。テレビを観ているときなんてずっと上に乗っかっているし、常に身体がくっついた状態でいます(笑)。

ー イヌが傍にいる暮らしの良いところはどんな点ですか?

モニーホース:やっぱり心が穏やかになりますよね。話しかけても言葉を返してくれるわけじゃないけど、ちゃんと意思疎通できるし、こっちの相手をしてくれる。イヌは人間の心がわかるので。昔から動物が大好きで、鳩やヘビ、熱帯魚など、イヌ以外にもいろんな動物を飼ってきたんです。動物と触れ合うことはなによりもリフレッシュになるし、ストレスなんて吹き飛びますね。イヌが好きなんで、オレが運営しているハンバーガーショップの「モニチキハウス(MONICHIKI HOUSE)」も、ペット連れOKにしているんですよ。何度かダニエルも連れて行ったんですけど、いたずらばっかりするんで、いまは連れて行かないようにしているんですけどね(笑)。

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