モダンなシルエットでつくる、街向けショーツスタイル。
Case 02 Takumi Urisaka
PROFILE

1994年生まれ。名古屋ファッション専門学校を卒業。スタイリスト森田晃嘉さんに師事し、2020年に独立。ストリートからモード、古着までカバーする若手スタイリストの筆頭格。今年4月、念願のマイカーを購入。実家はうどん屋さん。
Instagram:@tim1112u


ー ショーツはよく穿きますか?
もともとたまに穿く程度だったんですけど、去年から穿く機会が増えました。楽チンだからっていうのはもちろん、気分も相まって。
ー 気分、ですか?
普段がフルレングスな分、ショーツを穿くとスタイリングの幅が広がるじゃないですか。ソックスのカラーや丈感だったり、シューズのボリュームを考えたリするのが楽しいんです。それに、穿くだけで開放的な気分になれるのも理由のひとつですね。
ー ショーツを穿く際のこだわりを教えてください。
全体のシルエットを意識しています。例えば、短めのショーツならややタイト目かジャストサイズのトップス、膝下丈なら上もルーズなアイテムを合わせてみたり。そこから、小物を選んで仕上げるイメージです。


ー 今日履いていただいたのは、「The Original」のなかでも長めのレングスとなる18inchのものです。
膝の少し上にくる丈感ですね。これくらいだと、トップスは大きめなものを選んで、足元はボリューミーなシューズの方が良いのかな。ローテクのものを選ぶと、サーフ感が出過ぎてしまうと思うので。
ー スタイリングでは、どんなことを意識しましたか?
黒と白のチェッカーフラッグが特徴的だったので、小物はすべて黒で統一しています。トップスはアウトドアブランドのブルーのオーバーサイズシャツを羽織って、機能的だけど街っぽさもある着こなしにしてみました。
チェッカー部分が、ほんのり淡い風合いなのも好印象。初見では派手かなと思ったんですけど、実際に穿いてみると全く悪目立ちせず、良いアクセントになってくれました。

ー 機能面はいかがでしょう。
頻度は減ってしまったものの、息抜きでたまにバスケやスケボーをするんです。今日は久しぶりのバスケだったんですけど、軽くて本当に動きやすい。すごくドライタッチだったので、まるでトランクスを穿いている感覚でした。ボードショーツって海のイメージが強いアイテムだと思うんですけど、これはレジャーやアウトドアにも穿いていけますね。
ー 今年の「GREENROOM FESTIVAL」には〈クイックシルバー〉のブースがあり、そこでも購入できるみたいです。
フェスでも絶対に活躍してくれると思います。速乾性があるので飲み物をこぼしても気にならないですし、ストレッチが効いているからストレスなく動ける。この時期の野外フェスって、天気が荒れることも多いじゃないですか。そういう意味でも、このショーツはすごく便利だと思います。