Interview 1. 石渡 誠/アーティスト

現代美術家としてキャリアをスタートし、現在は「core」の名義で、スケートボードの廃デッキを用いてプロダクトをつくる。逗子在住。
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ー 石渡さんは「逗子海岸映画祭」にはどういう関わり方を?
石渡:第4回目から、スケートのランプを作っています。ちなみに、今日は「ストリートカルチャーデイ」という名前ですけど、以前まで「スケートボードデイ」っていう名前だったんです。でも、街中でいろいろ問題になったときに、スケートボードを掲げるのは厳しいっていう話になってしまって、この名前になりまして。ほかにも、この日1日の全体をプロデュースしてたりまします。
ー 石渡さんのスケートボード歴を教えてください。
石渡:小3から乗ってますね。というのも、葉山とか鎌倉に住んでいる人たちってサーファーになるんですけど、この辺は本当に波がないから、なんでかスケボーのカルチャーが根付いているんです。近くにあるウンドコ(第一運動公園)なんかは、割とスケーターのなかではカルト的な人気があったりして。
ー ランプ自体は、毎年違うものなんですか?

石渡:そうですね。毎回作っては解体してっていう感じだからいつも違う。今年は、コーピング(アールとプラットホームとの接点になるレールの部分)のなかにマイクを仕込んで、その音が会場に鳴るようにしたんです。それにエフェクトもかけて、シャキーンってなるように。
ー 「逗子海岸映画祭」の特徴って、なんだと思いますか?
石渡:横の繋がりが強いことですかね。ほとんどをローカルの繋がりでやっているので。今回は3年ぶりだったので、ちょっと手際が悪かったですね(笑)。設営も、いつもより進みが遅かった。でも、会場に来てくれたみんなが幸せそうで、うれしいです。

ー 最後に、今日履かれている〈ヴァンズ〉の履き心地も教えてください。
石渡:実はこれ、今日のために買いました(笑)。ほかにも結構持っているんですけど、〈ヴァンズ〉は「オーセンティック」が好き。ペラペラでいい加減な感じが。ゆる〜くいきたいですよね。

