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逗子海岸映画祭で開催された、ストリートカルチャーな1日。
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逗子海岸映画祭で開催された、ストリートカルチャーな1日。

ゴールデンウィークにだけ現れる蜃気楼「逗子海岸映画祭」。コロナの影響で、3年ぶりの開催となった今年は、そんな風物詩を待ち焦がれていた人たちで連日大盛況。なかでも5月5日の「ストリートカルチャーデイ」には、スケーターたちが各地から訪れ、豪華DJ陣も参加し、湯川正人さんの映画も上映されるというイベント盛りだくさんな1日。ゴールデンウィーク最終日、太陽も参加者もギラギラしていた特別な日をレポート!

  • Photo_Ding Ding
  • Edit & Text_KIMURA

Interview 2. 湯川正人/プロサーファー

湘南育ちのプロサーファー。DJやクリエイティブディレクターとしても活動する。Instagram : @masatoyukawa

ー 湯川さんは「逗子海岸映画祭」にはどういう関わり方を?

湯川:今回、自分が作った映画『NATURE CREATIONS』がお披露目されるので、その挨拶もかねて。

ー 湯川さんと言えばサーフィンのイメージが強いですが、この映画は、ちょっとまた趣向が違います。

湯川:これまでもサーフィンを通していろんな場所に行かせてもらっていますけど、あくまでサーフィンがメインで、その土地土地の深い部分を知らなかったんです。海外にもちょうど行きにくくなったから、いいタイミングだと思って日本の文化と歴史を掘ろうと思って。そうして作った作品が『NATURE CREATIONS』なんです。

湯川:いろいろ調べるなかで、日本って本当に素晴らしいものづくりやカルチャーがあって、その一方で後継者不足の問題もあったりする。そうした部分も作品を通して伝えたくて。

ー どんな作品かも教えていただけますか?

湯川:諸説あると思うんですけど、いろいろ調べる中で宮崎県に日本の発祥があるというのを知りました。そして高千穂神社を訪れて、日本に二人しかいないと言われる神社界最高位の称号をもつ宮司さんと対談させてもらって。YouTubeで見ることができるので、この先はぜひ、見ていただいて(笑)。

ー サーフィンのシーンも登場しますが、やはり湯川さんの核には、ずっとサーフィンがあるんですよね。

湯川:そこは間違いないですね。海がないと、ぼくのクリエイティブは生まれません。だから最終的には、海などの自然やサーフィン業界に還元していきたいと思っています。

ー 世界の海を知る湯川さんには、日本のサーフシーンはどう映っているんでしょうか?

湯川:まだまだ、大手企業のサーフィン業界への進出は少ないと思っています。いままで先輩方が作ってきた良いサーフカルチャーは残しつつ、気持ちよくない文化は、変えていきたいと思っています。

現に、いまの子たちって、外から来たサーファーにも積極的に挨拶するしリスペクトもある。そういう関係も、ぼくら世代が引っ張って、次世代のためにも環境を整備してあげたいとは思っています。

ー 最後に、スポンサーにもなっている〈ヴァンズ〉の感想も聞かせていただけますか?

湯川:〈ヴァンズ〉には23歳からサポートいただいていて、体の一部になりました(笑)。なかでも自分は、海外のサーファーのシグネチャーが好きなんです。今日履いてきたものも、オーストラリアのウェイド・グッドオールのモデル。デザインも色味も好きだから、これは穴があくまで履くと思います(笑)。

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