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二極化していくアウトドアスタイル。 MONTHLY JOURNAL May. 2022 vol.1
Luxury

二極化していくアウトドアスタイル。
MONTHLY JOURNAL May. 2022 vol.1

ここ数年のアウトドアブームは、これまでの日本アウトドア史のなかでも最高到達点を記録したと言っていい。そのなかで、より多くの人がアウトドアの基本を知り、ギアの知識を身につけました。そうしていま、アウトドアのスタイルは二極化しています。ラグジュアリーに不自由なくアウトドアを楽しむか、アウトドアの不便さを享受して自然に溶け込むか。今月のマンスリージャーナルは、そんな2つのスタイルのいまを探っていきます。Vol.1は、ラグジュアリーにアウトドアを楽しむ編。

  • Photo_Utoo Takuma
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Yuka Koga

Live in luxury 瀟洒なアウトドアを楽しむための道具5選。

シーンの二極化をうけて、キャンプギアも贅沢なものが増えてきました。ガレージブランドはもちろん、これまで掘られてこなかった異業種がつくるアイテムも、キャンプに転用されはじめています。それでは最後に、注目のゴージャス系ギアをご紹介です!

Carl Hansen & Søn
カール・ハンセン&サンのBM アウトドアシリーズ デッキチェア

デンマークの名品家具メーカーのプレミアムなアウトドアチェア。

北欧家具ブランドの雄、〈カール・ハンセン&サン〉は、意外にもアウトドアチェアのラインナップが豊富。もちろん、そのすべてが高品質です。このチェアは、くつろぎを誘う傾斜したフォルムと折りたたみ機能を備える、シンプルでいて優雅な一脚。こういう質の高いものは、焚き火の近くで優雅に使うのがいい。最初は少し、勇気がいるけど。
¥108,900

INFORMATION

カール・ハンセン&サン

www.carlhansen.com

NANGA
ナンガのレベル8 -23 オーロラライト

ダウンメーカーがつくる最高峰のスリーピングバッグ。

ライトユーザーにとっては見かける機会の少ない代物ではあるけど、実はこれが〈ナンガ〉の最高峰です。極寒を想定したモデルで、〈ナンガ〉の技術力がこのひとつに集結。-23℃に対応するほか、防水かつ軽量。無敵というわけです。冬の寒さもなんのその。厳冬期の北海道の山くらいがちょうどいい。
¥94,600

INFORMATION

ナンガ

nanga.jp

amadana
アマダナのカセットコンロ

ノイズのないモテコンロ。

言ってしまえば、外に持ち出せるものはすべてギアなのです。このカセットコンロが、その筆頭。にしても、こんなに美しいカセットコンロは見たことない。本体には、業務用でしか採用しない堅牢で鋳肌の美しいアルミダイキャストを採用していて、スーパーミニマルデザイン。こんなのをギアバッグから出した日には、ちょっとしたヒーローになれるでしょ。
¥16,800

INFORMATION

FIRESIDE
ファイヤーサイドのコッパーシェラカップ 500&リッド

薪ストーブメーカーの銅製ギア。

手馴染みのよい重量感、安定して掴めるハンドル、使い込むほどに味わいが増す銅の風合い。工芸品です、これはもう。直火にあてるのははばかられるけど、ススにまみれればまみれるほど、ある種の輝きが増していくことでしょう。これを掌(たなごころ)にとって、じっくり料理を楽しんで。
シェラカップ¥6,800
リッド¥4,800

INFORMATION

ファイヤーサイド

www.firesidestove.com

MINIMAL WORKS
ミニマルワークスのギャレットランタン

シリアルナンバー入りのクラシックランタン。

韓国の新鋭アウトドアブランド〈ミニマルワークス〉による、クラシックなデザインの「ギャレットランタン」。炭鉱で使われていたランタンのデザインをモチーフに、〈ミニマルワークス〉が得意とするヴィンテージライクな一品に仕上がっています。写真だけ見ると「高過ぎない?」と思うけど、手にとって近くで見れば、その価格も納得なのです。
¥24,200

INFORMATION
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