中島有哉さん(FAN/3F)
PROFILE
モードやハイテク、ストリート、古着、雑貨など、幅広いジャンルを扱うセレクトショップ「FAN 渋谷パルコ店」のショップスタッフ。大学卒業後、地元滋賀県から東京へやってきて、今年で3年目。80年代のファッション、とりわけ短丈やボンタンなどの不良カルチャーを象徴するアイテムが好み。この日もエナメルベルトをつけてきてくれた。
Instagram:@n.y55_77y.n
ー 暦のうえでは夏がはじまるのはちょっとだけ先のようです。とはいえ気温の高い日が続いていますし、夏のイベントやフェスも、すでに各地で開催されています。中島さんはもう夏を感じていますか?
中島:ちょうど昨日、一昨日と、友達の結婚式があって実家のほうに帰っていたんです。ついでに墓参りをしたんですが、墓石に水かけるじゃないですか、そしたら乾きの早さが尋常じゃなくて。「めっちゃ夏やん!」って、その瞬間に夏を感じました(笑)
ー 夏はお好きですか?
中島:大好きです! といっても、マリンスポーツとかフェスとか、いわゆる夏らしいことをするわけじゃないんですが。
ー どんなことをして過ごすことが多いですか?
中島:15時くらいに、直射日光のあたる場所で上裸で寝てることが多いです(笑)。 からだのふだん光が当たっていない場所に、陽の光が当たる感覚が好きで。
ー かなりプリミティブな夏のたのしみ方ですね(笑)。おすすめのスポットはありますか?
中島:錦糸町のとあるビルの屋上。目の前の通りを走る車をただ眺めながらぼーっとするのが、最高に気持ちいいんですよ。実は、僕が東京に来て初めて住んだマンションなんですが。
ー 引っ越してからも行くほどの屋上、気になります…。そういえば渋谷パルコの屋上もよく日光浴している方がいますよね。
ー 夏のファッション事情についても訊かせてください。この夏、とくに気になっているアイテムや、したいスタイリングはありますか?
中島:最近は、シルクの洋服が気になって、よく着ています。風通しがよくて涼しいですし、歩いていると風を含んでくれるので、華奢な体型をカバーできるところも好み。自宅で洗濯して、シワも気にせず着ちゃいます。あと、シャツも好きなので、夏は胸元の開き具合を調整できるタンクトップがマストアイテムです!
ー そのヘアゴムは何ですか?
中島:よくぞ訊いてくれました! これも、毎年夏になったら絶対につける必需品です。Tイチにパンツだとコーディネートがさみしいのと、女子ウケも狙って。ほとんどつっこまれることないんですけど、伏線は、たくさん張っておいたほうがいいかなと……(笑)