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【TBSJ】ヒトレシピ。Recipe 1 長坂常(スキーマ建築計画) 夕方、川っぺりでビールを飲みながら食べたいビリヤニ。

【TBSJ】ヒトレシピ。Recipe 1 長坂常(スキーマ建築計画)
夕方、川っぺりでビールを飲みながら食べたいビリヤニ。

鳥羽周作ジャーナル、略してTBSJという連載がスタートします。その中の企画「ヒトレシピ」は、たった「ひとり」に向けたレシピであり、世界でただ「ひとつ」のレシピからネーミング。不特定多数ではなく、鳥羽さんがある一人のためにレシピを考案し、実際に調理しながらトークをするというもの。第一回目のお相手は、「スキーマ建築設計」を率いる長坂常さん。実際のところ、鳥羽さんの本業は料理ではなくトークなのではないかと思うくらい、硬軟さまざまなトピックを漂流しつつ、行き着いたのはいまの時代を捉えた芯のある対談となりました。もちろん料理のレシピも必見!

  • Photo&Movie_Kousuke Matsuki
  • Movie Direction_Hiroaki Takatori(BONITO/Rhino inc.)
  • Moive_Reiji Kurosawa、Keishi Sawahira
  • Movie Edit_Yuki Onoda(BONITO/Rhino inc.)
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Shuhei WakiyamaRyo Komuta

長坂 常さんへのヒトレシピ。
「夕方、川っぺりでビールを飲みながら食べたいビリヤニ」

材料(2人分)
「ビリヤニ」
・バスマティライス 185g(ジャスミン米でも可)
・鶏もも肉 250g
・ミント 3g
・パクチー 5g
・玉ねぎ 100g
・S&Bカレー粉(赤缶) 20g
・トマト缶(カット) 80g
・ニンニク(すりおろし) 6g
・生姜(すりおろし) 6g
・水 80ml
・塩 適量
・オリーブオイル 適量
・蜂蜜 8g

「サラダ」
・赤玉ねぎ 30g
・パクチー 5g
・白ワインビネガー 10g
・オリーブオイル 10g
・塩 ひとつまみ

①下準備。
飴色玉ねぎ用の玉ねぎ(100g)を繊維に沿うようにスライスする。サラダ用の赤玉ねぎ(30g)は繊維を断つように薄くスライスし、水で流し、辛味を抜くために水へ浸けておく。鶏肉(250g)は皮を剥ぎ、米を茹でる際に使うため取っておき、肉はひと口大にカットする。バスマティライス(185g)は水に30分間浸水させておく。

②玉ねぎを炒める。
飴色玉ねぎをつくる。鍋に多めのオリーブオイル(大さじ2ほど)を入れて、強火で玉ねぎを炒める。ポイントは玉ねぎを動かしすぎずに、揚げるようなイメージですること。チリチリと音がしたらヘラで動かし、焼き色がしっかりついたら数度に分けて水(適量)を入れ、混ぜながら蒸発させこそぎ落としながら炒める。

③カレーにする。
鍋にトマト(80g)を入れ、強火のまま混ぜながら炒めて水分を飛ばし、ピューレ状にする。火を止め、カレー粉(20g)を鍋に入れて馴染ませる。にんにく(6g)と生姜(6g)を入れて再度馴染ませたら鶏肉を入れ、少しずつ水(適量)を入れてこそげ落としながら中火で炒める。ある程度色が変わったら水(80ml)を少し多めに入れて、カレー感を出していく。塩(適量)とはちみつ(8g)を入れて、湧いたら蓋をして弱火で10分加熱する。

④米を茹でる。
別の鍋を用意し、米を茹でる用のお湯をつくっておく。米の下味として取っておいた鶏肉の皮と塩少々を鍋に入れ、浸水させた米を入れて茹でる。6分ほど経ったらざるで湯切りをし、ざるに米をあげておく。ここでしっかりと水気を切るのがポイント。中に入れた鶏皮はここで取り除くように。

⑤炊き上げる。
カレーの水分量を見て、必要であれば火を強めて混ぜながら水分を飛ばし、ルーと具材を1:1ぐらいにする。パクチー (5g)とミント(3g)をちぎって入れる。茹で上げた米を鍋に入れ、米で蓋をするように表面を平らに整え、ハーブの香りを閉じ込める。中火で5分、弱火で15分、蒸らし10分で米を炊き上げる。

⑥サラダを載せて完成。
鍋を開け、米を切るように混ぜる。白い部分が残るようにまばらに混ぜることで、箇所によって味の違いが楽しめる。皿に盛り付け、サラダの用意をする。水気を切った赤玉ねぎと、ちぎったパクチー(5g)をボウルに入れ、ホワイトビネガー(10g)とオリーブオイル(10g)で味付けをする。お皿に盛って完成。

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