DAY3 ついに最終日。釣りとうどんに悔いはなし！
早いもので3日目の最終日。早朝から向かったのは、香川有数のバススポットである府中湖。県内最大規模のフィールドで、陸っぱりのポイントが多数ある場所です。流れ込んでいる河川で竿を出してスタート！ 前日の金砂湖もそうですが、水が流れている場所は狙いを絞りやすいのです。魚は流れに逆らって泳ぐ習性があるし、そういうバスは食いっ気が強いことが多いらしい。流れが強いところでは岩に隠れていたり、流れが弱まっている部分にいたりするから、湖よりもポイントを見極めやすくなっています。
池本：今日はベイトリールを使ってスピナーベイトで釣りたい。目指せスキルアップ。
石井：まだ釣れていないから、今日は絶対に釣る。昨日の反省を活かして、焦らずに。
小松：昨日は集中力を切らしちゃったから、今日はバッチリ、でかバスを釣りたいです。
そんな2日目ボウズの3人は気合を入れましたが、あまりバスの反応はよくないようです。しかし、それでも釣るのが川村さん。くぅーーー！ 何度も言いますが、さすがです！ 平本は離れた場所に行っていましたが、調子はどうでしょう？
平本：川村さんに教えてもらったスピナベサイトを試したら、50cmくらいのでかバスがヒット。でも、うまくアワセられず、逃しちゃいました……。それからはウンともスンとも言わない状況です。
みんないろいろ試しましたが、釣れずに終了。昼食にうどんをハシゴして、一番よかった門入ダムへ再挑戦することに。天候が心配でしたが、ばっちり晴れました！ 泣いても笑っても、ここが合宿最後の勝負です。
到着して早々に釣り上げたのは平本！
平本：実は1日目、同じ場所でバラしちゃっていて。その時の反省を活かしつつ、同じ大きめのストレートワーム、スティーズ ネコストレートで釣りました。バスが泳いでいる先に落としたら、3匹も集まってきて。一部始終が見えていたから、おもしろかったです。
有終の美を飾るべく、ほかのメンバーも平本に続こうと試行錯誤します。
池本：サイズアップをしたいから、午前と同じくベイトリールでスピナーベイトを投げていて。やっぱりバス釣りは、ベイトリールですね。ルアーの幅が広がるし、着水をコントロールできるから、楽しみが増します。
市川：川村さんに教えてもらったスピナベサイトを試しています。アタリはあったけど、バラしちゃいましたよ……。
小松：とにかく、大きさよりも数を重視して、初日と同じ釣りを。心地よく水に流される、ワームの気持ちになっています。早く食ってもらいたい。
そして、釣れていなかった石井が声を上げたっ！
石井：かわいいチビッ子ですけど、なんとか釣れてよかったです！ 川村さんのアドバイスどおり、流れ込みに落として誘っていたら見事キャッチ。あとはサイズアップを狙います。
そしてその数分後にまたしても石井が釣り上げる！ ここにきて陸っぱりのコツを掴んだようです。
その後も諦めずにルアーを投げますが、時間が迫って納竿。メンバー全員がバスに触れた釣行は久しぶりでした。
石井：釣りとうどんをたっぷり堪能できて、本当に楽しかった！ 最高だったから、また来たいですね。充実した合宿になったと思います。
平本：毎日1匹ずつですが、全部40cmオーバーを釣れてよかった。関東では味わえないロケーションも最高でした。
市川：すごく楽しませてもらった合宿でした。仲間たちと一緒に遠出して釣りをするだけでも楽しいけど、ご当地のおいしい特産品を食べるのも醍醐味かと。
小松：初めての四国、最高。バス釣りのおもしろさを改めて実感できてよかったです。うどんのおいしさも知れたから、また来たい！
池本：とにかく釣るという目標を達成できてよかった。スタッフの方々から、いろんな話を聞く時間が多くて、次の目標を立てられました。
こうして幕を閉じたフイナム フィッシング クラブの夏合宿。思う存分釣りをしたし、たらふくうどんも食べました。冒頭のとおり、ブラックバスは日本中にいるワケだから、また釣りをしながらいろんな土地を巡りたいですね。観光メインで、ついでに釣りをする旅行もアリかもしれません。いやあ〜、本当にいい趣味です！
